来年から小学校の英語教育が義務化され、英語を教える幼稚園や保育園も増えています。幼い頃から英語に触れることの大切さはわかります。けれども日本語もままならない子供に英語を教えるのってどうなの?という疑問も。
そんな疑問を解消すべく、100%英語環境で保育をする「GG KIDSインターナショナル保育園 不動前」を取材してきました。
意外と子供は英語を理解している?
「GG KIDS」はプリスクールやアフタースクールを行うインターナショナルスクールから始まった100%英語環境の保育施設。園児とはもちろん、職員同士の会話もすべて英語の環境で、世界に通用するバイリンガルを目指すことを目標としています。
2017年3月に開園した「GG KIDSインターナショナル保育園 不動前」もそのコンセプトにのっとり、100%英語環境での保育が行われています。
通りに面した園におじゃましました。できたばかりとあって室内はとってもきれい。ロフトもあって、これは子供のテンションもあがりそう。
英語とともに自国文化にも触れてほしいと、畳のスペースもありました。
もちろん室内を飛び交っているのは英語。開園したばかりとあって園児さんは1〜2歳が中心で、まだあまり喋る年齢ではないものの、大人たちの言っていることはしっかり理解している感じ。ちょうど昼食の時間でしたが、騒ぐことなく、みんなおとなしく食事をしていました。
先生は全員幼児英語教育のプロ!
こちらでは認可保育園の入園待ちとしてのポジションではなく、小学校入学の6歳まで通園すること、本当に英語教育をさせたいお子さんだけ通わせることを基本としています。
その理由は言語習得のプロセスにあります。人間は胎児の頃から母親や周囲の会話から、そのイントネーションに慣れていき、生まれてから50語ほど覚えると喋り出します。その言語環境で1000時間ほどすごすと1000語を覚え、会話ができるようになるとのこと。
それをふまえて英語での語彙や理解力を増すため、低年齢向けでは英語での読み聞かせやフラッシュカードを使っての単語の学習、初歩的な会話のロールプレイングなどを行っています。
年齢が上がっていくとレッスンにも科学や数学などの科目が入り、上級者向けにシフトいきます。
園の目標の一つが英語でのスピーチ。毎年スピーチコンテストを開催しています。
その目標に向け、先生は幼児教育だけでなく、英語教育のプロばかりであるのも特徴。親心としてはプロに教えてもらうと安心度が違います。
レッスン風景を見学して思ったのは、「私が普段日本語で絵本を読み聞かせているのと変わらない」ということ。もちろん先生は英語教育のプロであるし、子供たちの頭が柔らかく、こちらが言ったことがするする入っていくのも大きいですが、子供たちに英語に対する恥ずかしさがない!
中学で初めて英語の授業があった世代としては、ある程度日本語ができるレベルにあったのに、いざ習う英語がThis is a penとか、初歩すぎて気恥ずかしさを覚えたのを思い出しました。基礎が大事なのはわかるけれど、母国語と同時進行で英語でも同じようにできた方が絶対楽しかっただろうな。基本はできるだけ若いうちに押さえておくほうがいいな、と思いました。
やっぱり語学を始めるなら早い方がいいですね。
保育園なのに制服がある!
100%英語環境以外にも働くママにうれしいポイントがありました。
子供の毎朝のコーディネート、ぱっぱと終わらせたいと思いつつも「上下とも柄物だとうるさいかな?」とか「この色合わせ、大丈夫?」って考えてしまいますよね。それに子供も2歳になると好みが出てきてこちらが用意した服を着てくれないことも。そういった手間を省くため、園デザインの制服を用意。
制服はオーガニックコットンを使った子供服を展開するデンマークのブランド「グリーンコットン」のもの。ジャケット、ポロシャツ、Tシャツ、帽子がフルセットですが、デイリーの制服はTシャツにし、毎朝の着替えを簡素に、ルーティン化できるようにしています。
名前書きが面倒なおむつも月額料金を支払えば、園で用意してくれたものを使えるし、週末のシーツの洗濯も園がしてくれます。
ワーキングママにとって、こういうケア、すっごく助かります。
今回は「GG KIDSインターナショナル保育園 不動前」の模様をレポートしてきましたが、園に入れているママとしては「うち、転園できないし」って感じでしょう。でも冒頭でお伝えしたとおり、「GG KIDS」はアフタースクールもあります。次回はそのアフタースクールの模様をお届けします!
GG KIDSのサイトはこちら!
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津島千佳 Tica Tsushima
ライター
1981年香川県生まれ。主にファッションやライフスタイル、インタビュー分野で活動中。夫婦揃って8月1日生まれ。‘15年生まれの息子は空気を読まず8月2日に誕生。