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佐々木はる菜

気づけば3kg増えていた40代ライターが、ダイエットより先に見直した毎日の習慣

  • 佐々木はる菜

2026.08.20

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現在43歳の私ですが、この1年で体重が3kg増えました。
疲れやすさやだるさを感じることも多くなっていましたが、40代だから仕方ないのかな、などと最初は年齢のせいなどにしていました。
ただこの春、久々に体重計に乗り、これはさすがにまずいかも……と改めて自分の生活を振り返ってみることに。
そこで気づいたのが、恥ずかしながら「私、家でほとんど座って食事をしていないな」ということでした。

体重計の写真

気づけば毎日、自分の食事は後回しに

昨年、上の息子が中学生になり、お弁当生活がスタートしました。
下の娘はまだ小学生ですが、子どもたちの成長とともに部活や習い事で帰宅時間も少しずつ遅くなり、家族それぞれ違う時間に食事を用意する日も少なくありません。 

朝はお弁当を作りながら適当に食べ、昼は仕事の合間にさっと済ませ、夜は家族の帰宅時間に合わせて何度も食事の準備をしながら、その都度一緒に何かつまむ。
息子が朝練の日は、6時半前までにお弁当を作るなど、子どもたちが小さい頃とは違う忙しさの中で、夜、全員の食事が終わる頃にはぐったり疲れていて、今日も頑張った!と晩酌をすることも。

そんな生活を続けるうちに、「私は今日、何をどれくらい食べたんだろう?」ということが、よくわからなくなっていたのです。

今の私が、無理なく続けられる方法は?

最初は、とにかく少しでも体重を戻したい!と思い、ダイエット法もいろいろ調べました。
短期間で結果が出る方法にも惹かれましたが、これまでの経験上、私は”〇〇抜き”などの食事制限をかけると、ストレスが溜まり反動で食べ過ぎてしまうタイプ。

また、年齢を重ねるにつれ強く感じるようになったのが、毎日なるべく良いコンディションでいることの大切さです。

もし無理なダイエットをして体調を崩してしまったら、回復するまでに昔よりも時間がかかる。
また、イライラして仕事や家事に集中できなくなったり、家族と一緒の時間を楽しめなくなったりすることも避けたい。
家での何気ない時間を、なるべく機嫌よく過ごせるようにしたいと最近よく思うようになりました。 

今の自分になるべく無理なくできて、心も体も少しずつ良い状態になれる方法はないだろうか。
そう考える中で、「まずは暮らし全体を見直してみよう」と決めました。

まず始めた5つの小さな工夫

今回の私のスタート地点は「自分がどれくらい食べているかわからない」と気づいたこと。
そこで最初は、特別な運動や厳しい食事制限はせず、本当に小さなことから始めることにしました。
まず取り入れたのは、次のようなことでした。

  1. 食べたものをスマホで記録する
  2. 一度、ご飯の量を量ってみる
  3. 自分のお皿も用意して、最初の数口は座って食べる
  4. 食後はお茶や歯磨きで、食事の終わりを決める
  5. 歩ける距離はなるべく歩く

食事を記録してみると、自分が一日を通して思った以上に食べていることに驚きました。
「食べていないわけではなく、単に覚えていなかっただけ」というのは本当なのだと痛感。
また、毎日食べているご飯が、例えば150gならばどれくらいの量とカロリーなのか改めて認識したことも、その後食べる量の目安になりました。

そして食事の支度をしたり、台所の片付けをしたりしながら何となく口にしていたものも、自然と減っていきました。
当たり前のことですが、ちゃんと食卓に座って食事をする。
そして食べ終えたら意識的にお茶を淹れて飲んだり歯を磨いたりすることで、「食事はここで終わり」と区切りをつける。
すると、何となくつまむことが少なくなっていったのです。

歩くことも同じです。
スマホにもともと入っている歩数計アプリを意識して見るようになり、「このくらいなら歩こう」と思うことが自然と増えていきました。

どれも劇的な変化ではありません。
でも小さなことを続けるうちに、気づけば食べ過ぎることが減り、体を動かす時間が増え、夜は「少しお腹が空いたな」と思うくらいで布団に入る日が多くなりました。
すると眠りも深くなり、朝も以前よりすっきり目覚められるようになったのです。 



小さな習慣を、続けやすくするために

少しずつ生活が整ってくると、この感じを無理なく続けたいと思うように。
そこで、気になっていたふたつの健康サービスを試してみることにしました。
それが、AI食事管理アプリ「あすけん」と、健康増進プログラム「Vitalityスマート」です。

AI食事管理アプリ「あすけん」

「あすけん」の画像

あすけんは食事や運動、体重の記録を簡単につけることができ、カロリーや栄養素を自動計算してくれるAI食事管理アプリ。

料理名や食材を入力するだけで摂取カロリーや栄養バランスを手軽に確認できるなど、自分が何をどれくらい食べたのか、より客観的に把握しやすくなりました。
基本的な記録機能は無料で利用でき、さらに便利な機能を使いたい場合は有料プランもあります。
私はまず無料版から始めて、続けられそうだと感じてから有料版に切り替えました。

健康増進プログラム「Vitalityスマート」

Vitalityスマート

Vitalityスマートは歩数などの運動や健康診断の実施といった日々の健康行動がポイントになり、1週間の運動目標を達成すると、コンビニやカフェなどで使えるクーポンや特典がもらえる健康プログラム。

これまでもなるべく歩くようにはしていましたが、ポイントがたまるという小さな楽しみができたことで、外出先でのちょっとした移動も含めて「せっかくだから歩こう!」とより前向きに思えるようになりました。
他にも、家での簡単な筋トレや週末の軽いランニングなど、毎日少しでも体を動かすように心がけています。
こちらは月額サービスですが最初の1ヶ月は無料となっており、目標を達成するとクーポンなどの特典が受け取れるため、私の場合は楽しみながら利用しています。

ご飯の量をスケールで測る様子
ご飯を量ることも、今ではすっかり日常に。最近は白米のかわりに玄米を食べることも増えました

これらのアプリやサービスを使ったから痩せたというより、まず自分なりに暮らしを見直そうと決めたことが先にあり、それを無理なく続けるために役立ってくれました。
努力や意志の力だけに頼るのではなく、自分に合った「続けられる仕組み」を持てたことも、大きな後押しになったと感じています。

体重より、大きかった変化

生活を見直した結果、約1か月で体重は自然に2kgほど減りました。

でもそれ以上に大きかったのは、朝の目覚めが良くなり、体や頭がすっきりした状態で、「今日も頑張ろう」と一日を始められる日が増えたことでした。

今でもお酒を飲む日もありますし、家族や友人と外で食事を楽しむこともあります。
特別な予定がないのに家で食べ過ぎてしまう日もあれば、運動できない日もあります。

ただ以前と違うのは、そんな自分に早めに気づけるようになったこと。

「今日はちょっと食べ過ぎたな」と思ったら翌日は少し控えめにする。
妙に食べたい日や飲みたい日は、以前ならそのまま深く考えず何か口にしていましたが、「今日は疲れているのかもしれない」と思って早めに寝る。
そんな小さな調整ばかりですが、それらを重ねることで、大きく崩れる前に戻せるようになりました。

太り始めた頃は、「これを食べたらまた太るかも」と食べるたびに気になっていましたが、最近は体重や食べ物に振り回されることが少なくなったように感じます。
そして今は体重計の数字よりも、「朝、気持ちよく起きられるかどうか」を、自分の調子を知る目安にするようになりました。

自分が食べるものも、ちゃんと「食事」にする

この数か月、改めて自分の暮らしを見直した中で一番印象的だったのが、「家族のお皿はちゃんと用意するのに、自分は適当につまんで終わりにしている」とハッとしたことでした。

もちろん、時には忙しくてきちんと食事ができないような日もあると思います。
ただ私の場合、いつの間にかそれが普通になってしまっていました。
家族の食事は大切にしているのに、自分の食事だけは後回し。
それって本当にいいんだろうか、と改めて立ち止まったのです。

最近、同世代の友人と話していても、「気づけば体重が増えていた」「疲れが抜けにくくなった」という声をよく聞きます。
世の中にはたくさんのダイエット法や健康法がありますし、この記事はあくまで、専門家ではない私自身の体験談。これが誰にでも合う正解だとは思っていません。

今回の経験を通して感じたのは、何かを大きく変えなくても、小さなことを一つ見直すだけで、毎日は少しずつ変わっていくのかもしれないということでした。

もともとのきっかけは「痩せなきゃ」という焦り。
そして私がしたのは、ダイエットというよりも「自分が食べる分も、ちゃんと食事として扱う」という、ごく当たり前のこと。
その当たり前を少しずつ積み重ねることが、結果として暮らし全体の見直しにつながったように思います。 

そんな日々を過ごす中で、少しずつ自分や暮らしが変わっていき、実は私が本当に求めていたのは、毎日を気持ちよく過ごすことだったのだと気づかされました。

自宅のワンプレートランチ

最近は在宅で一人のお昼を食べる日も、できるときは自分のために一皿に盛り付け、ちゃんと食卓で座って食事するようになりました。

私にとって一番大きな変化は、体重が減ったことではなく、自分の暮らしと、もう一度ちゃんと向き合えるようになったことでした。

佐々木はる菜 Halna Sasaki

ライター

1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い2022年からの2年間をブラジル、アルゼンチンで過ごす。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。

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