今回は、俳優の前田敦子さんが登場。アイドルとして一世を風靡した10代、仕事に邁進し出産を経験した20代を経て、今やLEE世代に。日々の育児や最近のハマりものなど、前田さんの今に迫りました！

ダメと言われることをしたがる息子をどう叱るか悩むことも。セルフケアで心身の安定をキープしています

まえだ・あつこ●1991年7月10日、千葉県生まれ。アイドルグループ「AKB48」１期生として活躍後、俳優としてドラマ・映画・舞台に多数出演。2019年に男児を出産。

Instagram：atsuko_maeda_official
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公式サイト：https://maedaatsuko.com/

ドラマ『人事の人見』

Travis Japanの松田元太さんが主演を務める4月スタートのドラマ『人事の人見』。おバカでピュアすぎる主人公・人見廉が〝人事部〞を舞台に繰り広げるオフィスエンターテインメント。前田さんは、会社を変えたいと願いながら奮闘するヒロイン・真野直己を演じる。毎週火曜21時～フジテレビ系で放送予定。

育児、仕事を中心に、サブスク、釣り、ファッション、美容etc.……好きなものであふれるハッピーな頭の中！

「息子との生活が中心ですが、仕事のときは作品に集中。終わったらしっかり息子と過ごして、メリハリがつけられるようになりました。毎日欠かせないのはお香とコーヒー。中でもダブルトールカフェというお店のCoco Milkというココナッツミルクラテがめちゃくちゃおいしくてハマり中！　魚は釣るのも食べるのも好きで、休日は息子と釣りに行くことも」

俳優として数多くの作品に出演し、30代になってからさらに役柄の幅を広げている前田敦子さん。普段は、6歳になる息子さんが生活の中心。成長著しいわが子への声のかけ方など、子育てに悩むこともあると言います。

「社交的でポジティブな息子にいつも元気をもらっているのですが、今はダメと言われることをあえてやりたがる時期でもあって。特に、外でかまってくれる大人がいると調子に乗って、乱暴な言葉遣いや失礼なことをしたり。注意しなきゃと思って叱るのですが、ただただ私がイライラしてしまうことも……。感情をぶつけるだけにならないように気をつけてはいますが、厳しくすることと甘えさせてあげることのバランスが本当に難しいなと思います。息子も思うところがあるようで、この前『ママのことは好きなのに、心の中で思ってもいない言葉が出てくるのはどうして？』と聞かれて。本当は嫌いじゃないのに、ムカつくなどと思うことがあるのが不思議だと言うんです。『その場の勢いで出てくる言葉もあるし、感情ってそういうものだと思うよ』と話したのですが、そんなことを考えるんだなと驚いて、ハッとさせられました。大変なこともありますが、おしゃべり好きな息子なので、こういった会話は楽しいですね。アニメが好きで、最近は『ダンダダン』にハマっているので、作品の中の架空の話をよくしています」

また、週末の夜にはこんなお楽しみもあるそう。

「ポテチなどの好きなお菓子を買い込んで一緒にゲームをしたり、息子がお話を楽しめるようになってきたので二人でドラマを見たり。チートデーということにして、いつもより少し夜更かしをして、のんびり過ごします」

撮影中にスタッフが驚いたのが、アイドル時代から変わらない前田さんの美肌っぷり！　モチモチで透明感あふれる肌を保つ秘訣はありますか？

「長風呂が好きで、毎日30〜40分はしっかり入浴します。あとは、ピラティスやマッサージ、皮膚科などに定期的に通っていて、そこでスタッフさんや看護師さんにおすすめの美容アイテムやサプリなどをどんどん聞いちゃいます。やっぱり、口コミがいちばん説得力があるなと思うので、いいと聞いたものはすぐに試して。最近のヒットは、短鎖脂肪酸のドリンク。飲み続けたら体の巡りがよくなって内臓脂肪も落ちた気がします。昨年の舞台中、共演の女性陣にもすすめたら、みんな体重が減ったりと効果が出ていました！」

いい情報はシェアして、セルフケアを楽しんでいる様子。

「実は産後に10㎏太ってしまって、体重が戻るまでに5年ほどかかったんです。そのとき、自分のケアに時間やお金を使うことって大事だなと実感して。見られる仕事だということもあるのですが、私は美や健康を整えると気持ち的に安定して、自己肯定感が上がるなと感じるんです。だから、ケアの時間は優先順位高めで、早めにスケジュールに入れておきます。息子もママにとって大事な時間だと知っているので、おばあちゃんの家で待っていてくれたり、マッサージについてきてくれることもありますね」

最近は、心を潤してくれるこんなハマりものも。

「昨年からお笑いにハマっていて、YouTubeでお気に入りの芸人さんのネタを見たり、ラジオを聞いたりしています。特にラジオを、お風呂に浸かっている時間に聞くことが多いですね。あとは昔から変わらず映画やドラマが大好きで、動画配信を楽しむ時間も欠かせません。最近の作品はもちろん、懐かしい平成初期のドラマや韓国ドラマなど、いろいろと見ています。1日の終わりは、つい仕事や育児の反省会をしがちで、ネガティブな言葉が浮かんだりもするんですね。エンタメに没頭すると、頭の中を全然違う方向に持っていってくれるので、ありがたいなと思います」