
みなさんこんにちは。今回は、ドイツのブランドについてお話ししたいと思います。私自身、もともとドイツのブランドだと知っていたものもあるけれど、日本でおなじみのアイテムをドイツで見て「あ、これドイツでも売ってるんだ~」と思ったら、そもそもドイツが本場だった、なんていうこともありました(笑)。そして今回調べてみたら、想像以上に歴史の長いブランドばかりでびっくり!
私と家族の暮らしになくてはならない、そんな老舗ブランドの名品たちをご紹介しますね。
日本でも大人気のFEILER (フェイラー)
まずはフェイラー。ドイツでは「ファイラー」と発音します。1948年ドイツで創業され、1972年に日本で販売が開始されたそうです。色とりどりのデザインがとても素敵で、今、特にLEE世代の女性たちにも大人気ですよね。ドイツでは特にベビー用品も充実しているイメージで、子どものお祝いにいただいたことも。しっかりとした厚手でガンガン洗ってもへたらない上質なハンカチも集めています。

動物のぬいぐるみで有名なsteiff(シュタイフ) 娘も大切にしています

テディベアなどで有名なシュタイフは、1880年創業。なんと、世界ではじめてぬいぐるみ玩具を作ったメーカーと言われているそうです。1902年に世界ではじめてのテディベアを作り、大人気に。耳にボタンと黄色のタグがついた可愛いぬいぐるみたちは、日本でも愛されていますよね。
娘も、赤ちゃんのころにお祝いでいただいたうさぎさんとくまさんをずっと大切にしていて、いつも一緒に寝ています。私も、友達の赤ちゃんへ贈るプレゼントに選んだことも。


いろいろな動物のぬいぐるみは、とても大きなものから手のひらサイズのものまで。アパレルもあって、すごくかわいいです♡

中でもテディベアはいろんな子がいて、「どの子にしようかな~」と選ぶのも楽しい!
ドイツにはシュタイフのミュージアムがあり、娘が小さいころに家族で行ってとても楽しめました。フランクフルトから車で2~3時間かかるのですが、日本語の音声解説もあるので観光におすすめです。
色鉛筆や絵の具のFABER-CASTELL(ファーバーカステル)

こちらも超老舗、創業260年を越えるファーバーカステル。今回調べてはじめて知ったのですが、なんと現存する世界最古の筆記具メーカーなのだそうです。
日本でも色鉛筆や絵の具が有名ですが、鉛筆を思い浮かべる時に誰でもイメージするあの六角形のデザインの長さや太さなどの基準を作ったのがファーバーカステルなのだとか。

娘も息子もお絵描きが大好きで、よく色鉛筆や絵の具を出してきて一生懸命描いています。学校でもファーバーカステルのものを使っています。
息子はschleich(シュライヒ)のリアルなフィギュアに夢中です
フィギュアの代名詞的存在のシュライヒは創業90年。日本でもかなりの種類が売られていますよね。息子はゴリラやワニ、恐竜など強そうなものが好きで、よくバトルごっこをして遊んでいます。とても精巧でリアルだから想像力が膨らむのかもしれないですね。

RIMOWA(リモワ)のスーツケースは10年以上、旅の相棒です

そして、リモワも創業125年を越える、ドイツ・ケルンで生まれた世界有数のスーツケースメーカー。私は独身時代に定番のシルバーを購入し、メインのスーツケースとして10年以上一緒に旅をしてきました。このサイズは海外への旅に欠かせないけれど、コンパクトなサイズも欲しいな~と思っているところです。
Kneipp(クナイプ)の入浴剤は日替わりで楽しみます♪

入浴剤でよく知られているクナイプも、創業130年を越えている自然派のハーバルブランド。1985年に日本に上陸した当時、バスソルトも植物由来の製品もまだ日本では一般的ではなかったそうです。今ではドラッグストアーやスーパーでも気軽に購入できますよね。私はいろんな種類の個包装のバスソルトをストックしていて、その日の気分で選んでいます。帰国の際のドイツ土産にもぴったりで、自分も使い慣れていて良さを実感しているので、どなたにも安心してプレゼントできるんです。
NIVEA(ニベア)もドイツ生まれってご存じでしたか?

日本中どこでも買えるおなじみのニベアのクリーム。ニベアも創業125年を越えるドイツを代表するブランドなんです。子どものころから身近にあったから、ドイツ生まれと知って正直意外でした。でもさすが本場、クリームの青缶だけでも日本より種類が豊富です。我が家には年中あって、手やひざやかかとにも塗っています。ボディソープもニベアのものを使っています。
家族みんなで愛用しているPUMA(プーマ)も!


PUMAもドイツを代表する世界的なブランドですね。スポーツウェアから日常のアウターやリュックなど子どものアイテムまで、機能性も抜群で我が家には欠かせない存在です。
まだまだおすすめドイツブランドがいっぱい!

WMF(ヴェーエムエフ)は、1853年からあるキッチンブランド。ドイツで暮らし始める時に、包丁やお玉など調理器具もドイツ製のものがいいなと思って選んだのがきっかけで、カトラリーやまな板などいろいろと揃ってきました。作りがしっかりしていて、使えば使うほどなじんでくる感じがします。

AJONA(ドイツではアヨナと発音しますが、日本ではアジョナと発音されているようです)は、私がいちばん好きな歯磨き粉。 1952年から変わらない伝統製法で天然成分から作られており、ほんのレンズ豆くらいの量でスッキリ磨ける濃縮歯磨き粉なのですが、韓国アイドルの方が使っているということでも話題に。割高にはなりますが日本でも通販などで購入できるので、機会があったらぜひお試しを。
長く愛せる上質さがドイツブランドの魅力です

今回ご紹介したのは、ドイツ、そして世界中で長く愛されてきた数あるブランドの中のほんの一部ですが、私も改めて歴史あるブランドについて知ることができ、ドイツのことがもっと好きになった気がします。ドイツでの暮らしの中で「物を大切にする」「長く使う」という文化を感じることが多いのですが、老舗ブランドはそんな長く大切にしたくなる名品を作り続けてきたのだなと実感しました。
丈夫で長持ち、使いやすくて日々の生活に寄り添う、そんなドイツのものたちの魅力を、みなさんにも感じていただけたら嬉しいです。
それではまた次回♪
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