はじまりはママ友からの衝撃の告白!
先日、ママ友と集まってご飯会をしていたときに、ひとりのママ友が「洋服、レンタルしてるんだよね」とポツリ。「洋服? レンタル!?」とその場にいたママ全員が食いつきました。もちろん私も。
ウエディングドレスとか子どもの七五三用の着物とか、人生に一度くらいしか着ないような「ハレの日」衣装のレンタルは経験があるけれど、普段着を「借りる」のは想像したことがありませんでした。ママ友によれば、料金は月額制で、「そろそろ違う服を着たいな」と思ったら、宅配便で返却すれば新しい服が借りられるのだとか。「それはおもしろそう!」と私も早速体験してみることに。
必ず新品が届くファッションレンタル「メチャカリ」
洋服のレンタルサービスをいくつか調べて、私が選んだのは「メチャカリ」。『earth music&ecology』や『AMERICAN HOLIC』、『YECCA VECCA』などのブランドを運営している「ストライプインターナショナル」によるサービスです。月額5800円でレンタル回数は無制限。1度に借りられるアイテム数は3点までで、アイテムを返却するごとに返却手数料380円がかかります。
実際に店舗やWEBストアで販売されている商品を借りることができるのに加えて、すべて新品が届くのが何よりの特徴。洋服のレンタルサービスと聞いて、きちんと洗濯されているとはいえ、他の人が着たものが送られてくることに抵抗がある人にも安心です。
「返せる」から冒険もできる!
アプリをダウンロードして会員登録したら、借りたい服をセレクト。1度に借りられるのは3点まで。コーディネート写真を見て、コーディネートに使われているアイテムをまるっと借りることも、1点ずつ自分で選ぶことも可能です。とりあえず新しいコートを借りたいなと思って、「コート特集」のページから気に入ったコーディネートを選んで借りてみました。
私の場合は注文して翌々日には借りたアイテムが到着! タグもしっかりついていて本当に新品なのがわかります。タグや交換用のボタンなども返却するまで保管しとかなきゃダメなのかと思ったら、処分しちゃっていいそうです。すぐに物をなくしがちな私にはありがたい!(笑)
服を買うときは、「なるべく長く着られるもの」「手持ちの服に合わせやすいもの」と考えると、結局黒、グレー、ネイビーなど定番色ばかり買いがちな私……。でも「借りる」と考えると、差し色になるようなビビッドな色のアイテムにも挑戦できます。コートみたいに何枚も買えないようなアイテムや、ちょっとしたお呼ばれ用の服もレンタルなら冒険しても大丈夫。「家で洗濯するの難しそう…」なんて思う素材のアイテムも、洗濯前に返却すればクリーニングいらずです。
ただ、月額5800円で返却手数料が1回380円と考えると、借りては返すを頻繁に繰り返していると「あれ? これ買ったほうが安かった?」ということにもなりそう。借りるアイテムの総額と借りる期間を考えて、うまく取り入れていく必要がありそうですね。
また、気に入った服は60日間借り続ければ返却不要になりますし、返却せず表示価格の5%OFF(※購入の割引率は、プランや半年以上の継続で異なります)で購入することもできます。「これ気になるけど着れるかな?」と思うアイテムは、実際に試着&手持ちアイテムと組み合わせてみて、「ずっと着れる!」と判断したら買取するという使い方も。単なる洋服のレンタルサービスというより、Webショッピングの進化形が「メチャカリ」なのかもしれません。
「メチャカリ」
「メチャカリ」にハマった私は、ほかのレンタルサービスも試してみることに。
いくつか調べた中で気になったのが、生活用品のレンタルサービスでした。写真もキレイで惹かれたのが「京王ほっとネットワーク」が運営する「暮らしのいろいろレンタルDEAR STYLE」というサイト。
ベビーベッドやベビーカーなどレンタルを利用する人が多いアイテムのほか、旅行用のキャリーバッグやアウトドアグッズ、最新家電もレンタルできるのが魅力。
「これは!」と私の手が止まったのが、ダイソンのスティック型掃除機2017年モデルと前から気になっていたレイコップのふとんクリーナーでした。
ネットショッピングと同じように、商品の中からレンタルしたいものを選んでカゴに入れたらお会計。商品画面で最短のお届け日を確認でき、レンタル開始日やレンタル期間も選ぶことができます。基本のレンタル期間は4泊5日ですが、延長料金を支払えば長めにも借りられます。
引き取りも自動的に来てくれる!
指定した日時に商品到着! 部品や説明書もちゃんとあるので、あとはひたすら使い勝手を試すのみ。実際に使ってみることで「やっぱりダイソンの吸引力すごい!」「大人にとっては思ったよりも軽いけど、5歳の娘にお手伝いしてもらうにはキャニスタータイプのほうが使いやすいのかな?」「レイコップ買うなら置き場所を作らなくちゃ」など、家電量販店で実物を見ただけでは気づかない「家で実際に使ったら」がたくさん発見できました。
「暮らしのいろいろレンタルDEAR STYLE」で感動したのが、借りた商品の引き取りは、こちらから連絡しなくても、返却日に配送業者が来てくれること。今回は時間指定をしたかったので、別途自分で配送業者に連絡を入れましたが、集荷連絡を忘れることがないのはありがたかったです。
「迷ったら借りる」は選択のひとつかも
安い買い物ではない家電の買い換えはかなり慎重になるもの。ネットの口コミサイトや家電量販店で店員さんにリサーチもしますが、最終的には「自分のカン」が決定打だったりもします。どんなに「いい!」と言われるものでも、自分の家庭には合わないこともあるもので、そのあたりの使い勝手をみられるのはレンタルサービスならでは。
洋服にしても、家電にしても、買って失敗するよりは、ダメージの少ない金額で「試して」みることが、賢い買い物につながるのは確実。「迷ったら買わない」方法もありますが、これからは「迷ったら試して考える」も選択肢のひとつに入れてもいいかもしれません。
京王ほっとネットワーク「暮らしのいろいろレンタルDEAR STYLE」
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古川はる香 Haruka Furukawa
ライター
1976年、大阪府生まれ。雑誌・Web等でライフスタイル、カルチャー、インタビュー記事を執筆。現在のライフテーマは保活と子どもの学び、地域のネットワークづくり。家族は夫と6歳の娘。