おしゃれプロの【最愛の白】
【人気モデルの私物"私の白"】竹下玲奈さん、高山都さんが語る、それぞれの愛用する"白"への思いとは?
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竹下玲奈
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高山 都
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LEE編集部
2025.04.04
WHITE FOREVER
人気モデルの【私の白】、拝見!

LEEモデルも、みんな白が大好き。今回は、特に白上手のモデル 竹下玲奈さんと高山都さんにフィーチャー! 愛用の私物を通して、白への思いを語っていただきました。
RENA’S WHITE
モデル竹下玲奈さんの【最愛の白】「くたくたの白」
私にとって白は、"最初の色"。どの色よりも"先"にあるというか、表現するのが難しいのだけれど、とにかくほかの色とは違う特別な色なんです。コーディネートを考えるときも、白は絶対。白がメインな日はもちろんですが、別の色が主役の日もどこかに必ずチラッと入っているんです。そう、私は白が大好き! 白を着ている自分も好きって、断言できるくらいです。 いつでも好きなときに好きな白が着られるように、クリーニングにはほぼ出さないですね。気兼ねなく漂白ができる色だけに、洗濯機でガンガン洗っちゃう。だから私が持っている白のアイテムは、大抵がくたくたになっているんです(笑)。
ヴィンテージショップで見つけた100年くらい前のワンピースもそう。洗濯機でじゃぶじゃぶ洗っています。昔の服って生地が本当に優秀で、もう15年くらい着ていますが、くたくたではあるけれど生地の傷みはあまりない気がします。新品のトートバッグも洗いを重ねるとヴィンテージ感が出ていい感じになるんです。コム デ ギャルソンのスニーカーは、マメに漂白剤につけて洗っているんですが、もうこれ以上きれいにならなくて(笑)。新しいものを見つけるまでは、頑張ってもらうつもりです。
竹下玲奈さん
【竹下玲奈さんの私物】コム デ ギャルソンのスニーカー、ヴィンテージのスリップワンピース、『ウェス・アンダーソンすぎる風景展』のトートバッグ

夏は素足で、冬はあったかい靴下と一緒に。1年中履いているギャルソンのスニーカーは、これが2代目。定番ですが、人気すぎてなかなか3代目を買えません。1年半くらい前に渋谷ヒカリエで、『ウェス・アンダーソンすぎる風景展』を観た後に購入した限定のトートバッグ。最初は普通にバッグの底も尖っていましたが(笑)、3、4回洗濯機にかけたらくたくたに。このニュアンスが好きなんです。ワンピースはニットとレイヤードして着たり、水着の上から着たり、あらゆるシーンで着ています
竹下玲奈さん

語ってくれたのは…
竹下玲奈さん
RENA TAKESHITA
MODEL
1981年生まれ、鹿児島県出身。14歳でデビュー以来、トップモデルとして第一線で活躍を続ける。その群を抜いたセンスに業界内のファンも多数。本誌のエッセイ連載「娘に受け継ぐものがたり」も人気。
MIYAKO’S WHITE
モデル高山都さんの【最愛の白】「カジュアルな白」
大人のおしゃれには、"清潔感"が不可欠だと思っています。白は身につけるだけで清潔感を運んでくれる色。たとえ少量だとしても、その効果は絶大です。 最近の私は、黒だったものを、白へと置き換えることが増えてきました。例えば、昨年末に手に入れた、このJ&M デヴィッドソンのバッグ。今までの私だったら合わせやすい黒か茶を選んでいたところを、あえて白というチョイスに。くたっとしたレザーの質感が着こなしになじみ、どんな色の服にも合う。瞬時に大人に必要な清潔感を添えてくれるから、あっという間に今一番のヘビロテバッグに躍り出ました。
オブラダのTシャツは実は同じものを4枚持っています。年中、本当によく着るので洗濯を考えると4枚あってちょうどいいくらい(笑)。昨春手に入れたシンメのスカートも、冬の間もずっと活躍してくれました。 こうして私が愛用している白を並べてみると、どれもカジュアルな白なんですね。私は白を"よそゆき"として着たいわけじゃなくて、あくまでも日常に気負わず着たい。ジャケットやレザーの靴を合わせればぐっときちんとした装いにもなるから、カジュアルな白こそ、大人の心強い味方になってくれるって思っているんです。
高山 都さん
【高山 都さんの私物】オブラダのTシャツ、シンメのレーススカート、J&M デヴィッドソンのバケットバッグ

オブラダのTシャツは最初は自分で2枚購入。一昨年のクリスマスに、『足りないでしょ』って、夫が2枚プレゼントしてくれました。重ね着用としてはもちろん、一枚で着ても自信が持てる白Tです。シンメのレーススカートは、甘いのにガーリーじゃないところがお気に入り。芯があってどこか辛口なんです。デヴィッドソンのバッグは、実は初めて使った日、バッグの中にお茶をこぼしてしまって(涙)。レザーのお直し屋さんに出したら元どおり。こうして真っ白になって戻ってきました!
高山 都さん

語ってくれたのは…
高山都さん
MIYAKO TAKAYAMA
MODEL
1982年生まれ、大阪府出身。19歳で上京後、本格的にモデル業を開始。雑誌や広告等で活躍する一方、執筆等にも才能を発揮。近著『高山都、もの語り ひとりごと、ふたりごと』(宝島社)も大好評。
Staff Credit
撮影/渡辺修身 取材・原文/磯部安伽 ※掲載アイテムはすべて私物で、現在購入できないものが含まれます。
こちらは2025年4月号(3/7発売)「『白』こそ私たちの最強カラー!!」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2025年4月号現在)です。
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