この冬、おしゃれのトレンドに大きなムーブメントが起こっています。

鮮やかな赤に、輝きや透け感のある素材。そう、いわゆる〝映える〞アイテムが、リアルファッションの流行に躍り出たのです！

その中から今回は〝赤〞のおしゃれをピックアップ。人気スタイリストの兵藤千尋さんが、その魅力を解説します！

教えてくれたのは？

兵藤千尋さん

CHIHIRO HYODO

スタイリスト

普遍的なベーシックアイテムを使った鮮度の高い着こなしは、LEEのど真ん中。365日ほぼパンツスタイルという私服コーデや、湘南ベースのおしゃれライフにも人気が集まる。

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一点投入するだけで抜群の効果！ すべての定番色に合うのもうれしい

私は石上さんと違って、赤を使い慣れていません。〝赤といえば石上さん！〞というイメージがあったので、うっかりまねっこコーデにならないように気をつけたくらいです（笑）。
そうなんです、私にとって赤は、圧倒的に〝レディ〞なムードを持つ色。ボーイッシュカジュアル好きな私から縁遠かったのは、それが大きな理由です。
でも今回、発想を転換してみました。レディな赤さえあれば、大好きなテイストを思いきり楽しめるのではないかと。赤にだけ女性らしさを託して、あとはパンツ派らしいメンズライクなテイストにいつも以上に徹しても、自分らしいおしゃれが満喫できることを発見したのです。
パンツ派ならではの赤のおしゃれの正解が、この冬、見つかった気がしています。

by HYODO

タートルネックのざっくりニット

Brand：GALERIE VIE

冬定番のマリンルックを、赤のニットで旬顔にアップデート

トレンドのおかげで着慣れない赤を着ていても、突飛になりません。冬になると着たくなるマリンルック。いつものネイビーを赤に着替えれば、新鮮な着こなしが楽しめます

兵藤千尋さん

HYODO’s POINT
白シャツで抜け感を加えて、ベルトのツヤでほっこりを回避

ざっくりニット×デニムに白シャツをインするスタイルは、私も今季したいと思っている着こなし。白シャツが加わることで冬コーデに抜け感が加わります。ほっこりしがちなので、コンチョベルトでツヤを足しました

兵藤千尋さん

パンツ派らしいボーイッシュスタイルに赤を投入。さし色を最大限に生かす、計算された配色テクニックにも注目！

VARIATION_01

Brand：THE SHINZONE

ロゴ入りのキャップ

グレーのワントーンに赤を一点投入。端正な着こなしにやんちゃなトッピングを

赤とグレーは相性のいい色。赤小物を加えるなら、思いきりメンズライクに振った全身グレーに合わせるのが素敵だと思います

兵藤千尋さん

VARIATION_02

Brand：Le minor

ボーダーのカットソー

どカジュアル×リッチアイテムの掛け算。これぞまさに〝大人の遊び心〞！

オーバーオールに赤のボーダーを合わせた、一見、〝子どもっぽい〞とも思えるようなコーディネート。そこに茶のファー、パール、革小物などでリッチ感をたっぷり投入。大人の遊び心を表現する着こなしを作ってみました

兵藤千尋さん

次回は、「3大『映えトレンド』でカジュアル派も華やぐ冬が来た！ スカート派・石上さんの『キラキラ』編」をご紹介します。