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佐藤ありささんが本場ドイツでビールを味わう!【オクトーバーフェストとお気に入りビール】

  • 佐藤ありさ

2025.10.26

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みなさんこんにちは!佐藤ありさです。
ビール大国としても知られているドイツから、今回はフランクフルトで開催されたビール祭りの様子や、私がふだん飲んでいるお気に入りのビールをご紹介したいと思います。

ドイツの秋と言えば、「オクトーバーフェスト」。民族衣装を身にまとって、みんなでわいわいビールを楽しみます

予約制で、かなり大きな会場が満席に!

オクトーバーフェストとは、ドイツ、バイエルン州ミュンヘンが発祥の、世界でも有名なビール祭り。もとは1810年、王家の結婚を祝ったお祭りから始まったのだそうです。

9月末から10月上旬までドイツの各地で行われ、私が住んでいるフランクフルトでも毎年盛大に開催されています。日本でも開催されているので、行ったことがある方もいらっしゃるかと思います。

私もずっと行ってみたいと思っていたのですが、子どもが小さいうちはなかなかチャンスがなく、ちょうど日曜に子どもも参加できる「ファミリーデー」が開催されたので、お友達親子と一緒に念願の初参戦! 

ブルーのエプロンがお友達、赤いスカートが長女、チェックのシャツが長男です。
伝統の衣装に身を包み、会場の雰囲気を楽しんでいました♪

オクトーバーフェストでは、男性は「レーダーホーゼン」、女性は「ディアンドル」と呼ばれる、ドイツ・バイエルン州からオーストリア・チロル地方にかけての地域に伝わる民族衣装を着ます。

レーダーホーゼンは”肩紐がついた革の半ズボン”のことで、チェックのシャツを合わせることが多いそうです。ディアンドルには「娘さん」という意味があり、ボタンや紐で絞られたデザインのエプロンドレスやワンピース、お花の髪飾りなどとても可愛いです。

私たちも今回ネットで探して着てみました。ドイツの方々はお気に入りの一着を毎年大切に着る人も多いそうで、日本で着物や浴衣を大切にしているのと似ていますよね。

息子は定番の赤と白のギンガムチェック。会場では大人の男性もたくさん着ていました。
娘は、本人が選んだオフショルダーワンピースを合わせました。

子どもたちがつけているバッジは、会場で見つけて可愛くて思わず購入しました。それぞれ「フランクフルトの男の子」「フランクフルトの女の子」という意味です。私もレースのトップスとボタンがたくさんついたワンピースでディアンドル気分を味わいました。

ドイツのビールジョッキはとにかく大きい!

友達とカンパーイ♪ グラスの下を合わせるのがドイツ式です

ドイツでは、マースビールと呼ばれる大きなジョッキが一般的。マースというのは1リットルという意味です。片手で持つにはかなり重い! 

でもこれをみんな次から次へと空けて、どんどんお代わりを頼むんです。ひとりで何リットル飲んでいるんだろう!?
私も、お店の方に「次はまだか?」と何度かきかれたけれど、この日はこの一杯で終了!

ビールと一緒に味わったのは、プレッツェルと白ソーセージ。白ソーセージは日本ではあまり見かけないけれど、ドイツではメジャーです。皮をむいてマスタードなどをつけていただきます。

バンドの生演奏もあって、とにかくにぎやか! こういう時、ドイツでは椅子の上に立って踊るんです。郷に入っては郷に従え…ということで私も椅子に上がって踊ってみたら、ドイツの方に「いいね!」と言われました(笑)。子どもたちもステージの近くに踊りに行って満喫していました。

もともと大好きなビール!ドイツ式、ビールのお供は…?

この時はよく冷えていたけれど、お店によってはたまに冷えていないこともあり、日本のように必ずキンキンに冷やして飲むというわけではないそうです。最初は驚いたけれど、すぐに慣れました(笑)

これはまた別の日ですが、マースビールと一緒にいただいたのは牛肉のソーセージとフライドポテト、手前はシュニッツェル。実はドイツに住む前から大のビール党の私。ドイツでは、地元のビールはもちろん近隣諸国のビールも豊富で、おつまみ的に楽しめるメニューも美味しくて、ビール好きにはたまらない環境です。

左は黒ビール!コクがあって飲みごたえがあります。右は屋台で食べたフライドポテトと、ドイツで人気のカレー風味のソースをかけたソーセージ。これがまたビールに合うんです~。

家族でよく行くお気に入りのピザやさんでよく頼むメニュー。マルゲリータ、白くて丸いのはブッラータチーズ、手前は生ハムとルッコラ。美味しくて子どももペロッと食べちゃいます。

こちらは”メット”という、パンになんと生の豚ひき肉をのせたもの。生玉ねぎやスパイスがきいた大人の味で、ビールがすすみます。



スーパーも圧巻の品揃え!

スーパーでもビールの種類には圧倒されます。ドイツに来て初めてずらーっと並ぶビールを見たときは、「すごい!全部飲まなきゃ♪」とワクワクしました。でもとにかく種類が多いので、まずは日本人に人気の銘柄を調べて、飲み比べ。

その中からいくつか私のお気に入りをご紹介しますね。

これは”TEGERNSEER HELL”という後味スッキリで飲みやすいタイプ。”HELL”は薄いという意味
サラっとした軽やかなのどごしです。

こちらは”Krombacher Natur Radler”と”Gösser Natur Radler”というレモンビール。レモネードとビールを混ぜているので、フルーティでアルコール度も控えめ、お酒が苦手な方にもおすすめです。

このクラシカルなスイングトップ式のボトルは”FLENSBURGER PILSENER”という老舗のビール。苦味があって辛口です。

まとめ買いをする人が多くて、私もまとめて買って自宅で少しずつ料理をしながら飲んだり、時間がある時にお酒に合うひと品を作って楽しんだり。ちなみに最近気に入ってよく作っているのがアヒージョ。日本のカルディで買ってきたアヒージョの素で作っています。

ドイツのマッシュルームは丸々として大きい!
これ便利ですね~。手軽で美味しいのでリピートしたいな。

年中美味しいビールだけど、また来年のオクトーバーフェストが楽しみです!

オクトーバーフェスト、とても楽しかったのでまた行きたいです。
日本のビールも大好きなので、日本のオクトーバーフェストにもいつか行ってみたい!

私の大好きなビールの話題でしたが、みなさんにも楽しんでいただけたら嬉しいです。

それではまた♪

佐藤ありさ Arisa SAto

1988年生まれ。10代の頃に「Seventeen」専属モデルとしてデビュー、以降「non-no」「MORE」でも専属モデルとして絶大な人気を集め、お天気キャスターとしても活躍。
現在は2児の母となり、ドイツ・フランクフルトで子育てに邁進、LEE本誌でも活躍中。

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