
「このお正月こそ、手作りおせちに挑戦したい!」
そんなあなたへ、まずは人気者のこの二品、「黒豆」&「栗きんとん」から始めてみませんか?
LEE1月号では、人気料理家、藤井恵さんとワタナベマキさんのおふたりが、家族に作る自慢のレシピをご紹介。黒豆大福やオレンジきんとんなど、アレンジレシピも大公開中です!
今日のLEEコーナーでは、藤井さんの黒豆レシピ、ワタナベマキさんの栗きんとんレシピをそれぞれご紹介します。
まずは藤井さんの黒豆レシピから。手順はシンプル、味わいあっさり。誰もが上手に作れるレシピです!
動画コーナー「LEEチャンネル」でもご紹介中!
藤井 恵さんの黒豆レシピ
毎年、兵庫県丹波産の新豆を購入しているという藤井さん。等級は、最高級とされる大粒の"飛切"。

「丹波の黒豆は、大粒でふっくらと煮上がります。ほかの産地のものも出回るけれど、年に一度のことだから、材料は思いきって奮発しています」
★材料・作りやすい分量
- 黒豆(乾燥)………250g
- A
- きび砂糖……200g
- 水……………1.5L
- しょうゆ……小さじ2
- 塩……………小さじ1/4

数回に分けて火にかけるほど、黒豆はふっくらと、味がしっかり入ります。
★作り方

1 黒豆を色よく仕上げたいなら鉄材を。専用のものも売っているけれど、鉄製ならOK。釘などを使う場合はお茶パックに入れて

2 鍋にAと鉄材を入れ、中火にかける。煮立ったら火を止め、さっと洗って水気をきった黒豆を入れる。そのまま一晩(6~7時間)おく

3 鍋を中火にかける。温まってくると、鍋底に豆がくっつきやすくなるので、底から豆をはがすように大きく混ぜる

4 煮立つ直前にアクを取り除き、弱火にする

5 厚手のキッチンペーパーを2枚重ね、中央に十字の切り込みを入れる

6 ④の鍋に⑤をのせて落としブタにする。厚手のペーパーを2枚重ねることで、重さが出て、豆が煮汁から出ることを効率よく防ぐ

7 落としブタをしたうえで、さらに鍋のフタをずらしてかぶせ、豆が十分にやわらかくなるまで弱火で煮る

8 途中、煮汁から豆が出そうになったら、かぶるほどの水を足す

9 用事などで、作業を中断したいときは、火を止めてOK。長く中断する場合は、粗熱を取って冷蔵庫へ。最終的に豆がやわらかくなればよい

10 煮上がったら鉄材を取り除き、煮汁の中で冷ます。粗熱が取れたら、煮汁ごとフタ付き容器に入れて冷蔵保存(長期の場合は汁ごと冷凍保存)
※保存期間は冷蔵1週間、冷凍1カ月間
せっかく作ったのだから、そのまま味わうだけじゃもったいない!
次回は黒豆のスイーツアレンジをお届けします。
撮影/鈴木静華 スタイリスト/佐々木カナコ 取材・原文/福山雅美
詳しくは2017年12/7発売LEE1月号に掲載しています。
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