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LIFE

上紙夏花

男の子ママ『息子と共通の趣味』の作り方【美容・恋愛ライター安田光絵さんインタビュー】

  • 上紙夏花

2017.11.12

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趣味のバレエ鑑賞を子どもと!?

さまざまな雑誌やウェブサイトで、美容や恋愛に関する記事を執筆している安田光絵さんは、4歳と6歳の男の子のママ。安田さんが最近、子どもと一緒にバレエ鑑賞を楽しんでいると聞いて、私も同じ男の子2人のママとしてインタビューしてみたくなり、ランチの約束をしてお話を伺ってきました。

 

男の子というものは、やはりどうしてもママから早く離れるもの。一緒に行動してくれる時期なんてあっという間に過ぎてしまうからこそ、一緒に楽しめるような共通の趣味を持てたら素敵だと、常々思っています。安田さんは、自分の好きなことを無理強いするのではなくて、とても自然に子どもたちにオススメして親子で趣味を楽しんでいるという、素晴らしい親子です。いったいどうやって、そのような時間を持つことができたのしょうか?

 

ちなみにランチは有楽町の『はまの屋パーラー』にて玉子サンドをいただきました。以前から安田さんが気になっていたというお店。ふわふわの玉子焼きがパンとしっとり寄り添って、やさしさを感じるような美味しいサンドイッチでした。

 

上紙「安田さんはバレエ鑑賞にハマっているんですってね。どんなきっかけでバレエを観に行くようになったんですか?」

 

安田「初めて見に行ったのは2年半前くらいで、Kバレエカンパニーの公演でした。父が行くはずだったチケットを譲ってもらったんです。

それほど興味がなかったのに、バレエの世界にすぐに引き込まれました。いまではもうバレエ鑑賞ナシではやっていけないくらい(笑)」

 

上紙「それほど好きになった、いちばんの魅力って?」

 

安田「よく考えてみると、幼いころ自分が憧れていた世界なんです。お姫様の世界!小さい頃の夢がここで叶っているというか……」

 

上紙「なるほど!ドレスを纏ってキラキラした世界でダンスするという?」

 

安田「そうそう!バレエを観ていると、日常を忘れてリフレッシュできるんです。

エステに行くよりもストレス解消になっているかも。ちょっと微熱あるかな?という時でも、バレエを観終ったら治ってたこともあるほど!」

 

上紙「え!?嘘みたい(笑)。でもそれってスゴイですね。最近はお子さんとも行ってるんですよね?」

 

安田「そうなんです。基本的には日常を忘れるために私一人で鑑賞するのですが、6歳の長男も一緒に観に行くこともあります」

 

上紙「何歳から連れて行きましたか?」

 

安田「5歳からです」

 

上紙「結構な長時間を5歳でも飽きずに観られるのってすごいですね」

 

安田「はい!それには作戦がありまして……」

 

 

 

バレエを親子で楽しむためのママの作戦

 

安田「初めて観に行ったのは『白鳥の湖』でした。観に行く日のずっと前からまずは『白鳥の湖』の絵本を一緒に読んでいたんです。さらに、CDも流して!」

 

上紙「確かにバレエは、大人でも事前に内容がわかっていた方が楽しめますもんね」

 

安田「あとね、ちゃんとした双眼鏡を子ども専用として買ってあげたんです。バレエを観るときだけ使っていいということになっていて、普段は隠してあって(笑)」

 

上紙「うちの子も双眼鏡大好きです!いい作戦ですね」

 

安田「わんぱくなタイプの子なのに、2時間ずっと熱心に観ていましたよ。帰ってからもバレエで観たことを絵に描いていて」

 

上紙「よほど印象に残ったんでしょうね。バレエって、オーケストラの生演奏だし、子どもにとってとてもいい刺激になりそうですね」

 

安田「いい音楽に触れさせたいという思いがあって、家では常にクラシックかバレエ音楽をかけています。私自身が楽しむために子どもも巻き込む!と思ってましたが、いまでは自分からパンフレットを見て、作曲家の名前を覚えたりと子ども自身が楽しんでくれていますね」

 

上紙「弟くんはまだバレエは観に行ってないですか?」

 

安田「プロのバレエは観ていませんが、3歳からお友達のバレエの発表会を観に行っています。こちらも結構興味があるようです。バレエのほかにも、区が主催する子ども向けのクラシックコンサートに出かけたりもしています」

 

上紙「男の子たち2人ともバレエに興味があるんですね。バレエを習いたいとは言わないんですか?」

 

安田「自分が踊るのは違うみたいですよ(笑)。でも、音楽の方はピアノを習っていて、バレエからクラシック音楽に目覚めたようで。長男は自分からリストの『ラ・カンパネラ』を弾きたいと言ってきて、いま朝晩30分ずつがんばって練習してます」

 

 

上紙「親が興味のあることだと、子どもも受け入れやすいと聞いたことがあります。ママ自身もいろんなアンテナを張って勉強しなきゃいけませんね。子供と一緒の趣味を持てたら、思春期の難しい時期になっても、共通の話題を見つけられそうだなって思うんです。思春期がコワイんですよ、私(笑)」

安田「想像できないですよね(笑)。趣味が共通というのはいいですよね。ほかにも日本舞踊を私がやっていたので、一緒にできたらなと思っています」

上紙「日本舞踊が踊れる男子、素敵過ぎます!私も子どもと一緒に楽しめる趣味を見つけます!安田さん、今日はありがとうございました!」

上紙夏花 Natsuka Uegami

ライター/ビューティープランナー

1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳

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