気が付けば、今年も2ヶ月と少し。そろそろ、今年中に会おう！なんていってた友人との約束、ママ友との忘年会はどうしよう……と焦り始める季節ですね。

子供や夫が留守の間だからランチがいいな。舌の肥えた女友だちを満足させたいな。できればおしゃれな店内で、ランチから優雅な時間を楽しみたいな！そんな欲張りな私たちを満足させるイタリアンが、実は銀座にある！　噂を聞きつけ、私、HT子が半年ぶりに会う30年来の友人と伺ったのは、おなじみ人気ブランド「アンテプリマ」が銀座に作ったイタリアン、「アンテプリマ　カーサ・クチーナ」です。

7月29日にオープンした国内最大級の旗艦店、アンテプリマ銀座店のB１F。 「カーサ・クチーナ」とはイタリア語で「家のキッチン」という意味。階段を下りると、そこには、友人の家に来たようなエントランスが。中に入ると、大きなコの字型のカウンターテーブルとオープンキッチンが目を引きます。奥にはまた違った雰囲気が素敵なテーブル席も。

今回は3800円のランチコース「felice」をチョイス。週替わりというメニューは、前菜３皿の後、パスタ、メイン、デザート＆カフェの、全７品という充実ぶり。

出てきた順番に、左から「フォアグラのブリュレ」「ミネストローネ」「彩り野菜のボウルサラダ」。ブリュレには、お好みでバルサミコ酢を。サラダにはゆばや練りゴマのソースが添えられていて、和のエッセンスも効いています。

パスタはそれぞれ週替わりの４種類からチョイス。焼き栗など旬の素材はもちろん、トリュフやカラスミといった豪華な食材を惜しげもなく使い、パスタもスパゲッティのほか手打ちパスタがあって目移り必至。さんざん迷った末に、友人は「白魚とブロッコリーのスパゲッティ　カラスミ添え」を、私は仔兎と焼き栗のふぞろいパスタ　秋のトリュフ添え」（＋600円）をいただきました。

パンはここでしか食べられないイタリアの老舗「ANFOSSO」のオリーブオイルとバルサミコをつけて。カラスミもトリュフもこんなにいいの？というくらいたっぷりで感動。トリュフに合わせられているのは「マルタリアーティ」という手打ちのパスタ。

メインは、私が「仔羊　ヘーゼルナッツ風味のパン粉焼き」、友人が「蝦夷鹿のステーキ」（＋600円）を。どちらも、やわらかくてかみ締めるほどに味わい深いお肉。ソースもそれぞれ凝っている！　舌の肥えた友人も大満足のようで、セッティングした私も鼻が高いです(笑）

左が仔羊。中央が蝦夷鹿。鹿は低カロリーでダイエットにいいカルニチンが豊富と人気のジビエですが、驚くほどやわらかくくさみもまったくなし！

今がランチタイムだということをしばし忘れる贅沢な味わい。乾杯の泡に続き、赤ワインもいただき至福のとき。食べておしゃべりして飲んで食べてまたおしゃべりして……。あぁ、忙しい。幸せ。

そして、こちらがシェフの古澤正広さん。

「ランチにはLEE世代のみなさんはじめ女性どうしのお客様が圧倒的に多いです。女性のほうが目も舌も肥えていますから、味付けも盛り付けも気合いが入りますね。お子さんやご主人を気にしなくていい、たまのランチこそ贅沢に楽しんで欲しいので、食材はもちろん、ゆったりとくつろげる時間や空間にもこだわっています。こんなものが食べたい、というリクエストがあればお応えしますし、手が空いたら僕もスタッフも気軽にお話しさせていただきます。どうぞわが家のようにくつろぎに来てください」

もちろん、久々の夫婦記念日ディナーにもオススメとのこと。

「テーブルをはさんで対面で食事するよりも、実はカウンターで隣同士に並ぶほうが距離が近いですよね。目と目を合わせないでも話せるから照れくさくもないでしょ。ご主人との親密度が高まりますよ」と古澤シェフ。確かに……そ、それは助かります（汗汗）

デザートは、いちごミルクと栗抹茶のパレタス。味もボリュームも大満足でした。ほかに全８品4800円のコースもあります。中央は帰りに気が付いたかわいいライト。アンテプリマのアイコン、ワイヤーバッグが照明に！　右は、アンテプリマ銀座店で見つけた「アンテプリマ カーサ・クチーナ」のロゴ入りトートバッグ。かわいい。

銀座にちょっとおしゃれして出かけて、お食事してお買物して。HT子はこの後、友人と全国アンテナショップめぐりをして大満足の１日に。　これからの季節、大切な人とのお店選びに迷ったら、ぜひこちらを思い出してみてくださいね。