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LIFE

藤原千秋

毎日つかう道具だから、手にぴったりのサイズがいい。それが、食器洗いスポンジでも。

  • 藤原千秋

2017.08.06

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食器は、「手洗い」する。したい。

日本って、珍しく「食器洗い乾燥機」が普及しない国なんだそうです。

でも、それって、わかる気がする……。

なぜなら、私自身が「食器は手洗いしたい」たちだから。いや、面倒臭いな〜とは思うんですよ。洗うのがおっくうでおっくうで、つい食器を溜めちゃうことだってあります。「は〜っ」てため息つきながら、わざわざ気分がアガる音楽かけて、やっとこさ着手したりする(は〜っ)。

でも、一度洗い始めちゃうと謎の「無」の境地なんかに至っちゃったりして、妙な達成感があるのが食器洗いという家事で、なんとなくそんな体験を、みすみす手放すのを、躊躇している。そんな感じ。

実際のところ我が家が手狭で「食洗機置く場所、無いし!」という問題もあり、正直「配管云々の工事も、めんどくさいし!」問題もあり。

あと、せっかく新築のときにかっこいいビルトイン食洗機を入れたのに、「水漏れ事故が起こって、下の階に排水が……」なんていう我が家と同じくマンション暮らしの知り合いがいたり、「壊れたらなんとなく買い替えが億劫で、手洗い生活にUターン」しちゃった友達がいたりで、フーン、じゃ、まあ、いっか……。

で、今日もせっせとお茶碗や、お椀や、コップや、お皿や、お箸や、スプーンを洗っています。

私「が」、いや、私「も」洗ってるんですけど、実は我が家では夫が洗っていることが、多い……んです。はい。

ただ夫が洗うには条件がありまして、特定の食器用洗剤と特定のスポンジがないとダメなんです。それらの買い置きがないと「洗いにくいから、洗えない」とボイコットされてしまう。

これまで何度、別のメーカーのものなり同じメーカーのものでも素材が違うモノ(ウレタンじゃなくてセルロースとか)をこっそり仕込んでおいたりしたことでしょう。でもその度に「……やっぱり違う」。

確かにそれらの組み合わせは、泡立ちなりへたりにくさなりに特徴があって、夫が気に入るのも無理ないゴールデンコンビではあったんです。

でも、正直に言えば私の手にはそのスポンジ、いささか大きかった。ちょっと使い込まれてへたるくらいまで、使いにくいなあと思うことも、あったんです。

カーブが特徴的な「まめ型」に!

そんな私たちの住まいのキッチンに登場して、なんと50年以上という、あの(文字通りの)エバーグリーン! 我が家の夫のお気に入り「緑と黄色のスポンジ」の妹分? が、この初秋に登場するという発表が7月末になされました。

それが、ジャーン。こちらの「まめ型スポンジ」です。

スコッチ・ブライト キッチン用まめ型スポンジ(レッド)

 

これまでのややシブい色使いから一転。焦げつきやこびりつき汚れに効く、ざらざらの不織布部分はキュートな色合いで、今どきの明るいキッチンの雰囲気をじゃましません。

そして手に持ってみればわかるのですが、女性の手にちょうどよくフィットするんです!!! これ。

小さい手にもしっくりくるサイズ

形状が「まめ型」で、Rが取られているのも使い心地の柔らかさを増しています。右利きの右手にすっぽり収まり、そのままこするにしても、半分に折って鍋や食器のフチ部分を洗うのにも、ストレスがありません。

やや固いご飯粒なんかもキュッキュッとこそげ落とせますので、「柔らかいけど落ちないじゃん!」的にイライラもしない。汚れ落とし機能は「緑と黄色のスポンジ」そのままでした。

まあ、なにぶん、便利な食洗機ではなく、あ え て 手洗いを嗜好しているわけですから、食器洗いの際の洗い心地や、スポンジの使い勝手に対しては、言語化していないレベルでもういろいろいろいろ思うところがあるものなんですよね。私(たち)!

食器洗いは、毎日毎日繰り返されること。

道具との相性如何で、小確幸(小さいながらも確実な幸福。村上春樹の文章に頻出)のあるなしに関わるわけです。

人生がバラ色になるかドブ色になるかにすら影響するわけです! 言ってしまえば。って言い過ぎ? いやいや。大切なことですよ。

ちょうど夏が終わる頃、この「まめ型スポンジ」、一般の店頭にお目見えとのこと。

ぜひ手にとって、手の中に入れて、いつもの食器を洗ってみてください。きっと、ちょっとビックリすると思いますよ。それは、良い意味で!

藤原千秋 Chiaki Fujiwara

住宅アドバイザー・コラムニスト

掃除、暮らしまわりの記事を執筆。企業のアドバイザー、広告などにも携わる。3女の母。著監修書に『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)など多数。LEEweb「暮らしのヒント」でも育児や趣味のコラムを公開。

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