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【佐藤ありささん ドイツ暮らしの食卓】白アスパラにルバーブ、日本の食材も大活躍

  • 佐藤ありさ

2025.04.19 更新日:2025.07.18

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みなさんこんにちは、佐藤ありさです。今回はドイツでの我が家のごはんについてお話したいと思います。

家族の昼食は、学校などで食べてくるドイツ式のパンやパスタが多いので、自宅ではなるべく日本の味を中心にしつつ、ドイツの旬の食材も取り入れながら、毎日の食事を楽しんでいます。

さて私が手に持っているのはドイツのキャベツ。形が面白いですよね。ドイツに来てまもない頃、日本と同じような丸いキャベツを見つけて買ったのですが、食べてみたら硬くてびっくり! 後日ドイツに住んでいる日本の方が、やわらかく食べやすいキャベツはこのとんがった形のものだと教えてくれて、ようやく日本と同じような千切りキャベツが食べられました。

ドイツに春を告げるホワイトアスパラガス

春になると出回るのは、なんといってもホワイトアスパラガス。日本で売られている緑のアスパラより太いですよね。柔らかくてクセがなく、やさしい味わいです。茹でて、卵黄・バター・レモン汁を使ったオランデーズソースをかけて食べることが一番多いですが、ポタージュにすることも。

家族みんな大好き。今の季節だけなので、ホワイトアスパラガスが売られているのを見つけると「食べなきゃ!」と感じます。

日本では食べたことがなかったルバーブ

ルバーブは、日本でも聞いたことはあったけれど、ドイツに来てから身近になった食材。ジャムにするとほんのり甘酸っぱくて美味しいです。

我が家の人気野菜、ベアラオホも旬の食材

このベアラオホという葉野菜、日本では見たことがなかったのですが、、、なんとニラの代用になるんです! 餃子が人気メニューな我が家ではよく使います。刻んでソースにすると、肉料理やパスタにも合うんです。

市場には週2-3回行きます。野菜はもちろん、肉や魚、フルーツなど色々あって楽しい! お店の人に美味しい食べ方を教えてもらったりします。



意識して魚も摂るように。手に入りやすいのはサーモンです。

ドイツのスーパーで買える魚はいくつかあるのですが、我が家が良く購入するのはサーモンです。どうしてもお肉料理が多くなってしまいがちなので、お魚をできるだけ意識して摂るようにしています。今日はサーモンだ!という日はちょっと手をかけてタルタルソースを手作りしたり、あとはパプリカを使ったあんかけ、きのこのバター醤油など。家族みんなサラダが好きなので、生野菜もよく食べています。

娘が大好きな春巻きもよく登場します。中のあんは私が作り、娘が巻いてくれました。左の写真の日はとても珍しく鯛が手に入ったので、お刺身に。納豆も貴重です。白いご飯とお味噌汁が並ぶ、こんなメニューがやっぱり落ち着きます。ちなみに右の写真の味噌汁の具はズッキーニ。ドイツでよく売られているのでズッキーニはいろんな料理に使うのですが、味噌汁に入れても意外と美味しいんですよ。

日本から大切に持ち帰ったご飯のお供たち

日本の食材は本当に頼りになります! 海苔の佃煮や鮭フレークなど、ドイツでいただくと美味しさもひとしお。子どもの食が進まないとき、あとご飯がひとくちというところでご褒美的に出してあげたりすると喜ばれます。朝、子どもたちにはおにぎりにすることも多いので、海苔やふりかけ、鰹節なども大活躍。

だしパックは味噌汁やポトフなどに本当に便利ですよね。柚子胡椒はうどんに欠かせないし、美味しい塩はおにぎりに。塩麹は硬めのお肉を漬けておけば焼くだけで美味しくなるので重宝しています。きな粉は子どもの離乳食の頃から愛用。バナナジュースやヨーグルトに混ぜたりして、手軽に栄養をプラスできるのが有難いです。

我が家の普段のおうちご飯、いかがでしたでしょうか。毎日の食事作り、「今日は頑張れないな~」という時は思い切り楽できるメニューにしたりもしながら、家族で食卓を囲むひとときを大切にしていきたいです。そして、子どもたちが食べることを好きになってくれたらいいな、と思っています。

それでは、また♪

佐藤ありさ Arisa SAto

1988年生まれ。10代の頃に「Seventeen」専属モデルとしてデビュー、以降「non-no」「MORE」でも専属モデルとして絶大な人気を集め、お天気キャスターとしても活躍。
現在は2児の母となり、ドイツ・フランクフルトで子育てに邁進、LEE本誌でも活躍中。

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