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40代リアルな海外旅コーデ【オーストラリア・ゴールドコースト】/川口ゆかり

  • 川口ゆかり

2024.12.07 更新日:2024.12.18

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おはようございます、ライター川口ゆかりです。

オーストラリアのゴールドコーストに行ってきました

南半球にあるオーストラリアは日本とは真逆の季節。私が訪れた時期(10月)はちょうど冬が終わり、春がやってきた頃でした。

実は独身時代に主人とふたりで旅したのもゴールドコースト。「いつかまた行こうね」と話し、早20年。再び、同じ場所を訪れることができるなんて……。なんだか感慨深いものがありますよね。記憶が新しいうちに、その日の出来事とともにオーストラリアでのリアルな旅先コーディネートを振り返ります。

DAY1:移動日はリラックスウエアが鉄則!

ゴールドコーストまでは、成田空港から夜発の直行便でブリスベン空港へ飛び、ブリスベンから陸路で1時間半ほど。時差はたったの1時間と時差ぼけの心配もなく、到着した日から観光できちゃうのもうれしいポイント。

▲ブラウス/HUG Ō WäR パンツ/Drawer 

機内や車中ではゆっくりくつろぎたいので、パンツスタイルにしました。ほどよくきれいめ感もある白ブラウスは旅の万能アイテム。日焼け対策にもなり、1枚持っていると重宝します。

まずは街を一望できる人気観光スポット『スカイポイント展望台』

観光名所であるサーファーズパラダイスの散策ついでにおすすめなのが、ゴールドコーストを360°見渡せる『スカイポイント展望台』。ここから眺める長く続く海岸線はこの街の象徴であり、サーフィンのメッカとしても知られています。「20年前は展望台なんて、なかったよねぇ……」としみじみ。

気候も人も穏やかで、治安もいい。なんて素晴らしいロケーション!  休日ということもあり、展望台は小さな子連れファミリーでごったがえしていました。

今回の滞在はアパートメントタイプのホテル「ULTIQA Signature at Broadbeach」。メインストリートや公園、スーパーからも近く、キッチンから食洗機、洗濯機までママの欲しい機能はぜんぶ揃ってる。家族連れにはぴったりの場所でした。大きなプールもあったので、夏場はきっと大賑わいでしょうね。



ホテルについたら真っ先にすること!

それは、備え付けのクローゼットに(持参した)衣類をすべてしまうこと

国内外どこに行っても必ずスーツケースから衣類を出して、クローゼットに仕舞います。ゴールドコーストではアクティブな予定が詰まっていたので、気軽に洗濯できるスウエットやTシャツ多めのラインナップに。素敵な場所でのディナー用にお気に入りのワンピースも2着ほど持参しました。

ディナーはお気にりのワンピースで!

▲ワンピース/MeisMe シューズ・バッグ/CHANEL

普段、外食する機会が少ないからこそ、旅先でのディナーは”わざわざ”着替えるようにしています。そのほうが気分が上がりますしね。

なかでも、シワになりにくく、きちんと感のあるワンピースは旅の必需品。『MeisMe』のワンピースはゆったりとしたデザインなので、たくさん食べてもお腹まわりが気にならないのもうれしいポイント。少し肩を落としてドレスアップするのがお気に入りです。

ディナーは『ラ・ルーナ・ビーチクラブ』へ

ディナーは、海の景色とおいしいお料理が楽しめると話題のレストランへ。

フリットもサーモンのカルパッチョも付け合せの野菜だって、シンプルな味付けなのに美味しい。まわりのテーブルからはバースデーソングが次々に聞こえてきて、特別な日を祝う人々の笑顔と乾杯の音が響いていました。おしゃれして来てよかった~♡

DAY2:地元の暮らしを垣間見ることができるマーケット散策

翌朝、早起きして『HOTA ファーマーズ&アーティザンマーケット』に向かいました。

ここは地元の生産者が毎週日曜6時~11時半に出店しているマーケットで、新鮮な野菜や果物からハチミツ、お花、オーガニックの衣類までがずらりと並んでいます。「今日のおすすめは?」「これはどんな風に食べるとおいしいの?」地元の人たちと触れ合えるのも旅の醍醐味。

▲売り手が思い思いにディスプレイしていて、見てまわるだけでも楽しい。

スマホひとつでなんでも買える世の中ですが、やっぱり大切なのは実際にその地に出向き、自分の目で見て、感じること。私にとって旅は、さまざまなインスピレーションのインプットになっています。

たくさん歩く日はスニーカー一択!

▲ブルゾン/ノースフェイス ボーダートップス/アンスクリア ショートパンツ・ソックス/ユニクロ シューズ/ニューバランス

着飾るよりもローカルな雰囲気を大切にしたかったので、ボーダーにショートパンツ、キャップというカジュアルスタイルで。トートバッグは現地調達したもの。気取らず、自然体な感じが朝のマーケットにしっくりくる気がします。

ゴールドコーストのアートに浸る

マーケットでお買い物を楽しんだあとは、徒歩3分ほどの場所にある『HOTAギャラリー』へ。

私が訪れた時期は、現地の高校生たちがつくったアート展示の真っ最中。大胆で明るいポップアートから繊細な細工を施した作品まで、高校生とは思えないクオリティの作品がずらり。展示は定期的に入れ替わるそうで、常に新しいアート体験ができるのもうれしい限り。しかも、入場料はフリーなんです。ありがたい♡

買わずにはいられない!魅力満載のミュージアムショップ

ここで見逃せないのが館内にあるミュージアムショップ。

一歩足を踏み入れると、洗練されたグラフィックデザインのポストカードから子どものおもちゃ、上質な素材で作られたファッション小物まで。自分の生活空間に取り入れたくなるアイテムがたくさん! ディスプレイもおしゃれで、どこを切り取っても絵になる感じ。

ミュージアムショップで購入したもの

▲オリジナルのパーカ70AUD(約7000円)・エコバッグ25AUD(約2500円)を購入しました。

旅先で買ったアイテムって、帰国したあと「なんで買っちゃったの?」と反省するパターンが多いんですが、これは買って大正解! しゃれてるし、あたたかいし、洗えるし、本当に便利でした。滞在中だけでなく、日本でもヘビロテしています。

地元の食材を自分で買って作る楽しさを味わう

この日のブランチは、マーケットで買ったフルーツや野菜を購入して、滞在していたアパートメントでクッキング。おしゃれなレストランもいいけれど、こうして現地で食材を選んで、自分で調理するのも楽しいもの。採れたての野菜は味が濃くて、驚くほど美味しかったなぁ。野菜だけでなく、オージービーフもチーズも。何を食べても美味しいのがオーストラリアの魅力でもあります。 

夜はまた”わざわざ”着替えてディナーへ

▲ワンピース/ETRE TOKYO シューズ・バッグ/CHANEL

せっかくゴールドコーストに来たのだから、海沿いのおしゃれレストランを訪ねなくてはと、大人気のレストラン『ザ・トロピック』へ。事前にHPをチェックした際、白いパラソルと海がとっても印象的だったので、白いワンピースを着ていくことにしました。

ロケーションがよく(特にテラス席の予約は必須)、大人っぽい空間ではあるものの、小さな子連れファミリーの姿もあって。こんな空気感がオーストラリアらしくていいなぁと。なんだかあたたかい気持ちになりました。日本ではこういうレストランで子連れウエルカムって、まだまだ少ないですもんね。

DAY3:絶品モーニングを楽しむ

翌朝もちょっと早起きして、地元の大人気店『BAM BAM BAKEHOUSE』へ。

早朝でしたがおしゃれなスイーツや焼きたてのパンがぎっしりと並んでいて、「一体、何時から準備しているんだろう?」と感心してしまうほど。お客さんもひっきりなしにやってきていました。

順番を待ってオーダーすること約15分。やってきました! サクサクのクロワッサンにチーズとハムがたっぷりつまった絶品サンドが! 1つで食べごたえたっぷり。そこにオーストラリアの定番、フラットホワイト。あぁ、シアワセと静かに大興奮。

パンはもちろんですが、それ以外で個人的ヒットしたのは、(左奥)インドネシアのソウルフード、ナシゴレン。オーストラリアでナシゴレン!?と半信半疑でしたが一口食べてみてびっくり。お、美味しいぃ…! いままで食べたナシゴレンのなかで一番というくらい、感動レベルの味。ほぼ無言であっという間に食べ終えてしまいました。パンに飽きてしまった子どもや、お醤油味が恋しい日本人には特におすすめですよ。

カフェではどんな格好してた?

オーストラリアでは街着としてレギンスが定着していて、ヨガやジョギングだけでなく、お買い物したり、カフェでくつろいだり。気取らず、ヘルシーな姿が最高にかっこいい! そんなわけで、私も見よう見まねでレギンスを。郷に入っては郷に従えって、やつですね。

食後は冒険心をくすぐられるトレッキングツアーへ

▲これ、ハリウッド映画だったら絶対、崩れてきて挟まれる~ってやつ(笑)。

心も体も満たされたところで、ゴールドコースト市街地から車で約1時間、世界遺産の一部、『スプリングブルック国立公園』に向かいました。観光スポットでもある2つの滝(ツイン・フォールズ)を目指して歩き始めたのですが、、、数日前に降った大雨で大木が倒れ、目指していた滝までたどり着けないという、まさかの事態が発生!!! この地で数十年活動しているエコガイドさんも「こんなことは初めて」とおっしゃったので、途中で諦めて戻ることに。

でもね、岩壁の間を歩いたり、珍獣?にも出会えたり……。道中でさえ、かなりのアドベンチャー。同じツアーに参加していた方と「これぞ、オーストラリア! 大自然の魅力だよね~」と。確かに。こんな体験なかなかできるものじゃない。朝ガッツリ食べた分くらいはじゅうぶん、カロリーも消費した気がします。

その足で念願のショッピング

海外旅行の楽しみのひとつと言えば、ショッピング! 

効率的にまわるならハイブランドから『ユニクロ』『ZARA』、大型スーパーマーケットまで約400以上の店舗が入っているパシフィックフェア・ショッピングセンター』がいいと聞きつけ、いざ。比較的新しい施設だからか、館内も美しく、快適。まずは、自分へのお土産探しにスーパーへ立ち寄ったのですが、スーパーを物色するだけで1時間半経過。あっという間にタイムオーバー。もっと見たかった……。フードコートも充実していたので、次回は、まるっと1日ここにいたいです。

スーパーで購入したもの①オーストラリア産の調味料

さて、ここからは私が購入したものをご紹介します。

料理好きとしては、オーストラリア産のオリーブオイルやバルサミコ酢、ドレッシングやはちみつ、などなど。瓶に入った重いものがどーしたって欲しくなる。

1AUDが約100円ということもあってか、日本で買うより割安なものもたくさんありました。だからこそ、買い物が楽しい! ちなみに、オーストラリアはチップの習慣もないのも大きな魅力。たくさん買い込みたい方は、スーツケースの半分を空にして行くことをおすすめします。

スーパーで購入したもの②環境にやさしい歯ブラシ

▲くすみカラーがなんともおしゃれ!

エコの選択肢が豊富で、日常的に使う調味料もナチュラルな製品が並んでいるオーストラリア。私がスーパーで必ずチェックするのがエコな歯ブラシ8AUD(4本入で約800円)。見た目もおしゃれで環境にも優しいので、帰国後も心地よく使い続けています。

足りなかったら現地調達。これぞ、旅の醍醐味!

▲活気あふれるレストラン『クラワ・サーフクラブ』でランチタイム。少し寒かったので、ミュージアムショップで購入したパーカをさっそく着ました。

旅先での服装は、景観にも合うといいなと思っているので、事前にHPでレストランの内観や外観を調べて、イメージを膨らませていきます。私が旅した時期は、冬から春になったばかりで思いのほか肌寒く、準備を少し間違えた感もあったけど、足りないならないで現地で調達するのもアリ。この旅では、そんな想定外のお買い物を楽しむこともできました。

訪れるたびに新しい発見があるオーストラリア・ゴールドコースト。

自然、アート、食文化が見事に融合し、子連れに最適の旅先を探している方に強くおすすめしたい場所。旅先のコーデも参考になりましたらうれしいです。

ではでは、また~☺

*1AUD、約100円換算(この記事は2024年10月の情報)です。最新情報はオーストラリア政府観光局クイーンズランド州政府観光局の公式サイトをご確認下さい。

川口ゆかり Yukari Kawaguchi

ライター

1977年生まれ。LEEでは私服コーデや収納企画など、登場するたび話題に。2児の母としてトレンドをプチプラと賢くMIXしたスタイルが大好評。

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