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LIFE

高見澤恵美

不器用でもドリップ上手になれる道具「ワンドリップpote」、購入体験記

  • 高見澤恵美

2017.04.19

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おいしいコーヒーをいれたいけれども、不器用な人向けの救世主登場

平日の朝はインスタントコーヒーを飲む我が家。私自身は紅茶派、コーヒーを飲むならカフェオレで、というコーヒー味音痴人間なのですが、ブラック派の家族に少しでもおいしいコーヒーを味わってほしい、との思いから、休日のちょっと余裕のある朝は、いつもより少し丁寧にコーヒーをいれるのが習慣……でした。
ポーレックスのミルでこだわりの豆をひき、ラッセル ホブスのカフェケトルでケメックスにお湯をそそぎ、待つこと数分。お気に入りのルスカのカップについでのんびり時間……。
完全に自己満の世界ですが、丁寧においしいコーヒーをいれているつもりでいた私。
しかし、ある日そのこだわりの一杯を飲んだはずの家族の口から、「コンビニのコーヒー飲みたいな~」との一言が……。
「え!? このコーヒーじゃダメなの? まずいの!?」と聞くと、「味が安定しないよね」と言うではありませんか……(汗)。

お気に入りの道具たちを揃え、悦に入りながらコーヒーをいれ、えびす顔で美味なコーヒーを出していたつもりが! 全て幻想だったなんて……。私にとっては衝撃的な事実の発覚でした。
(その後、ネスプレッソという機械を購入、ようやくブラック派の家族も満足するようなコーヒーを自宅で飲めるようになったわけですが……機械頼みのむなしさが去来)

見た目(というか道具を揃えたい欲)から入っても、コーヒーのおいしさが分かる舌と、努力が伴わなければ、おいしいコーヒーはいれられない、という教訓を得たわけですが、おいしいコーヒーを機械まかせではなく、自分でいれられるようになりたい! という野望を捨てきれずにいた、そんなある日。

編集部で「これを使うとおいしいコーヒーを自分でいれられるらしい」という道具を知り、早速ポチってみました。購入したのはフォームレディの「ワンドリップpote」。

 

これまではラッセル ホブスのカフェケトルからケメックスに一気にお湯を注いでいたのですが、
「ワンドリップpote」にお湯を移してから、ドリップを。

この「ワンドリップpote」、軽く傾けるとポタリ……ポタリ……と点滴のようにお湯が出てきます。ドリップの際、特にはじめは少しずつお湯を注ぐのがコツらしいのですが、「ワンドリップpote」を使えば誰でも簡単に点滴のように少しずつお湯を落とすことができるようになります。

不器用な私にも……できた!

ポットを深めに傾けると、細い線状のお湯がツ・ツ〜〜ッと出てきます。
最初は点滴のように、じょじょに線状に変えてお湯を落としていく。「ワンドリップpote」でこの工程を行うと、不器用な私でもコーヒーの抽出がじっくりできるように。
手ごたえを感じたので、ブラック派の家族に披露する週末が楽しみです。

サイズもちょうどいい!

ちょうど1杯分のお湯が入るように設計されているので、小さいサイズのケメックスで2人分作りたいという時は、2杯注ぎます。

内側に150mlの目盛りが。

自分用に1杯だけ作りたい、という時にも重宝しそうです。

アラビアのルスカ、コーヒーカップと比べるとこのサイズ感。

見た目もシンプルですてきなので、出しっぱなしでも気になりません。邪魔にならないサイズ感も素晴らしい。キッチン道具がたくさんあって飽和状態の我が家でも、躊躇することなくお迎えできました。

ステンレスの道具と並べてもなじみます。

多肉植物の水やりにも最適

また、幼い子供に水やりを頼む際に、普通のジョーロだと水が一気に出すぎてしまい、あたりが水びたしに……なんてことにもなりがち。

ですが、「ワンドリップpote」なら上手に水をあげることが可能に。
水を与えすぎないように注意が必要な多肉植物の水やりにもぴったりです。

価格も3500円(税抜き価格)と手頃。

コーヒーをきわめたいけれど、腕に自信なし、といった同志の皆さんにはぜひ試していただきたい道具です。

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高見澤恵美 Emi Takamizawa

LEEwebエディター・ライター

1978年、埼玉県生まれ。女性誌を中心に女性の性質や人間関係の悩みに迫り、有名無名千人超を取材。関心あるキーワードは「育児」「健康」「DIY」「観劇」など。家族は夫と4歳の息子。

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