体にやさしい植物性の材料だけで作るのに、リッチで深みのある味わいで、手が止まらなくなる!と評判の、今井ようこさんのお菓子。
卵・白砂糖・乳製品を使わないのに、おいしいってどういうこと?それに、ちょっと物足りなさそうだし、作るのが難しそう・・・?
「いえいえ、何も難しいことはないんです。むしろバターや卵を室温に戻す手間もないから簡単」と今井さん。
「植物性の材料のみで作るお菓子は、体への負担が少なくて食後も胃もたれしません。白砂糖を使わない代わりに、てんさい糖やメープルシロップを使用するので素朴な甘さで軽やか」
「バターや卵がなくても、ナッツやスパイス、フルーツの組み合わせで風味や食感が楽しめるから、満足感もあるんです。アイスやパフェも人気。白砂糖を使ったものより、体が芯から冷えにくく、秋も楽しめますよ」
これは・・・気になる!
そこで今回、秋らしい食材を使った、見た目も華やかなレシピを今井さんに教えていただきました!
子供のおやつにはもちろん、プチギフトやハロウィンパーティにもおすすめ。
「りんごのクランブルスクエアケーキ」をご紹介します。
りんごのクランブルスクエアケーキ
りんごとクランブルの食感の組み合わせが楽しい四角いケーキ。ジンジャーやシナモンを加えても。
材料・18×18㎝四角型 1台分
- A
- 薄力粉……150g
- アーモンドプードル……100g
- てんさい糖……50g
- ベーキングパウダー……小さじ2
- B
- 植物オイル(菜種油、米油、太白ごま油など)……大さじ5
- 無調製豆乳……150㎖
- りんご(皮付きのまま1㎝のくし形にスライス)…… 1個分
- [クランブル]
- 薄力粉……40g
- アーモンドプードル……20g
- てんさい糖……20g
- 植物オイル……大さじ2前後
作り方
- オイル以外のクランブルの材料をボウルに入れて、手で均一にざっと混ぜる。そこにオイルを少しずつ入れて、指を広げたままぐるぐると混ぜ、そぼろ状にする。
- Aの薄力粉をふるい、残りの材料も合わせてボウルに入れる。Bを別のボウルに入れ、よく混ぜる。
- ②のAにBを入れて、ゴムべらでさっくりと練らないように混ぜ合わせる。
- ③をオーブンシートを敷いた型に入れて表面をならしたら、りんごを上に敷き詰める。①のクランブルを全体にのせ、予熱した180℃のオーブンで約30分、竹串を刺して何もついてこない状態まで焼く。
もんだりせず、指を広げたままぐるぐると混ぜること。サラサラな部分がなくなり、全体にオイルがなじんでそぼろ状になれば完成。
次回は、なんと豆腐クリームを使った、大人にもおすすめの「スパイスココアタルト」レシピです。
撮影/馬場わかな スタイリスト/佐々木カナコ 取材・文/薫森亮子
詳しくは2017年10/7発売LEE11月号に掲載しています。 [最新号] 試し読み・定期購読はこちら
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