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私の脳内図

子育てとの両立に葛藤しつつも自分のペースが見えてきました

声優・立花理香さんの【脳内図】「仕事は「今」に100%集中! 3人家族、みんながハッピーでいられる働き方も工夫しています」

2026.06.25

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マルチタスク時代の頭の中は忙しい!

私の脳内図

声優、歌手としてのイベント出演など、多方面で活躍中の立花さん。プライベートでは野球選手の夫、3歳の娘との3人家族。公私ともにマルチタスクな彼女の脳内を、覗かせてもらいました!

立花理香さん〈声優〉

変化の多い業界での仕事。子育てとの両立に葛藤しつつも自分のペースが見えてきました

立花理香さん
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たちばな・りか●1987年生まれ。2013年に声優活動を開始。アニメ、ゲームの声の演技はもちろん、音楽活動などマルチに活躍中。2019年にプロ野球選手の若月健矢さんと結婚。2022年に第1子となる長女を出産した。

Instagram:alcoholojisan
X:RiccaTachibana
公式サイト:https://www.rikatachibana-fc.com/

立花理香さんの脳内図

仕事は「今」に100%集中! みんながハッピーでいられる働き方も、工夫しています

立花理香さんの脳内図

「娘はおしゃべりが活発になってきた時期。パパが大好きなので、家族3人で過ごす時間を大事にしています。家庭と仕事の切り替えは、脳内で“ゲートをすり抜ける”感じ。娘が不安にならないように、あまり仕事の雰囲気を家には持ち込まないのがポリシー。現場では収録をスムーズにしようと努力したりと、『みんながハッピー』になる働き方を心がけています」

立花理香さん

ゲーム『アイドルマスター』シリーズでは、はんなりとした和風キャラを、スマホ向けゲーム『プリンセスコネクト!Re:Dive』では、ツンデレな少女を。透明感のある声で、数々の代表作を持つ立花さん。その高い歌唱力を生かし、音楽活動も行うなど、マルチに活躍しています。しかし声優デビューは26歳と、業界の中では遅咲きだったとか。

「20代半ばまで、心理学の研究者を目指して、大学院で学んでいました。学費のためにバイトをするうちに気づいたことは、世の中にはいろんな仕事があり、生活するためのお金はなんとかなるものだな、ということ。研究者としての将来に迷いを感じていたこともあって、『だったら、やりたいことに挑戦してみよう』と志したのが、以前から好きだった、アニメやゲームの世界だったんです」

もともと、女の子たちが主体的に戦い、男性中心だった戦隊ものに革命を起こした『美少女戦士セーラームーン』を観て育った世代。職業としての声優を意識したのは、この系譜を継いだ魔法&女子の友情もの『ふたりはプリキュア』シリーズがきっかけでした。

「魔法の力で女の子が戦うアニメ作品は多いですが、プリキュアは、キャラたちが魔法だけに頼らずに、腕っぷしや体の動きでも戦うシリーズで。それがすごくかっこよくて、私もプリキュアになりたい! と思ったんです」

『アイドルマスター シンデレラガールズ』などの作品にも出演し、声優としてのキャリアを順調に重ねている今は、育児と仕事とのバランスが大きなテーマ。

「夫(プロ野球選手の若月健矢さん)は仕事の都合で遠征や出張が多いので、日々の子育てのスケジュールは、私主体です。娘を保育園に預けている間に収録などの仕事をし、21時ぐらいに寝かしつけ。家庭には、仕事場での感情は持ち込まないよう、意識して気持ちを切り替えています。23時以降は自分の時間に。韓流ドラマ、アイドルのオーディション番組をよく観ますね。10代の頃からハロプロ推しなので、もし、完全オフの日があったら、ハロプロのイベントへ出かけたい!」

子育てはすごく楽しい! だけど、もっと仕事をしたい葛藤もある」のだとか。

「正直なところ“両立”はできていないです。アニメ業界は昔に比べて作品数は増えていますが、その分、声優志望者も増え、競争の激しい世界。オーディションには年齢制限がある場合も少なくないので『今、子育て中心の生活をしていて、私、大丈夫かな?』とは思います。同業でバリバリ働かれている先輩の姿に、焦ることも」

一方で「この状況を俯瞰して見られるようになった」とも。

「若い頃のように『爆売れしたい!』と、牙をむき出しにして生きるのも悪くありませんが、ライフスタイルの変化に合わせて細く長く、仕事を続けていきたいと思うように。それに大人になると、『何事もすぐに結果が出るわけではない』というのも、体感としてわかるようになってきました。実は私、学生の頃から子どもが大好きで、幼稚園と小学校の教員免許を持っているんです。また最近は、娘が日々成長しているのに刺激を受けて、私も中国語の勉強を始めました。どちらもまだ、仕事につながっているわけではないけれど、この先はわからない。若い頃は『すぐに結果を出したい、仕事につなげたい』と思って苦しくなりがちだったけれど、子どもができて仕事以外にも目を向けられるようになったことで、気持ちが楽になりましたね。夫とも、私の資格について話をしたことがありますが、彼も『いつでも、やりたいことやったらいいじゃない!』と、ポジティブな言葉をかけてくれています」

そして大好きな韓流ドラマからも、こんな学びを得たのだそう。

「韓流ドラマって、3年ぐらい音沙汰のなかった人が、コツコツとパワーをためていて、急に復活&活躍する展開が、わりと少なくなくて。『そんなことある~?』とか思うけど(笑)、人生は長い。意外とリアルな描写なのかもしれないと思うようになりました」


Staff Credit

撮影/須藤敬一 ヘア&メイク/三反理沙子 スタイリスト/船戸 唯 イラストレーション/オザキエミ 取材・文/石井絵里
こちらは2026年LEE7月号(6/5発売)「私の脳内図」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。

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