楽しみはこれから!「LEE DAYS club」の家と暮らし
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素敵と話題!【LEE DAYS clubミワコさん】40代後半「時間も体力も限りがある」からこそ辿り着いた暮らし
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LEE DAYS リーデイズ
2025.09.05 更新日:2025.09.11
「40代後半から、こんなふうに過ごしたい」とLEEwebブログにファン急増中
楽しみはこれから!「LEE DAYS club」の家と暮らし

LEEweb内での連載ブログが大人気のLEE DAYS club。衣食住、全方位素敵と評判なメンバーを初フィーチャー!
LEE100人隊OGであり、今は先輩世代の彼女たちは、憧れつつ少し先に目指したいロールモデルになるはず。

教えてくれたのは?
自らを“整える”人生のもてなし上手
ミワコさん
49歳・岡山県・事務職 夫と息子2人(19歳、17歳)の4人暮らし。仕事のかたわら、2018年に新築した一軒家にて茶道教室も主宰。家族との暮らしを大切にしながら、体や心を整える日々。
多忙な中でも自分の〝好き〞と向き合えた現役時代
子どもが幼かった頃は共働きで夫も忙しく、ほぼワンオペ生活だったと振り返るミワコさん。
毎日あっという間に時間が過ぎて、仕事と家事、子育てと趣味など、どうすればいろんなことを両立していけるか? がテーマだった気がします
そんな中LEE100人隊としての活動は、「私が好きなものは何?」と自分に戻れるひとときだったとか。
誌面で紹介されるアイテムが魅力的で、いつも欲しいものがありすぎて困るくらい(笑)。あの頃出会ったものたちは、今も暮らしの中で愛用し続けているものが多いです
県内外を問わず“好き"を共有できる仲間ができたのも、大きな財産だったそう。今でもLEE100人隊OGの仲間たちと一緒に地方へ旅行に行ったり、彼女たちが岡山へ来たときは家に招いておもてなしをしたり。おしゃれや美容にまつわる情報交換はもちろん、暮らしにまつわることを安心して話せる関係性に助けられているそうです。
災害支援にかかわり朝から晩まで仕事漬けの日々や、義父母や叔父の介護を体験したことで「時間も体力も限りがある」と実感。ここ数年は「人生の終わりまで、どんな時間を大切にしていきたいか」を深く考えるようになっていったそうです。




住ーHousing
大切なのは、家族が元気に暮らすこと。家はその土台となる空間です
いつでもすぐ行動を起こせるよう、暮らしを整えておく
人生で一番大事にしたいこと、それは「目の前にいる家族との時間」だと気づいたミワコさん。そこから生活のバランスを見直し、「無理なく、自分らしく、楽しみながら働きたい」と、倉敷美観地区で宿とギャラリーを営む会社に転職したのが3年前のこと。
それによって少しずつ生活と気持ちに余裕が出て、自宅の茶室で小さな茶道教室も始めました。引き続き先生に師事して茶道の学びを深めながら、和菓子や和食についても楽しみつつ勉強を続けています。

8年前にやっとマンションのローンが終わったときに『家を建てたい』と言い出して夫に驚かれましたが、今回も『茶道教室をやりたい』と言い出して(笑)、最初は戸惑っていたものの、最終的にはこころよく応援してくれた夫に感謝です
暮らしのディテールを大切にしつつ、行動するときはエイッと大胆に。そんなメリハリが魅力のミワコさん、いつも自分の頭で納得するまで考え、動ける自分であるよう、常に"心身を整えること"を意識しているのが、その原動力のよう。
そういえば、茶道はすべて“段取り"の世界。丁寧に準備をして"しかるべきとき"を待つようにと鍛えられました。
お菓子や料理、茶室のしつらいやお着物の準備など、季節感を考え、おもてなしのために整えておく。そこで学んできたことが、今の暮らしにも生かされているのかもしれませんね

明るい印象のメープル材を使ったキッチンは、住み始めて8年目の今も清潔感をキープ。料理やお菓子作りが趣味で、多くの時間をここで過ごす。右手の飾り棚には、お気に入りのお茶やコーヒーの道具を並べて。

ひと回り年上の夫が役職定年を迎えて、以前より夫婦の時間も増え、紅茶やお菓子を楽しむのが日課に。

月数回、友人や近所の子どもたちにお茶の教室を開催する和室。お軸を用意したり、花を生けたり。その準備がとても楽しく、豊かな時間。

花籠をはじめとした茶道具の多くは大叔母から譲り受けたもの。花もできるだけ自前で準備したいと、今年、庭の植栽を茶花を中心に植え替えた。

受け継いだ茶道具が整然と並ぶ水屋の棚。「季節ごと、点前ごとに使う道具が変わり、それを学ぶのも楽しいんです」

教室で出す和菓子も、毎回自作で準備。こちらは9月の重陽の節句に合わせた「着せ綿」という名の菊形の練り切り。

リビングの窓を開けると、ウッドデッキがある中庭とひと続きに。部屋には常に心地いい光が差し込み、利休梅やナツハゼなど植栽の緑も目にやさしい。
食ーFood
普段のごはん作りだけでなくおもてなし料理もランクアップ中

柳瀬俊一郎さんのスリップウエアや、古伊万里の赤絵、棚橋祐介さんの八角皿など、最近出番の多いお気に入りの器たち。
「持つ枚数は食器棚に入るだけと決めていて、買うのはほどほどにしているのですが…器好きなので、素敵な器に出会うといつも悩ましいです(笑)」

茶懐石料理を作るようになり、和食もあらためて勉強中。きすの天ぷら、オクラとかぼちゃのだし煮、とうもろこしのすり流しなどを合わせた、ある日のおもてなし料理。
「野菜のゆで方、魚の処理、出汁の使い分けなど、本を読むだけではわからないことを教わり、料理が見違えるのを実感しています」
衣ーFashion
おしゃれは「飾る」よりも「整える」という感じが今の気分

30代では自然素材の服に惹かれた時期があったものの、自分にはあまり似合わないと感じ、今は〝地味色でちょっときれいめスタイル〞を軸に服を選ぶように。
ある日の普段着は、モヘアのカーディガンでゆるさをプラスしたモノトーンコーデ。

休日のお出かけスタイルは、スカートが多め。LEE DAYSオリジナルの「DEAR DAYS」の箔プリントタックスカートにベージュのニットを合わせて。

月に3~4日は着物を着るというミワコさん。
「同じ着物でも、10年前と今では着付け方や合わせる小物も変化しました。洋服とはまた違った装いの奥深さに惹かれます」
LEE DAYS clubとは?
LEE100人隊の卒業生の中からレジェンドOGが集まり、2022年春に発足。現在 6 名のメンバーがリレー執筆する連載は、更新されるたびに高いアクセス数を記録!
日々の暮らしが豊かになるヒントは、お手本にしたいものばかり。






次回は、「『LEE DAYS club』の家と暮らし eringoさん編」をご紹介します。
Staff Credit
撮影/メグミ 取材・文/田中のり子
こちらは2025年10月号(9/5発売)「楽しみはこれから!『LEE DAYS club』の家と暮らし」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2025年10月号現在)です。
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LEE DAYS リーデイズ LEE DAYS
LEEとともに歩んできて、子育てが一段落。自分に目を向ける余裕の出てきたLEEの姉世代の方に、日々の“ほんとうに好きなものと心ときめく時間”をお届けします。
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