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うまくいってる? 夫婦の「家事シェア」

夫は家事しているつもりでも妻の認識とは大きなギャップが...

2026【夫婦の家事分担】うまくいってる?専門家が分析!「家事シェア」を取り巻く状況はこんなに変わった!

2026.08.14

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分担しているはずなのに、気持ちがスッキリしない…

うまくいってる? 夫婦の「家事分担」

うまくいってる? 夫婦の「家事分担」

共働き家庭が増えている今、もはや当然のように語られる夫婦の「家事シェア」。男性の家事参加が増えている実感はあるものの、負担が平等にはならないモヤモヤや、夫の家事スキルへの不満も……。読者へのアンケート、リアルな本音から「家事シェア」の今とこれからを探ります。

Index
  1. うまくいってる? 夫婦の「家事分担」
  2. 「家事シェア」を取り巻く状況はこんなに変わった!
  3. 夫が負担する“時間”や“量”は増えても、その“質”には不満も。人生100年時代にさらなる家事シェアは不可欠
    1. 小島明子さん
  4. 夫は家事しているつもりでも妻の認識とは大きなギャップが
  5. まとめ
  6. 家事シェアにまつわる社会の変遷
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この8年間の変化を、専門家が分析

「家事シェア」を取り巻く状況はこんなに変わった!

LEEで大きな特集が組まれた2018年以降、この8年間で家事分担を取り巻く社会の状況は、どう変化した? 小島明子さんが解説します。

analysis

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夫が負担する“時間”や“量”は増えても、その“質”には不満も。人生100年時代にさらなる家事シェアは不可欠

小島明子さん/日本総合研究所創発戦略センター スペシャリスト

小島明子さん

日本総合研究所創発戦略センター スペシャリスト

日本総合研究所にて、多様な働き方に関する調査研究を行い、女性の働き方や、家事シェア事情にも詳しい。著書に『女性と定年』(金融財政事情研究会)。

夫は家事しているつもりでも妻の認識とは大きなギャップが

女性の多様な働き方について、調査研究を続ける小島さん。共働き世帯が増える中、女性が家庭と仕事を両立しやすくするために必要な家事シェアについても、動向を追っていると言います。

「最初に家事シェアが注目されたのは、第2次安倍政権で女性活躍推進法が施行された頃。女性の管理職率を30%まで引き上げようということになり、女性が社会で活躍するためには家事の負担を減らさないと……という流れに。その後、働き方改革により、残業削減や男性の育児休暇の取得が進んだことが、家事シェア普及の後押しになりました。2025年には育児・介護休業法の改正に伴い、子どもの看護や、入学式や卒園式といった学校行事で休みが取りやすくなり、男性の育児参加率アップに多少なりとも影響しているのでは。男性が家事をする時間や量は、着実に増えていると思います」

一方で、こんなデータも。

「東京都が行った『令和7年度 男性の家事・育児実態調査』によると、現状の家事・育児分担に満足していると答えた男性が80・8%いた一方、女性は60・1%という結果に。約4割の女性が不満を抱えていることが判明。また、『配偶者にもっと分担してほしいと思う家事』を聞くと、男性は『特にない』という回答が最多なのに対して、女性はいわゆる『名もなき家事』が多いという結果に! 時間や量が増えて男性側は家事をやっているつもりでも、女性側からすると『まだまだ足りないし、質が追いついていない』といったところでしょうか。夫婦の家事シェアへの認識のギャップが、思っている以上に大きいことがわかります」

このギャップを埋めて、真の家事シェアを実現するには?

「夫婦でコミュニケーションを取るしかないのではと思います。ただ、目先の“食器を洗った、洗わない”といったことで言い争うのではなく、長い目で考えて、家事シェアの重要性を理解することが必要なのかなと。今後の長い人生を考えると、妻も働いていたほうが安心ですよね。家庭の生涯年収が大きく変わるし、男性側も50歳を過ぎると役職定年や早期退職の話が持ち上がり、これまでのように働けなくなるかもしれません。出産、育児をしながら妻もキャリアを築くために、家事シェアは不可欠。……こんな話をセミナーなどで男性にすると、より家事シェアに意識が向き、自発的に家事をするようになったなんて声も。将来的なビジョンを夫婦で共有できると、本当の意味での家事シェアが進むのではないかと思います」



まとめ

目先の家事分担で争わず、夫婦で将来を見据えた共通認識を話し合って。しっかり家事シェアして、妻もキャリアを築くことが家庭のリスクヘッジに!

家事シェアにまつわる社会の変遷


2016

第2次安倍政権で女性活躍推進法が施行

女性の仕事時間が増え、夫婦の家事分担に注目が

2017

「名もなき家事」というキーワードが登場

「ワンオペ育児」が新語・流行語大賞の年間トップテンに

2019

働き方改革関連法が施行

残業削減などが議論され、家事と両立しやすく

2020

コロナ禍で在宅勤務が広がる

2022

男性の育休取得の増加

2025

育児・介護休業法の改正で、子どもの学校行事などで仕事を休みやすく

Staff Credit

取材・文/野々山 幸(TAPE)
こちらは2026年LEE7月号(6/5発売)「うまくいってる? 夫婦の「家事シェア」」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。

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