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石川晴美

【フォルクスワーゲン】「T-Roc」試乗レポート!音はうるさい?価格は?ディーゼル×4WDが魅力のコンパクトSUVで宮崎を快走

  • 石川晴美

2026.04.09

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TDI(ディーゼル)エンジンと4WDでパワーアップした「T-Roc」で宮崎県の海沿いをドライブしました

LEEクルマ女子部 ライターの石川です。車を選ぶ要素のひとつに「どんな燃料で動くのか」があります。車によってラインナップに違いがあるものの、ガソリン・ディーゼル・EV・水素など、近年は選択肢が増えています。

ガソリン価格が高騰するなか、今回はガソリン車よりも燃料費が安い軽油を使い、パワフルさも兼ね備えたディーゼルエンジン車に注目しました。しかもアウトドアレジャーで使うなら4WDじゃないとね。ということで、2025年1月に、ディーゼル(TDI)エンジンに”4MOTION”(フルタイム4WD)を組み合わせたモデルが新たに追加された、フォルクスワーゲンのコンパクトSUV「T-Roc」に注目しました。

Index
  1. TDI(ディーゼル)エンジンと4WDでパワーアップした「T-Roc」で宮崎県の海沿いをドライブしました
  2. フォルクスワーゲンってどんなブランド?
  3. 「T-Roc」で宮崎県の海沿いをドライブしました!
  4. 「T-Roc」搭載のディーゼルエンジン「TDI」はなにがよい?
    1. 1:技術の革新と企業努力が生んだ静粛性
    2. 2:4WDとの相乗効果で力強い走りに
    3. 3:家計にも環境にもやさしいTDIエンジン
  5. 運転のしやすさはどう?
  6. シンプルな内装と大容量ラゲッジスペース
  7. 試乗の結論&よりみち
  8. 今回試乗した「T-Roc」のカラーや価格
  9. あわせて読みたい「車」関連記事

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フォルクスワーゲンってどんなブランド?

フォルクスワーゲンは、1937年にドイツで国策企業として設立された、「大衆車」を意味する社名のメーカーです。ラインナップは多彩で、「ゴルフ」「ポロ」「ビートル」「ワーゲンバス」などの世界的大ヒット車種を数多く生み出しています。また、日本の正規販売が始まって60年以上と、長い歴史を持っています。

「T-Roc」で宮崎県の海沿いをドライブしました!

フォルクスワーゲン新型T-Roc外観
フォルクスワーゲン T-Roc TDI 4MOTION R-Line Black Style

2020年に日本に導入された5人乗りのコンパクトSUV、T-Roc。2025年1月には、TDI(ディーゼル)エンジンにフルタイム4輪駆動“4MOTION”を組み合わせたモデルが新たに追加。それに合わせて、かつて人気を博したグレード“Black Style”がラインアップに再設定されました。

今回の試乗の舞台は、海や山の大自然に恵まれた宮崎県南部の日南エリア。エクステリアとインテリアの各部をブラックで統一したシックな「T-Roc TDI 4MOTION R-Line Black Style」でのドライブ。4WD×ディーゼルエンジンの走りを約180km堪能しました。

「T-Roc」搭載のディーゼルエンジン「TDI」はなにがよい?

1:技術の革新と企業努力が生んだ静粛性

フォルクスワーゲンT-Rocを後ろから撮影
今回試乗したT-Rocには、メーカーオプションの19インチアルミホイールが装着されていてスタイリッシュ。

そもそも、排ガス規制が叫ばれていた時代のディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンと比べて静粛性に欠けていました。エンジンから出る音や振動が大きかったのです(個人的には嫌いじゃない音です)。しかし自動車メーカー各社がしのぎを削り、技術革新が進むなかで静粛性も増してきました。

T-Rocに搭載されている先進的なディーゼルエンジン「TDI」は、新しい技術や素材で特有の音や振動を軽減させることによって、静粛性がアップしました。試乗時も、会話や音楽を遮るようなことはなく、無音・無言の走行でもうるさくなりませんでした。

2:4WDとの相乗効果で力強い走りに

フォルクスワーゲンT-Rocの4MOTIONアクティブコントロール
T-Rocに搭載されている「4MOTIONアクティブコントロール」

「湧き出るような力強さ」と広報の方が表現していたまさにそのもの。ディーゼルエンジンの特徴とされている力強さは、アクセルペダルを踏んだ瞬間から、坂道や悪路での走行やスタートダッシュのスムーズさという形で伝わりました。

T-Rocには今回、4WD(四輪駆動)とTDIエンジンの組み合わせが初めて搭載されました。4WDの最適な走りを設定できる「4MOTIONアクティブコントロール」(写真)で、スノーモード、オンロードモード、オフロードモード、オフロードカスタムモードから選ぶことで、アウトドアユース、悪路や悪天候での走行の安心感が増します。

3:家計にも環境にもやさしいTDIエンジン

フォルクスワーゲンT-Roc全景

ディーゼルエンジンに使う軽油はガソリンに比べて価格が低く、ドライバーに根強い人気があります。このTDIエンジンは従来の同エンジンよりも燃費性能が上がり、燃料の噴射方法を新たに変えるなどしたことで、低排出化を実現しています。

マニアックすぎるので詳細は割愛しますが、「家計にも環境にもより一層やさしくなった」ということなのです。



運転のしやすさはどう?

フォルクスワーゲンT-Roc運転席

車のサイズは全長4,245mm、全幅1,825mm、全高1,590mm。一般的なマンションの立体駐車場の場合、T-RocはSUVで全高がやや高めのため確認が必要です。ハンドルは重すぎず軽すぎず、取り回しがスムーズで、軽自動車ほどではないものの小回りが利きます。運転席に座ったときのやや高めの目線は、運転のしやすさに繋がっています。シフトレバーは、運転席と助手席の間のセンターコンソールに配置されているオーソドックスなタイプです。

フォルクスワーゲンT-Rocフロアシフトレバー

また、安全機能が複数装備されています。その中から2つの機能を紹介します。

1つは衝突の危険を最大限回避する機能と起こってしまった事故の被害を最小限にとどめるための備えである「ポストコリジョンブレーキシステム」です。衝突や追突時の衝撃をエアバッグのセンサーが検知することで作動します。自動でブレーキをかけて車両を減速させて、対向車線へのはみ出しによって起こる多重事故の危険を低減させるシステムです。

もう1つは、エアバッグの効果を最大限に引き出す準備機能「プロアクティブ・オキュパント・プロテクション」です。衝突の危険を察知すると、シートベルトのテンションを高めます。さらに窓やサンルーフを自動的に閉じることで、エアバッグの効果を最大限に引き出す準備を整えます。

シンプルな内装と大容量ラゲッジスペース

フォルクスワーゲンT-Roc後部座席

後部座席もチェックしました。身長168cmが座っても空間に窮屈さを感じませんでした。さすがに3人座ると真ん中の人がやや狭くなりそうですが、快適に座ることができました。試乗したのはメーカーオプションのレザーシートパッケージ装備車で、シートにあしらわれた白いステッチもアクセントになる、落ち着いた内装でした。

フォルクスワーゲンT-Rockルームミラー
同じサイズのミラーが運転席にもついています。

個人的なグッドポイントは身だしなみミラーです。T-Rocは運転席と助手席それぞれに、サンバイザーについていました。

フォルクスワーゲンT-Rockトランク

ラゲッジスペースの容量は445L。イメージとして機内持ち込みサイズのスーツケースを置いてみました。T-Rocにはラゲッジ床面の高さを変えられる「可変式ボード」が装備されています。高くすれば開口部との段差がなくなり、重い荷物の出し入れが楽になります。6:4分割可倒式シートを採用しているので、後席を倒すことで荷物に合わせて長尺の物を積む際にも柔軟に対応できます。

試乗の結論&よりみち

今回は、T-Rocのディーゼルエンジンを中心に、各装備のポイントをご紹介しました。街乗りにちょうどいいサイズ感と、長距離やアウトドアもこなせるTDIエンジン×4WD。総合的に考えてコンパクトSUVの最適解かもしれません。

そして宮崎県には初上陸でしたが、海と山、食の宝庫でドライブにぴったりの場所でした。行楽シーズン真っ盛り、ぜひみなさんもドライブを楽しんでください。

今回試乗した「T-Roc」のカラーや価格

フォルクスワーゲンT-Roc外観

フォルクスワーゲン T-Roc TDI 4MOTION R-Line Black Style
乗車定員:5名
総排気量:1968cc
駆動方式:4WD(別グレードに2WDもあり)
使用燃料:軽油
カラー: インジウムグレーメタリック
車両本体価格:5,645,000円(消費税10%込)

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石川晴美 Harumi Ishikawa

ライター・消費生活アドバイザー

1975年生まれ、湘南在住。自動車業界、消費者センター勤務を経て、ライフスタイル誌ライターに転身。主婦のお悩み解決記事を数々執筆。日々の癒しは、カフェ巡りとアジアドラマとK-POP。

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