グレー、ブラウン、ブラック、ベージュ
2025夏【ブルー×地味色配色レッスン】石上美津江さんがカジュアル派におすすめの夏コーデを提案
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蛯原友里
2025.06.18
SUMMER BLUE by Mitsue Ishigami
スタイリスト石上美津江さんが提案!「なんだか、ブルーな気分!」

「さりげないのにおしゃれ!」と、地味色を中心としたリアルな色使いが毎号反響を呼ぶ石上美津江さんのスタイリング。そんな彼女が今季選んだキーカラーはブルー。真夏の着こなしを涼やかに彩るきれい色は、実はカジュアル派にこそおすすめなんです!

教えてくれたのは
石上美津江さん
Mitsue Ishigami
スタイリスト
カジュアル派の定番アイテムを取り入れた、誰からも好感を持たれる大人向きの甘めカジュアルが、LEE読者の支持を集める。スタイリング提案の特集や、LEEマルシェとのコラボ商品も大人気!
ブルーと一緒なら、いつもの地味色が見違えます
今回、ブルーが主役のスタイリングに挑戦してみて気がついたのが、ブルーはどんな地味色とも似合うということ。たとえいつものカジュアルなコーディネートだとしても、一点入るだけで、おしゃれに気を使っている人に見える。ブルーの力は偉大です!
石上美津江さん
MITSUE’S BLUE
01
トレンドのニットポロをブルーに着替えて、やんちゃな男の子みたいな夏コーデに
【GRAY+BLUE】のボーイズテイストコーデ

「旬のニットポロとマニッシュパンツのワンツーコーデ。グレーって気を抜くと野暮ったくもなりがちですが、ブルーとならモードに転じる。パールとギンガム柄のトートで甘さを添えて」
【R&D.M.Co- (アールアンドディーエムコー)】ブルーチェックのトートバッグ ¥9900

MITSUE’S BLUE
02
ターコイズはヴィンテージテイストと相性抜群。こっくりブラウン×淡色デニムに少量きかせて
【BROWN+BLUE】のヴィンテージテイストコーデ

「ブラウン×ターコイズブルーのネックレスでヴィンテージ感のある着こなしに。ここでのブルーはあえて少量に抑えることが、爽やかに見せるポイントです」
【STEEN(スティーン)】のターコイズブルーのネックレス (長)¥30800・(短)¥19800

MITSUE’S BLUE
03
黒の引き締め力を借りて、スポーティなブルゾンをモダン仕上げ
【BLACK+BLUE】のスポーツテイストコーデ

「一目惚れした水色の配色ブルゾン。モダンに仕上げたくて、黒の力を借りました。クリーンさがさらにきわだちます」
【AUTRY(オートリー)】の水色配色ウィンドブレーカー ¥46200

MITSUE’S BLUE
04
ベージュとの新配色にチャレンジ。いつものカジュアルがたちまち新鮮に!
【BEIGE+BLUE】のカジュアルテイストコーデ

「ベージュ×ブルーは、私の中で新発想! 普段は白シャツを合わせるパラシュートパンツが、ぐっと新鮮な装いに。ブルーアイテムはカジュアル、ベージュアイテムはリラクシーを心がけるのが、成功への最短距離です」
【Oblada(オブラダ)】ブルーの帽子 ¥7920

自分だけが満足できる新鮮さ。ブルーで新たな扉を開いて!
スタイリングのベースは地味色。さし色を使うなら赤。スタイリストとして長年、そのスタンスが定番だった私が、今年に入ってブルーを頻繁に取り入れるようになりました。特に春夏シーズンのコーディネートには、気がつくとすべてにブルーが入ってしまうほど。全体のバランスをとるために慌ててブルーを引っ込める(笑)。そんなことが続いたんです。
その理由を自分なりに分析してみました。ひとつには、甘いテイストがベースにある中で、着こなしにクールなアクセントが欲しくなったということ。知的なムードを持つブルーの力を借りて、甘めカジュアルを少しきれいめに、少し大人っぽく仕上げたくなったのだなと気がつきました。もうひとつは、きれい色の中でもブルーは取り入れやすいカラーであるということ。ネイビーやデニムの延長線上の感覚で、初心者でも圧倒的に扱いやすい。そんなふたつの理由を見つけました。
決して目立ちたいわけじゃない。頑張りたいわけでもない。自分だけが満足できる少しの新鮮さ。ブルーは自分らしい冒険を、あなたに運んでくれるはず。ぜひ、ブルーと一緒に、この夏、新しいおしゃれの扉を開いてみてほしいと思っています。
石上美津江さん
Staff Credit
撮影/渡辺修身(物) 三瓶康友(人物) ヘア&メイク/森 ユキオ(ROI) スタイリスト/石上美津江 モデル/蛯原友里 取材・原文/磯部安伽
こちらは2025年7月号(6/6発売)「なんだか、ブルーな気分!」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2025年7月号現在)です。
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