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【フェイラーのハンカチ、シュタイフのぬいぐるみ、ニベアの青缶etc.】佐藤ありささん愛用 ドイツ生まれの老舗ブランド名品

  • 佐藤ありさ

2025.12.24

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みなさんこんにちは。今回は、ドイツのブランドについてお話ししたいと思います。私自身、もともとドイツのブランドだと知っていたものもあるけれど、日本でおなじみのアイテムをドイツで見て「あ、これドイツでも売ってるんだ~」と思ったら、そもそもドイツが本場だった、なんていうこともありました(笑)。そして今回調べてみたら、想像以上に歴史の長いブランドばかりでびっくり! 

私と家族の暮らしになくてはならない、そんな老舗ブランドの名品たちをご紹介しますね。

日本でも大人気のFEILER (フェイラー)

まずはフェイラー。ドイツでは「ファイラー」と発音します。1948年ドイツで創業され、1972年に日本で販売が開始されたそうです。色とりどりのデザインがとても素敵で、今、特にLEE世代の女性たちにも大人気ですよね。ドイツでは特にベビー用品も充実しているイメージで、子どものお祝いにいただいたことも。しっかりとした厚手でガンガン洗ってもへたらない上質なハンカチも集めています。

FEILER (フェイラー)のハンカチ、ポーチ
しなやかで使い心地もいいですよね。バレリーナ柄のポーチもお気に入りです。

動物のぬいぐるみで有名なsteiff(シュタイフ) 娘も大切にしています

steiff(シュタイフ)の動物のぬいぐるみ

テディベアなどで有名なシュタイフは、1880年創業。なんと、世界ではじめてぬいぐるみ玩具を作ったメーカーと言われているそうです。1902年に世界ではじめてのテディベアを作り、大人気に。耳にボタンと黄色のタグがついた可愛いぬいぐるみたちは、日本でも愛されていますよね。

娘も、赤ちゃんのころにお祝いでいただいたうさぎさんとくまさんをずっと大切にしていて、いつも一緒に寝ています。私も、友達の赤ちゃんへ贈るプレゼントに選んだことも。

フランクフルト・レーマー広場にあるシュタイフのお店
フランクフルト・レーマー広場にあるシュタイフのお店
フランクフルト・レーマー広場にあるシュタイフのお店 店内の様子

いろいろな動物のぬいぐるみは、とても大きなものから手のひらサイズのものまで。アパレルもあって、すごくかわいいです♡

フランクフルト・レーマー広場にあるシュタイフ店内のテディベアを選ぶ佐藤ありささん

中でもテディベアはいろんな子がいて、「どの子にしようかな~」と選ぶのも楽しい!

ドイツにはシュタイフのミュージアムがあり、娘が小さいころに家族で行ってとても楽しめました。フランクフルトから車で2~3時間かかるのですが、日本語の音声解説もあるので観光におすすめです。

色鉛筆や絵の具のFABER-CASTELL(ファーバーカステル)

FABER-CASTELL(ファーバーカステル)の色鉛筆
娘がお絵描きしているところをパチリ。赤いケースは幼児用で、太くて握りやすくなっています。左の絵は、それで描いた息子の作品です(なんの絵かな…?笑) 

こちらも超老舗、創業260年を越えるファーバーカステル。今回調べてはじめて知ったのですが、なんと現存する世界最古の筆記具メーカーなのだそうです。

日本でも色鉛筆や絵の具が有名ですが、鉛筆を思い浮かべる時に誰でもイメージするあの六角形のデザインの長さや太さなどの基準を作ったのがファーバーカステルなのだとか。

FABER-CASTELL(ファーバーカステル)の絵の具を使ってお絵描きする様子
娘はハートや虹もお気に入りのモチーフ。白い服でお絵描きしてもほとんど汚さなくなりました!

娘も息子もお絵描きが大好きで、よく色鉛筆や絵の具を出してきて一生懸命描いています。学校でもファーバーカステルのものを使っています。



息子はschleich(シュライヒ)のリアルなフィギュアに夢中です

フィギュアの代名詞的存在のシュライヒは創業90年。日本でもかなりの種類が売られていますよね。息子はゴリラやワニ、恐竜など強そうなものが好きで、よくバトルごっこをして遊んでいます。とても精巧でリアルだから想像力が膨らむのかもしれないですね。

schleich(シュライヒ)のリアルな動物フィギュア

RIMOWA(リモワ)のスーツケースは10年以上、旅の相棒です

RIMOWA(リモワ)のスーツケース

そして、リモワも創業125年を越える、ドイツ・ケルンで生まれた世界有数のスーツケースメーカー。私は独身時代に定番のシルバーを購入し、メインのスーツケースとして10年以上一緒に旅をしてきました。このサイズは海外への旅に欠かせないけれど、コンパクトなサイズも欲しいな~と思っているところです。

Kneipp(クナイプ)の入浴剤は日替わりで楽しみます♪

Kneipp(クナイプ)の入浴剤
冬の夜に心地よいラベンダーの香り、筋肉をほぐしてくれるもの、ストレスをリフレッシュさせてくれるものなど、パッケージも素敵でいろいろ集めています。

入浴剤でよく知られているクナイプも、創業130年を越えている自然派のハーバルブランド。1985年に日本に上陸した当時、バスソルトも植物由来の製品もまだ日本では一般的ではなかったそうです。今ではドラッグストアーやスーパーでも気軽に購入できますよね。私はいろんな種類の個包装のバスソルトをストックしていて、その日の気分で選んでいます。帰国の際のドイツ土産にもぴったりで、自分も使い慣れていて良さを実感しているので、どなたにも安心してプレゼントできるんです。

NIVEA(ニベア)もドイツ生まれってご存じでしたか?

NIVEA(ニベア)のクリームを手に取る佐藤ありささん
ニベアのクリーム缶が誕生したのは1911年。ロングセラーだとは思っていましたが、こんなにも歴史あるクリームだったとは! ニベアは「白い雪」という意味があるそうです。

日本中どこでも買えるおなじみのニベアのクリーム。ニベアも創業125年を越えるドイツを代表するブランドなんです。子どものころから身近にあったから、ドイツ生まれと知って正直意外でした。でもさすが本場、クリームの青缶だけでも日本より種類が豊富です。我が家には年中あって、手やひざやかかとにも塗っています。ボディソープもニベアのものを使っています。

家族みんなで愛用しているPUMA(プーマ)も!

PUMA(プーマ)のウエアを着て公園をランニングする佐藤ありささん
子どもたちを送り出したあと、夫と公園をぐるっとランニング。キャップからスニーカーまで全身PUMAです!
PUMA(プーマ)のアウターを着た子どもたち
前にもご紹介した子どもたちのアウター。冬は毎日のように着ています!

PUMAもドイツを代表する世界的なブランドですね。スポーツウェアから日常のアウターやリュックなど子どものアイテムまで、機能性も抜群で我が家には欠かせない存在です。

まだまだおすすめドイツブランドがいっぱい!

WMF(ヴェーエムエフ)のキッチンアイテム

WMF(ヴェーエムエフ)は、1853年からあるキッチンブランド。ドイツで暮らし始める時に、包丁やお玉など調理器具もドイツ製のものがいいなと思って選んだのがきっかけで、カトラリーやまな板などいろいろと揃ってきました。作りがしっかりしていて、使えば使うほどなじんでくる感じがします。

AJONA(アヨナ/アジョナ)の歯磨き粉
とにかくスッキリ感が気持ちよく、私は「もうこれしか使えない!」というくらい気に入っています。

AJONA(ドイツではアヨナと発音しますが、日本ではアジョナと発音されているようです)は、私がいちばん好きな歯磨き粉。 1952年から変わらない伝統製法で天然成分から作られており、ほんのレンズ豆くらいの量でスッキリ磨ける濃縮歯磨き粉なのですが、韓国アイドルの方が使っているということでも話題に。割高にはなりますが日本でも通販などで購入できるので、機会があったらぜひお試しを。

長く愛せる上質さがドイツブランドの魅力です

フランクフルト・レーマー広場にあるシュタイフ店内で動物のぬいぐるみを手に取る佐藤ありささん

今回ご紹介したのは、ドイツ、そして世界中で長く愛されてきた数あるブランドの中のほんの一部ですが、私も改めて歴史あるブランドについて知ることができ、ドイツのことがもっと好きになった気がします。ドイツでの暮らしの中で「物を大切にする」「長く使う」という文化を感じることが多いのですが、老舗ブランドはそんな長く大切にしたくなる名品を作り続けてきたのだなと実感しました。
丈夫で長持ち、使いやすくて日々の生活に寄り添う、そんなドイツのものたちの魅力を、みなさんにも感じていただけたら嬉しいです。

それではまた次回♪

佐藤ありさ Arisa Sato

1988年生まれ。10代の頃に「Seventeen」専属モデルとしてデビュー、以降「non-no」「MORE」でも専属モデルとして絶大な人気を集め、お天気キャスターとしても活躍。
現在は2児の母となり、ドイツ・フランクフルトで子育てに邁進、LEE本誌でも活躍中。

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