家族との時間が脳内を多く占めている
元バレーボール選手・木村沙織さんの【脳内図】現役引退ののち、2年前に息子を出産。育児真っ最中の彼女の頭の中とは?
2026.02.22
マルチタスク時代の頭の中は忙しい!
私の脳内図
“サオリン”の愛称で親しまれ、人気&実力ともにトップレベルのバレーボール選手として活躍した木村さん。結婚、現役引退ののち、2年前に息子を出産。育児真っ最中の彼女の頭の中に迫ります!
木村沙織さん〈元バレーボール選手〉
常にストイックだった現役時代。夫と息子の存在のおかげで、上手にリラックスできるように

きむら・さおり●1986年生まれ、東京都出身。小学生でバレーボールを始める。世界選手権や五輪大会に多数出場。2016年に結婚。’17年に現役を引退。’23年に第1子を出産。現在はイベントやメディア出演等で活躍中。
Instagram:saoriiiii819
木村沙織さんの脳内図
家族と3匹の犬が中心に。大好きなファッションや美容の情報収集も、大切な自分時間

「子育てで特に意識しているのは食事。現役時代の知識を生かし栄養バランスを重視してますが、楽しさも欲しいのでキャラ弁作りにも挑戦中。プライベートでは、昔からファッションや美容が大好き。今は夫婦でアパレルブランド『THE GOOPARS』もやっています。昔から雑誌を読むのが好きで、今でもよく購入。隙間時間にトレンドをチェックしています」

10代の頃から人気バレーボール選手として注目を集めてきた木村さん。30歳で引退したのちは、バレーボールのイベントを中心に、メディアの出演、アパレルの仕事にも携わっています。プライベートでは30歳で結婚し、37歳で長男を出産。39歳の今は、「息子、夫、3匹の犬。実家や義理の実家も含めて、家族との時間が脳内を多く占めている」とか!
「実は私は家でのんびり過ごすほうが好きなインドアタイプなのですが、息子が生まれてからは、家族揃って商業施設やアミューズメントパークへ出かけるようになりましたね。『次のお休みはどこへ行こう』と考えるのも、今の楽しみになっています」
2歳の息子は好奇心旺盛な時期。夫婦で「子育ては彼の意志を尊重しよう」と決めているとか。
「今はマリオに夢中で、『USJへ遊びに行きたい!』と、毎日おねだりされています(笑)。ほかのことに夢中でごはんをあまり食べないときも、夫と一緒に『無理をさせなくてもいいよね』と。夕飯食べなくて大丈夫かな……とどうしても心配になるものの、夫は『明日の朝、いっぱい食べればいい!』というスタンス。子育てについて夫婦で特別に話し合うことはあまりないですが、彼のさりげない言動に救われることが多いし、頼りにしています。それに父親と息子の2人で仲よくしているのを見ていると、夫婦だけだった頃とは、また別の夫の一面もわかりますね」
木村さんは出産前に、不妊治療を経験。不妊治療はすぐに結果が出ないと、体や心に負担がかかるもの。どうやって自身のメンタルをケアしていましたか?
「私の場合、なかなか授からなかったのですが、『必ず妊娠・出産できる』とずっと信じていました。ただしそのうえで、授からなければそれでもいい、と割り切ってもいて。妊活中心の生活はしていなかったですね。仕事も、普通に続けていました。一方で、SNSなどで同じ経験をされている方のコメントを読み、勇気づけられることも多かったです。ただし今は、不妊治療について検索すると、いろんな情報が出てきてしまう時代でもありますよね。私は器用な性格ではないので、変に調べすぎて、頭でっかちにならないようにはしていました。もちろん、治療の過程でがっかりしたり、不安に思ったりしたことは何度もあります。でも過剰に落ち込まず、極端なことはやらない。“妊活はするけれど、本来の自分のままでいよう”と意識して暮らしていましたね」
こうした経験を経て、妊娠・出産し、育児中の今。子どもと夫の存在のおかげで、「自分に対して昔よりもずっと柔軟になった」と感じているのだそう。
「現役の頃は、選択肢が2つあれば、ラクなほうよりも、厳しいほうに挑戦することに、ワクワク感や生きがいを感じていました。それに『チームのために』と思うと、パワーが湧きましたしね。今も息子や夫のために頑張ろう!という“底力”は変わらないけれど、キャリアや経験、年齢を重ね、自分にも優しさを向けられるように。1日の中でも『どれだけ心身をリラックスさせられるかな?』と考えることを大切にしています」
忙しくも充実した日々の中で、自分のための時間を楽しむのは、息子を寝かしつけてから。
「日中は仕事と育児で自分の時間はほぼないので、21時過ぎから一人でお風呂に入ります。入浴後のボディケアも含めると、2時間ぐらいはバスタイムかも(笑)。その後はドラマをチェックするなどして0時~1時頃に就寝。睡眠時間は5時間ほど。寝るのがもったいないと思っちゃうんです」
これから先に挑戦してみたいことを聞いてみると、こんな答えが。
「夫とよく話すのは、マイホーム作り。そろそろ、私たちも家を建てたいね、と。仕事では、以前カフェを経営していたことがあるので、また人が集まれるコーヒー店ができたらとも思っています」
Staff Credit
撮影/須藤敬一 ヘア&メイク/TOMIE スタイリスト/船戸 唯 イラストレーション/オザキエミ 取材・文/石井絵里
こちらは2026年LEE3月号(2/6発売)「私の脳内図」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
LIFEの新着記事
-
ACTUS丸の内店、静嘉堂文庫美術館、シヅカ洋菓子店など、2時間半で巡る丸の内散策【LEE DAYS club ミワコ】
2026.07.20
-
【朝の30分】を見直せば自分軸を取り戻せる!毎日の満足度がアップする、朝の30分の過ごし方、5つの実例
2026.07.20
-
文化昆虫学者・篠原かをりさん「今いる場所の外に大きな世界がひろがっていると本が教えてくれた」【「児童書」がひろげる、子どもの未来】
2026.07.20
-
「子どもがいない人生」=「孫のいない人生」に。くどうみやこさんが模索する「親」「おばあちゃん」という肩書きを持たないシニアとしての生き方
2026.07.19
-
読書好きなあの人の最新マイベスト「ノンフィクション」&「ずっと読み続けている名作」を聞きました!【LEEノンフィクション大賞】
2026.07.19
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。
















