ごぼうと牛肉の炊き込みごはん
肌寒くなってきた秋に食べたくなる炊き込みごはん。さまざまな食材の中でも、ごぼうと牛肉は相性抜群! 米はだしで炊くので、具の甘辛味はしっかりとつけるのがコツ。ピリッとした山椒をきかせます。
材料・4人分
米……2合
牛切り落とし肉……150g
ごぼう……100g
青ねぎ……適量
実山椒の塩漬け……大さじ1(または粉山椒……適量)
砂糖……小さじ2
だし……2カップ
サラダ油……小さじ2
A)
しょうゆ……大さじ1〜11/2
みりん……大さじ1
作り方
- 米は洗ってザルに上げ、30分ほどおく。
- ごぼうはささがきにし、5分水にさらして水気をきる。青ねぎは小口切りにする。
- フライパンにサラダ油を熱し、ごぼうと牛肉を入れて中火で1分ほど炒める。砂糖を振り入れて軽く焦がし、Aを加えてさっと煮からめて火を止める。
- 土鍋に①とだしを入れ、③、山椒をのせ(粉山椒の場合は食べる直前に振る)、フタをして強火にかける。沸騰したら弱火にして15分炊き、10分蒸らす。さっくり混ぜて、青ねぎを振る。
肉に赤みが残っているうちに砂糖を振り、少し焦がしてコクを出すのがコツ。その後、しょうゆとみりんをプラスする
米とだしの上に、甘辛く炒めた具をのせて、山椒を散らす
炊飯器を使って炊き込みごはんを作る場合
米を土鍋や鍋に入れる段階で炊飯器に変え、水加減は調味料を加えた後、2合の目盛りまで水を足します。その上に具をのせてスイッチオン。炊き上がりに生野菜などを加える場合も同様にし、その後10分ほど保温します。鍋で具や米を炒めて、そのまま水分を加えて炊くレシピは、炒めるまでをフライパンでやって、炊飯器に移します。
2018年11月号【ボリューム「炊き込みごはん」とヘルシー「混ぜごはん」】より
堤 人美
身近な素材にひと工夫加えた、作りやすいのに新鮮なおいしさのレシピで人気。雑誌や書籍のほか、企業のレシピ開発やCMの料理制作など幅広く活躍。近年韓国エンタメに夢中になっていることから、韓国料理の研究にも余念がない日々。