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高見澤恵美

アプリ「カラダのキモチ」&連携する婦人用電子体温計でPMS対策!【お試し感想】

  • 高見澤恵美

2017.03.22

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イライラ、眠い、だるい……その悩み、PMSかも!?

皆さんは「PMS(月経前症候群)」で不快に感じることはありますか?
私は25歳くらいから謎の涙腺崩壊、異常なまでの眠気、むくみなどの不快な症状に悩まされ、生理が来た途端、ピタリと症状がおさまることが続いだことから、「これって生理前になるというPMSってやつかも?」と気付きました。以来、試行錯誤を経て長年、自分なりの対処法を見つけて体調を管理してきました。

「ドコモ・ヘルスケア」が行ったアンケート調査によると、97%が生理前に不調を感じると回答し、1位「イライラ」、2位「眠気」、3位「だるさ」などの症状を感じているそう。

Q1生理前に不調を感じますか?

Q2. どんな不調がありますか?

さらに84%が、PMSが原因で身近な人に「不機嫌な態度をとった」経験があるとも回答しています。

Q3.生理前の不調が原因で、身近な人に不機嫌な態度を取ったことはありますか?

(Q1~3まですべて「ドコモ・ヘルスケア調べ」、「カラダのキモチ」アプリを利用している20~40代の女性3274人が回答)

体調を管理する上で、大事だなと思うのは自分の周期をきちんと知ること。

ドコモ・ヘルスケア「カラダのキモチ」セミナーの資料より。排卵後、特に生理前の1週間(スロー期)に、不快な症状を感じる人が多いとされています。

周期を自覚していれば心がまえができるものですが、生理のタイミングを忘れて過ごしていると、PMS症状に心身ともに振り回されてしまったりも。
自分に合った対処法を適切な時期に試す意味でも、周期を知ることは重要と感じています。
さらに言うならば、特に産後は、2~3日生理開始日がずれることもあったりする(私の場合)ので、注意が必要。
単に生理日を予測するアプリに登録していても、予測がはずれてしまう周期もあり、どうしたものかと思っていたのですが、約1ヶ月前から使い始めたドコモ・ヘルスケアの「カラダのキモチ」アプリと、オムロンの婦人用電子体温計の組み合わせが非常に便利だったので、ご紹介したいと思います。

オムロン 婦人用電子体温計 MC-652LC

「カラダのキモチ」は、他のアプリとどう違う?

簡単に体温が転送できる!

「カラダのキモチ」アプリは、毎月生理が来た日を登録することで、生理日と排卵日を予測するもの。これまでも生理日予測アプリは他のものを何年も利用していたのですが、「カラダのキモチ」は約10秒で測れる「オムロン婦人用体温計」と連携し、基礎体温を管理できることに魅力を感じています。

「毎月間違いなく生理は28日周期で来る!」といった人なら、生理日を登録するだけのアプリで十分だと思いますが、私の場合 、特に産後は数日のずれがあったので、基礎体温を測って登録したほうがリズムをより把握しやすいんです。

とはいえ、朝の慌ただしい時間帯に、基礎体温をはかるって几帳面じゃないとなかなか続かないもの……。
この「オムロン婦人用体温計」は10秒ではかれるので楽チン。二度寝しかかっているような時でも、10秒ならばなんとかはかれました。
そして、アプリへのデータ転送が本当に簡単。機械にめっぽう弱い私でもできました。

転送すると、こんなグラフを見ることができます。

高温期でも、うっかり歯磨き後に舌下で熱をはかってしまった日はガクンと熱が下がっていたりする(アバウトすぎ!笑)ものの、14日間の高温期を分かりやすいグラフで把握できました。ガクンと体温が下がった日(3/20)に月経がスタートしました。

これまでも婦人用体温計で基礎体温をはかったことはあったのですが、グラフで体温の推移を見られるのは素晴らしい! 段違いの分かりやすさです。「妊娠希望で基礎体温をつけているけれど、紙にメモしたりアプリにわざわざ手入力するのが面倒!」という方にもおすすめします。

そして、今までの体温計にないスタイリッシュな見た目もナイス。おしゃれなガラケーを思い出す素敵カラーです!

周期に合わせて心身の悩み解決に役立つ情報が表示されるのも便利。
アプリ「カラダのキモチ」の総合監修をつとめる産婦人科専門医、医学博士の宋 美玄(ソン・ミヒョン)先生のコラムも読むことができます。

今回、このアプリに関連して開催されたセミナーにて、宋先生の講演も聴かせていただいたのですが、この「PMS(月経前症候群)」の症状についてのお話もあり、とても参考になりました。

 

◆宋 美玄(ソン・ミヒョン)先生 (産婦人科専門医、医学博士、日本周産期・新生児学会会員、日本性科学会会員)

 

「PMSでパートナーと喧嘩をしたり、子供を怒鳴ってしまったりして悩む女性も多いですよね。ただ、例えば男性と喧嘩した後に月経が始まって、『さっきのイライラはPMSのせいだった』と話しても、男性側からしたらイヤなものだと思うんです。浮気をした男性が『オスのホルモンのせいだ』などと主張するのと同じで(笑)。
大事なのは、あらかじめ月経前の時期を把握しておくこと。『今はイライラしやすい時期だな』と、周期の影響だとわかっていれば、だいぶ楽になれるものです」

アプリと体温計で生理前一週間の時期を把握しておけば、家族や職場の人と衝突しそうな話題は避けておいたり、無理をするのはやめて睡眠時間を多めにとるなどの措置もとりやすくなりそうです。
不快な症状があらわれるタイミング、きちんと把握して、なるべく穏やかに過ごせるように対処したいものですね。

高見澤恵美 Emi Takamizawa

LEEwebエディター・ライター

1978年、埼玉県生まれ。女性誌を中心に女性の性質や人間関係の悩みに迫り、有名無名千人超を取材。関心あるキーワードは「育児」「健康」「DIY」「観劇」など。家族は夫と4歳の息子。

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