LIFE

"感じがいい人"と思われる話し方

新生活で頻発!"ありがち"会話失敗パターン

2017.04.10

この記事をクリップする

春は、学校や園関連、仕事、習い事の場面での"はじめまして"が増える時期。そこで気になるのは会話術。
「感じがいい」「親しくなりたい」と思ってもらうには、どんな話し方、表情、話題選びを心がければいいのでしょう?

そこでLEE5月号では、"新たな出会い"を"よき関係"へと発展させてくれる、鉄板テクニックを話し方のプロが多角的にレクチャー!
まずは、新生活でありがちな「失敗パターン」&感じのいい話し方「5つの簡単テク」をお届けします。

 

声のかけ方、距離感のとり方・・・ありがち失敗パターン

Case1 初めての保護者会






Case2 パートに初出勤

Case3 習い事に参加

「学校の役員になり人前で話す機会が増えた」「初顔合わせの場で自己紹介がうまくできない」「ママ友や趣味友の輪にうまく入れない」

実は、プライベートシーンでの会話に苦手意識を持っている人は多いんです。

「話し方はテクニック。ポイントさえつかめば、誰でも感じよく話せるようになるんですよ」

そう教えてくださったのは、NHK松山放送局キャスターなどを経て、話し方やコミュニケーション、マナーを指導するKEE’Sを設立された野村絵理奈さん。

「例えば声。地声が低い人は、最初だけでも少し高い声を出すように意識すると、第一印象が明るくなります。それもハードルが高いなら、相手の目を見て、笑顔でうなずくだけでもOK。好感度がぐっとアップしますよ」

コツを押さえて練習すれば、どんな人も上手になれるのだとか。好感度アップ間違いなし、誰でもできる簡単テクニックをチェック!

 

感じよい「話し方」5つの簡単テク

 待機の笑顔 で話しかけられやすい雰囲気をつくる

「無表情な人より、口角が少し上がった"20%の笑顔"の人のほうが話しかけやすいもの」

ちなみに、話を聞いているときは歯が少し見える40%、話をしているときはもう少し口を開いた60%、挨拶や別れ際は元気のいい80%の笑顔が目安。100%の笑顔=ガハハ笑いは、人前では控えて。

 目が合ったら、そらさず先手で話しかける!
相手と目が合ったらチャンス! すかさず自分から声がけを。
「無言で待っていても、相手は話しかけていいのかどうか戸惑うだけ。『こんにちは』といった挨拶でかまわないので、明るく話しかけて。自分から歩み寄ることが大切です」

 話し始めは「ソ」のトーンで
「好感度アップには声の高さもポイント。地声が低くてきつい人は、話し始めだけでもいいので、ドレミの"ソ"の音で。楽しいと感じるときに出る高めのトーンなので、相手に明るくポジティブな印象を与えられます」

ソの音は、実際に歌って確認するほか、声を眉間あたりまで響かせるつもりにしても出せます。

 心のテンションは自分比3倍で
声のトーンとともにテンションも上向きに。目指すは普段の3倍。「テンションとは"伝えたい"という気持ち。独り言のテンションが1倍、1対1の会話が2倍だとしたら、グループで話すときが3 倍。緊張しているときにも有効です」

 笑顔の口で、ゆっくりハキハキ

「口の開きが曖昧だと、声が暗くなり、ボソボソ話している印象に。そうならないよう、口角を上げ、上の歯がしっかり見えるくらいの"笑顔の口"で発音して。声が明るく聞こえます。さらに口を縦にも開け、ゆっくりしゃべるよう意識すると、より爽やかで落ち着いたイメージに」


次回は、「相手のタイプ」別に攻略!会話のポイントを会話例とともにご紹介します。

撮影/藤澤由加 イラストレーション/カツヤマケイコ 取材・原文/村上早苗
詳しくは2017年4/7発売LEE5月号に掲載しています。 [最新号] 試し読み・定期購読はこちら

この記事へのコメント( 0 )

※ コメントにはメンバー登録が必要です。

LEE公式SNSをフォローする

閉じる

閉じる