FASHION

夫からも好かれる服

結局、男性は“正統派”が好き!? 「妻の着こなし&小物使い」夫のホンネを大調査!

2018.01.19

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LEE2月号では、読者やスタッフの夫100人にアンケートを実施!夫たちは普段、妻の服装を見てどう思っているのでしょうか?

自分といるとき、妻にはリラックスしていてほしい。だから肩ひじ張らず着られるいい意味で"普通"の服が一番!」(40歳・音楽関係)

「年齢を重ねたら、流行より素材。シンプルで自然体な、自分に似合う服でおしゃれを楽しんでほしいです」(38歳・金融)

「ダボッとした服を外で着るのはNG。だらしなく見えるし、女性らしさが足りない気がします」(40歳・公務員)

「ファッション性が強いアイテムで攻めた着こなしをした妻とは、並んで歩きづらいかも…」(32歳・マスコミ)

「可愛らしさと清潔感がちょうどいい服、これに尽きます。体のラインや肌が露出しすぎないのもポイント」(34歳・金融)

カジュアルなんだけどラフに見えない、絶妙な女性らしさがどこかに感じられるとうれしい」(36歳・自営)

続々と意見が出てくる中で判明したのは、妻には流行を追求するより、一緒にいて心地いい、自然体なおしゃれを楽しんでほしいと願う男心。

そこに年相応の"高見え感"が加わればもっとうれしい!という夫たちの気持ちが見え隠れする、夫ウケの高かったキーワードをここではご紹介。僅差の意見も、大差がついたものもありました!

着こなし&小物使い、どちらが好きですか?

 

シャツは前開けよりさりげなく「背抜き」を

ネイビーや黒を抑えて、着てほしい色No. 1に輝いた白。その代表アイテムともいえる白シャツは、作為的に見える"胸元開け"支持派より、不意打ちで肌が見える"背抜き"のほうがタイプと答える男性がダブルスコアで圧勝。
「女性しかできない着こなし方だから」と評価した夫もいました。

今季のシャツはふんわり体を包むゆとりのあるタイプがたくさん登場。ボタンを少し開けて、肩をつまんで後ろに少しずらすだけで、こなれ感のある背抜き着こなしが簡単に完成します。胸開きが浅くなるから、年齢とともに寂しげになる顔まわりがカバーできるという利点も。デニム合わせで清潔感たっぷりに!

シャツ¥21000/フローレント(フローレント) デニム¥16500/オムニゴッド代官山(オムニゴッド) ピアス¥3300/ジューシーロック

トップスは前だけインより潔く「すべてイン」して

ハイウエストボトムのブレイク以降、すっかり市民権を得た"前だけイン"も、夫たちには「魅力がわからない」となじみにくい様子。
中には「ニュアンスが出るから賛成!」というトレンド派の夫もいましたが、大半は「清潔感がある」と"すべてイン"を支持。

細見えを約束するリブニットをきれいめパンツにすっきりインして、女っぽいラインを強調すれば、好感度もアップ。ライトブルー×白は、甘くならずに品よく仕上がる、大人の女性にうれしい配色。

ニット¥27000/オーラリー(オーラリー) パンツ¥68000/ジャーナル スタンダード レサージュ 青山店(J&M デヴィッドソン) ライダース¥88000/ゲストリスト(アッパーハイツ) チョーカー¥36000/フラッパーズ(シンパシー オブ ソウル スタイル)

かごバッグよりきれいめ「レザーバッグ」

可愛げのあるかごを好きと答える夫も多かった半面、「かごはほっこりするから」「レザーのほうが大人っぽくて清楚」という理由で、王道のレザーバッグに僅差で軍配が。
並んで出かけるときには、妻にはほどよいきちんと感&リッチ感を備えてほしいようです。

バッグや靴は、その日のスタイリングの格を決める大切なキーアイテム。ブラックは中でも鉄板のクラス感がありますが、モノトーンコーデに合わせるなら、深みのあるグリーンのレザーバッグを選び、夫が求めるエレガントなやわらかさをプラスするのもオススメです。

バッグ¥23000/フラッパーズ(メゾン ヴァンサン) コート¥38000/ジャーナル スタンダード 表参道(ジャーナル スタンダード) ニット¥24000/スローン パンツ¥28000/リンク・セオリー・ジャパン(セオリーリュクス) ピアス¥29000/ココシュニック

手首には太バングルより華奢な「レザーベルト時計」

最近は腕時計をつけない女性が増える中、夫たちが妻の手元の相棒に望むのは、太バングルよりレザーベルトの時計がわずかに人気。
アンケートで多数散見された「上質でシンプルなものを」との願いを体現するのがまさにこのアイテム。ちょっといい時計は、大人の女性を素敵に見せる何よりのアクセサリーです。

知性と気品を漂わせる腕時計があれば、プレーンなVニットもぐっとリッチな印象に。肌なじみのよいブラウンバンド×ラウンドフェイスのベーシックなデザインは、個性的なアイテムが苦手な夫たちにもきっと受け入れられるはず!

時計¥16000/ダニエル・ウェリントン 原宿(ダニエル・ウェリントン) ニット¥12000/ジャーナル スタンダード 表参道(ジャーナル スタンダード) ネックレス¥66000・リング¥78000/ココシュニック

花柄やストライプより一番人気は「ボーダー」!

意外と意見が分かれたのが、好きな柄。可愛らしさで選んだ花柄派、コンサバ好きがシャツを想定して答えたストライプも多い中、やはり一番人気は子育て期の妻に似合う好感ボーダー。
ただし、生活感が出ないよう「きれいめに」着こなすのが、LEE世代の鉄則です。

着慣れたボーダーの洗練度を上げるコツは、端正に見える細ピッチの柄入りで、肩の位置が合ったジャストサイズのものを選ぶこと。上半身をコンパクトにまとめれば、フレアスカートなどボリュームのあるボトムともバランス良好です。

ボーダートップス¥10000/セント ジェームス代官山店(セント ジェームス) スカート¥13000/ケレン(ケレン) バングル¥8500/ココシュニック オンキッチュ 有楽町マルイ店(エー・ヴィー・マックス)

ワイドやスキニーより「ストレートデニム」が好評

カジュアルなだけに、ラインを吟味しないとメンズっぽく見えてしまうデニム。「ワイドは野暮ったい。細身なほうが女性らしい」とスキニー信奉も強い中、「体型がごまかせるほどよいストレートを、自信を持ってはきこなしてほしい」という現実的な意見が最多票を得ました。

ロングアウターのインナーには、軽やかなブルーデニムとクリーンな白ニットのコンビをセレクトし、重さをほどよく引き算して。裾をひと折りして足元に抜けをつくれば、フラットシューズを合わせたラクチンコーデでもスタイルUPが可能。

デニム¥19000/ゲストリスト(レッドカード) コート¥92000/オーラリー(オーラリー) ニット¥30000/リーミルズ エージェンシー(ジョン スメド
レー) バッグ¥64000/八木通商(ダニエル&ボブ) 靴¥30000/エフイーエヌ(プリティ・バレリーナ)

長めの"萌え袖"より「袖口をひと折り」!

可愛い女子の代名詞だった萌え袖(手の甲が隠れる長め袖)も、結婚すると「能動的に見えない」「実用性が低い」と不評。夫が女性を感じる重要なパーツである"華奢な手首"は、冬でも少しのぞかせて、「ニットを腕まくりしているとこなれて見える」と言わしめたい!

人気が高かったシャツ+ニットの重ね着に、袖ひと折りテクをプラスすれば、夫ウケはさらに倍増! モノトーンの上下に中間色のキャメルはさむことで、余裕のある"いい妻感"も演出できます。

ニット¥32000/スローン シャツ¥23000/ゲストリスト(アッパーハイツ) パンツ¥26000/リンク・セオリー・ジャパン(セオリー) ピアス¥16000/ココシュニック リング¥4500/ココシュニック オンキッチュ 有楽町マルイ店(エー・ヴィー・マックス)


男性は"正統派"がやっぱり好みのよう。
着心地のよさや自分の"好き"を大切にしつつ、二人でおしゃれを楽しんでみるのもいいかもしれません。

撮影/西﨑博哉(MOUSTACHE)(モデル)草間智博(TENT)(静物) ヘア&メイク/TOMIE(nude.)スタイリスト/松村純子 モデル/五明祐子 久保田裕之 取材・原文/栗田瑞穂 撮影協力/UTSUWA
※商品の価格は本体価格(税抜き:2018年1/7発売LEE2月号現在)で表示しています。
詳しくは2018年1/7発売LEE2月号に掲載しています。

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