リピート必至！家族が喜ぶごはん。食べ盛りの子どもがいるとチャーハンや焼きそばは外せません。大人たちも大好きな栗原はるみさんのとっておきをご紹介！
本日は、栗原はるみさんの「まいたけと空芯菜のあんかけ焼きそば」のレシピをお届けします。
リピート必至！家族が喜ぶ麺
栗原はるみさん家の「まいたけと空芯菜のあんかけ焼きそば」
「私が普段からいちばん作っている麺料理といえば、あんかけ焼きそばです。子どもたち孫たちはもちろん、夫も晩年まで牛肉とまいたけに空芯菜や小松菜を組み合わせたこのあんかけが大好きでした。うちに集まる仕事仲間や友人たちもこの焼きそばのファンが多く、リクエストされて何度も作るうちにもっとおいしくして喜ばせたいと工夫を重ねてきました。麺は１本１本ほぐしてから弱火でじっくり焼き、カリッとした部分とふわっとした部分の両方楽しめるように。あんの調味料は覚えやすい配合で、ぴたりと味が決まります。このあんはごはんにかけてもおいしいです」（栗原はるみさん）
材料・3～4人分
中華蒸し麺……3玉
牛切り落とし肉……200g
空芯菜……2束（約200g）
まいたけ……2パック（200g）
長ねぎの青い部分……5～6cm長さ
しょうが（つぶす）……小1かけ分
にんにく（つぶす）……1かけ分
塩、こしょう……各少々
サラダ油……適量
Ａ
・スープ（顆粒鶏ガラスープ小さじ2を湯2カップに溶いたもの）
・紹興酒……大さじ2
・しょうゆ……大さじ2
・オイスターソース……大さじ2
水溶き片栗粉（片栗粉・水……各大さじ2）
ごま油……適量
和辛子、酢、ラー油……各適量
※ねぎオイル、にんにくオイル（こちらを参照）があれば、具を炒めるときに使うと風味が増しておいしい。
作り方
- 空芯菜は洗って水気をよくきり、5～6cm長さに切って茎と葉に分けておく。まいたけは大きめの小房にほぐす。長ねぎは縦2～3等分に切る。
- 牛肉は大きければ食べやすい大きさに切る。
- 水溶き片栗粉の片栗粉は分量の水で溶いておく。
- 麺は１本１本丁寧にほぐしておく。
- フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、麺を入れて広げ、弱火でじっくり焼きつける。焼き色がついたら油大さじ1を足して上下を返し、全体をほぐしてさらにカリッと焼く。時間は20〜30分。
- 鍋にＡの材料を合わせて火にかけ、温めておく。
- 深めの鍋にサラダ油大さじ2を熱し、しょうが、にんにく、長ねぎをよく炒めて香りが出たら牛肉を炒め、軽く塩、こしょうをし、サラダ油適量を足してまいたけを炒める。空芯菜の茎、葉の順に加え手早く炒め合わせる。
- （６）を加え、煮立ったら水溶き片栗粉でとろみをつけ、仕上げにごま油で風味をつける。
- （５）の麺を全体に空気を入れるようにふわりとほぐして器に盛り、（８）のあんをたっぷりかける。
- 好みで和辛子を添え、酢やラー油をかけていただく。
栗原はるみさん
自由な発想の家庭料理とライフスタイルの提案が幅広い年齢層から支持され、TV、書籍等で活躍を続ける料理家。パーソナルマガジン『haru_mi』を中心に、著書発行部数3000万部を超え、一部は海外でも翻訳されて人気。
撮影／竹内章雄 スタイリスト／福泉響子 取材・原文／秋山静江 撮影協力／アワビーズ UTUWA
詳しくは2019年LEE12月号別冊付録（11/7発売）栗原はるみさんの「定番中華」＆「ごちそう中華」をご覧下さい。
