HAMACHO HOTEL「最高の睡眠ルーム」とは…
以前、寝具メーカーの「西川」で、パワーナップ(積極的仮眠とも呼ばれる、短時間のお昼寝のこと)ができる『ちょっと寝ルーム』を体験取材してから、質のいい睡眠への関心が高まっていた私。日本橋浜町にあるHAMACHO HOTELが「最高の睡睡ルーム」を期間限定で提供すると聞き、体験取材に行ってきました!
HAMACHO HOTELの「最高の睡眠ルーム」は“質の高い、最高の睡眠の体感”をコンセプトにした部屋・設備・サービスを提供する宿泊プラン。部屋の湿度や温度、照明の明るさにもこだわり、7つの企業が提供する「食、空間、音楽、香り」などの快眠サポートアイテムやサービスを室内に設置し、睡眠の質を高める過ごし方を体験できます。
宿泊プラン自体は9月限定でしたが、日々の睡眠の質を高めるちょっとした工夫やヒントなど、すぐ実践できることもあったので、宿泊体験の様子とともに紹介したいと思います。
「最高の睡眠ルーム」の設備やサービスを紹介
「最高の睡眠ルーム」には、”最高の睡眠体験“をサポートするために、さまざまな設備・アイテム・サービスが導入されていました。簡単に紹介したいと思います。
大きな窓がある開放的な部屋
HAMACHO HOTELの客室は、日本の職人による手しごとを取り入れた、シンプルながらも温かみがある居心地のいい空間が特長。「最高の睡眠ルーム」の部屋は、2面に窓が広がる開放的な部屋になっていて、朝日をたっぷり浴びながら目覚めることができます。
最新の睡眠科学を取り入れたマットレス&ピロー
宿泊する部屋の寝具は、「西川」の機能性寝具シリーズが導入されていました。最新の睡眠科学を取り入れた、ヘルシーライトマットレス&ヘルシーピロー(Dots)で寝ることができます。こちらのマットレス、よく見るとドットのような凹凸があり、点で腰をやさしく支えて負荷を減らしてくれるそう。ピローはネックサポート構造で、首筋にやさしくフィットします。
睡眠の質を高める効果が期待できるチョコレート
部屋には「江崎グリコ」の『メンタルバランス®チョコレート GABA フォースリープ』が用意されています。こちらのチョコレートには、眠りの深さやすっきりした目覚めといった睡眠の質を高める機能があることが報告されているGABA成分(y-アミノ酪酸)が配合されているんです。就寝前のリラックスタイムに食べるのがおすすめなんだそう。
オーディオシステム、音楽、アロマ…
「ヤマハ」のデスクトップオーディオシステム『TSX-B237』が設置されていて、心地よい良質な音を楽しむことができます。しかも、国内のデジタル配信のマインドフルネス分野でトップクラスのシェアを占める「クロア」によるヒーリングサウンド『A Prelude to Deep Sleep』を聴くことができるんです。『TSX-B237』はアラーム機能も充実しているから、起床時にちょうどいい音量の音楽で、心地いい目覚めもサポートしてくれます。
また、アロマディフーザーも設置されていて(写真左奥の黒いもの)、上質なフレグランスを提供する「GRASSE TOKYO」が「最高の睡眠ルーム」のためにブレンドした心地いい香り包まれながら過ごすことができます。
自分でブレンドするアロマバスソルト
ロビーの前で、好きな香りを選んでオリジナルのバスソルトをつくれるサービスもあり。「生活の木」が提供するバスソルト、アロマオイル、ドライハーブをブレンドした自分だけのアロマバスソルトで入浴できるなんて、なんとも贅沢! こちらのサービスは、HAMACHO HOTELの通常の宿泊者向けサービスでもあるので、「最高の睡眠ルーム」の提供が終了した今でも利用できます!
睡眠のスペシャリストの本も
最高の睡眠ルームを監修した、睡眠のスペシャリストでもある医学博士・工学博士の酒谷薫先生の著書「熟睡脳のコツ」も部屋に用意されていました。ツボ押しや生活習慣の改善など、脳をリラックスさせて体にやさしい睡眠をとるためのコツがたくさん紹介されています。
「最高の睡眠」のための過ごし方を実践!
「最高の睡眠ルーム」で、医学博士・工学博士の酒谷薫先生が提案する、「最高の睡眠」のためのおすすめの過ごし方を実践してみました。家ですぐ取り入れられることもあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
寝る1~2時間前に「入浴」
就寝時間の1~2時間前に、少しぬるめの38~40℃くらいのお湯に30分ほど浸かると、リラックス効果で副交感神経が優位になって、眠りに入りやすくなるそう。自分でブレンドした、アロマバスソルトを入れて入浴しました。私はラベンダーとゼラニウムのアロマオイルと、ラベンダーのドライハーブを入れました。好きな香りに包まれての入浴は、気分も最高でした♡
寝る1時間前~就寝までに「ナイトチョコタイム」
入浴のあとは「江崎グリコ」の『メンタルバランス®チョコレート GABA フォースリープ』を3粒食べました。こちらのチョコレートは、就寝前に食べるのが効果的だそう。実は、私、「健康にいいチョコレートって、あまりおいしくないのでは…(どうせ食べるなら、おいしい好きなチョコを食べたい)」と思っていたのですが、味もおいしくてご褒美感がありました。子どもたちが寝てから深夜につい食べちゃうアイスやスイーツを、こちらのチョコに変えてみようと思います!
就寝5~10分前に「瞑想タイム」
チョコレートを食べたあとは、リラックスできるヒーリングミュージックを聴きながら、ストレッチなどもしてみました。さらに、眠りに入る前、5~10分くらいゆっくり腹式呼吸をして瞑想をするのが理想的。眠りにつくときの照明は、明るすぎても暗すぎてもダメなんだそう。室内がうっすら見える、月明かりくらいの0.3ルクスが理想的とのことで、うっすら見えるくらいに調整して眠りにつきました。
起床時「心地いい音楽で目覚め、朝日を浴びる」
朝は、心地いい音楽と、窓から降り注ぐ朝日を浴びて、すっきり起床することができました。自律神経を整えるために大事な「セロトニン」を活性化させるためには、朝日を浴びることとリズム運動(歩行・呼吸・咀嚼などの日常生活レベルの運動)が効果的ということで、シャワーを浴びたり、散歩やウォーキングをするのもいいそう。慌ただしい朝、なかなかそんなことをする余裕はないのですが、この日は家事に追われることもなかったので、朝、散歩をしてみました。写真は、朝の散歩から帰ってきたときに撮影したHAMACHO HOTELの外観写真。緑がたっぷりで爽やかな気分になりました。
「最高の睡眠ルーム」を体験してみて…
家事・育児から解放されて1人で眠るなんて産後初、12年以上ぶりだったので、「興奮してなかなか眠れないのでは…」と心配でしたが、リラックス効果のおかげかすぐに眠れて、朝までぐっすり熟睡することができました。まさに、最高の睡眠を体験することができ、とても幸せな朝を迎えることができました!
ワンオペで家事・育児・仕事をしている私は、日々の生活でいっぱいいっぱいで(やり残した家事と仕事で徹夜する日々…)、睡眠の質を高めるような生活なんて諦めていたのですが、そろそろ健康のこともしっかり考えないといけない年齢になってきたので、限られた時間でもなるべく質のいい睡眠をとれたら…と思います。就寝前のチョコと瞑想はすぐできるので実践中です!
また、今回は宿泊体験取材ということで、子どもたちを夫に任せて1人で宿泊をしたのですが、日常の家事・育児から離れる時間があると、心身ともにリセットできていいなぁと改めて感じました。産後赤ちゃんのお世話でなかなか自分の睡眠がとれないお母さんや、コロナ禍以降なかなか自分のリフレッシュ時間がとれないという人に、ぜひ「最高の睡眠ルーム」を体験してもらいたい!! このプラン、再開希望、いや、定番化希望です! そして、できれば、”ママ割”希望です!笑(自治体の子育て券が使えるとか、どうでしょうか?)
HAMACHO HOTELが素敵だったので紹介!
HAMACHO HOTELもとても素敵なホテルだったので、また宿泊したいです!
チョコレート専門店の「nel CRAFT CHOCOLATE TOKYO」や、ブルーノート東京が手がけるレストン「セッション」が併設されているので、泊まらなくても立ち寄りたいスポット。 周辺にもおしゃれなパティスリーやレストランがたくさんあるので、街歩き&宿泊というプランも絶対楽しいと思います!
HAMACHO HOTELの公式サイトはこちら
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渡辺有紀子 Yukiko Watanabe
編集・ライター
1979年、新潟県出身。妊娠・出産・育児の雑誌編集を16年間経験。家族はレコード会社勤務の夫、2010年生まれの息子、2014年生まれの娘。ほぼワンオペで仕事と育児の両立に奮闘するも、娘の便秘通院をきっかけに退社し、フリーに。趣味はクラシックバレエ。