【９月の音楽＆ステージ情報】アリシア・キーズ、TWICE、Cody・Lee(李)、U-zhaan…注目情報をお届け！

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古川はる香さん

ライター

気がつけばライター歴は成人年齢超え。『イカゲーム3』完走後、家族で『ミセン』視聴中。

『Tabla Dhi,Tabla Dha』U-zhaan

音楽の新たな扉が開く！　インド起源タブラの世界

太鼓2つで1組になったインドの打楽器タブラの奏者、U-zhaan。約11年ぶりのアルバムは、鎮座DOPENESS、原口沙輔、Corneliusなどとヒップホップから電子音楽、ポップスまでジャンルレスにコラボ。さらにベンガル語ラップ曲、インドの人気シタール奏者との本格的なインド古典音楽も収録し、タブラの可能性を存分に発揮。ほかの音楽では聴かない変拍子も特徴で、ハナレグミとの共作曲『カンしてパイして乾杯！』は、なんと6.5拍子！　小数点拍子の軽快な心地よさに酔いしれて。（Golden Harvest Recording）

『ベスト・オブ・アリシア・キーズ』アリシア・キーズ

グラミー賞17冠など輝かしいキャリアに加え、女性の地位向上、難民問題等に力を注ぐアクティビストとしても知られるシンガー・ソングライター。約12年ぶりの来日を記念したベストアルバムは、『ノー・ワン』『ガール・オン・ファイア』など聴くだけでエンパワーされるヒット曲が勢ぞろい。（ソニー・ミュージックレーベルズ）

『SILVER』Cody・Lee(李)

バンド名〝コーディリー〞の由来は、Vo.＆Gt.の高橋が学生時代にWEB上で使用していたハンドルネームから。台湾やアメリカなど世界各地で注目を集め、海外アーティストと初コラボした『Ghost feat. 洪佩瑜』も今作に収録。’90年代らしさと新しさのある楽曲に、気がつくと虜に。9月10日発売。（ソニー・ミュージックレーベルズ）

『ENEMY』TWICE

今年デビュー10周年を迎え、メンバーの個性、パフォーマンス力がますます研ぎ澄まされていく韓国発9人組ガールズグループ・TWICE。6枚目の日本オリジナルアルバムはメンバーのジヒョがディレクションを担当。力強いエールソング『ENEMY』をはじめ、今までにないロックテイストがきわだつ。（ワーナーミュージック）

2021年に東京2020パラリンピック開会式で披露され、感動を呼んだパフォーマンス『片翼の小さな飛行機』。そのキャストとスタッフが新たな仲間とともに、東京でデフリンピックと世界陸上が開催される今年、新作を発表！　蒸気機関車「ムジカ」を舞台に、旅の物語が生み出される。作品創作の中心は、振付家・ダンサーの森山開次。音楽家の蓮沼執太が音楽を全編書き下ろし、劇作家・演出家の三浦直之が言葉を紡ぐ。キャストには、パラリンピックで主役の「片翼の小さな飛行機」を演じた和合由依、俳優の岡山天音、ミュージシャンの坂本美雨、ろう者俳優・デフパフォーマーのKAZUKI、タレント・歌手のはるな愛など魅力的な23名が揃う。「誰もが楽しめる舞台」を目指し、「視覚だけ・
聴覚だけ・視覚と聴覚両方」、それぞれの方法で楽しめる工夫が。

11月26日～30日　東京芸術劇場 プレイハウス　9月13日チケット一般発売　問い合わせ＝☎0570・010・296（東京芸術劇場ボックスオフィス）

※公演チケットは売り切れている場合もございます。ご了承ください。