高垣麗子さんがお手本!
2024秋冬【黒の名品ローファー21選】コンバース、ハルタ…30、40代に似合う上品アイテムを厳選
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高垣麗子
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LEE編集部
2024.11.04
鉄板アイテムこそ、“間違いのない逸品”にこだわりたい!
長く愛せる「黒ローファー」徹底研究
きちんと感が求められるシーンはもちろん、カジュアルコーデの格上げにも重宝する端正な顔立ちの黒ローファー。トラッドブームが盛り上がりを見せる今季は、バリエが豊富に揃い、選択肢の幅もぐんと拡大! いつまでもワードローブに置いておきたい〝MY名品〞にきっと出会えます。
なぜ今黒ローファーが必要なの?
トレンドを追うことも、プチプラ服でおしゃれを楽しむことも好きだけれど、それだけでは何か物足りない。そろそろ〝本当にいいもの〞を少しずつ揃えていきたい! 最近そういった声が読者から多く届きます。
では、そんな気持ちにこたえるアイテムって、一体何だろう…?
LEE編集部がたどり着いたのは、いつの時代も上品さや知的さを感じさせる「黒いローファー」でした。
飽きることなく長く愛せて、さまざまな着こなしや予定にフィット。さらに今季注目を集めるクワイエットラグジュアリーのムードにも寄り添い、コーデにぬくもりが増す秋冬は〝引き締め役〞としても活躍—。好条件が出揃ったこのタイミングを、逃すわけにはいきません!
ひとつ上のカジュアルを叶えるクラフトマンシップ息づく〝上質な黒〞
フォトプリントTシャツにナロースカート、肩にはテーラードジャケットをさらり。キャンバストートやスニーカーで抜け感を出し、リラクシーに着こなすことが多かったミックスカジュアルも、かっちりとした黒バッグ&黒ローファーに替えるだけで、たちまち洗練感たっぷりに。
どんなシーンもテイストも受け止めてくれる懐の広さは、さまざまな役割を持つ大人の女性にとってうれしい限りです。
from France
LOAFER:J.M. WESTONのSignature loafer #180
¥151800
世界中で愛され続ける、永久不変のアイコンモデル
ジェイエムウエストンは、130年以上の歴史を持つフランスの老舗シューズブランド。
キリッとした光沢をまとったこちらのローファーは、1946年誕生の「シグニチャーローファー #180」。当時のパリの若者の間で伝説的なブームを巻き起こし、今もなおブランドの〝顔〞。フレンチトラッドを象徴するモデルです。
製造はすべて自社工場で職人の手によって行われ、一足に要する時間は約2カ月、完成までには何と150もの工程があるのだそう。愛着を持って、長く履き続けたいと思わせる名作です。
なりたいイメージに導いてくれるから
足元に“私らしさ”が宿る「黒ローファー」4タイプ
例年以上にデザインバリエが豊富な黒ローファー。自分の好きなテイストやワードローブ、そしてライフスタイルと、よりパーソナルな条件で選べるのが大きな魅力です。
そこで今回は、すべての〝こんなふうに履きたい〞におこたえすべく、老舗の名品から、足に優しいコンフォート系、靴作りに定評のあるアパレルブランドの話題作まで、個性豊かなラインナップをずらりと揃えました。
BLACK LOAFER_01
COIN LOAFER【コインローファー】
こんな人におすすめ
◻︎ベーシックカジュアルが好き
◻︎久しぶりにローファーに挑戦したい
小粋なコンフォートシューズを発信するクラークスの「スプレンドエッジ」は、王道デザインに快適機能を搭載したヘビロテ確実の一足。
クッション性の高いフットベッドと、厚みがありつつも軽量のアウトソールが、ストレスフリーな着用感を実現。いつものカジュアルに上品さを加味してくれます。
他にもおすすめのコインローファー4選
Item
01
PIPPICHIC
甲部分のサドルの切り込みに、1セント硬貨を忍ばせて履くという’50年代のトレンドが、名前の由来といわれるコインローファー。
それをデザインとして採用したピッピシックの最新作は、長めのノーズにスクエアトゥ、タンクソールと、ほどよくクールな仕上がり。耐久性とグリップ力に優れたビブラム社製のソールも高ポイント。
Item
02
CAMINANDO
横幅を抑えたすっきりフォルムに、ゴールドカラーのコインがきらりと輝く、カミナンドの人気定番。コインパーツは気軽に取り外しができ、さまざまな着こなしに対応します。
Item
03
CONVERSE
クラシックなスケートライン「コンバース スケートボーディング」から登場したこちらは、アッパーに丈夫で足なじみのいいスエードを使用。
きちんと感のあるルックスでいてスニーカー並みの履き心地、さらに価格以上のリッチな履き映えも手に入るという注目株!
Item
04
SANDERS
1873年、靴の聖地と評されるイギリス・ノーサンプトンで誕生した老舗シューズメーカー。ロングセラーモデルの「FEMALE BUTT SEAM LOAFER」は、いいものを知るおしゃれプロの間でも一目置かれる存在です。
キリッとつやめくポリッシュドレザーのアッパーは傷や汚れがつきにくく、お手入れが楽。革靴初心者も気負わずトライできます。
BLACK LOAFER_02
BIT LOAFER【ビットローファー】
こんな人におすすめ
◻︎きれいめorフェミニンコーデが好き
◻︎より“大人っぽく”ローファーを履きたい
おすすめのビットローファー5選
Item
01
PELLICO
角丸のスクエアトゥに長めのノーズ、そしてゴールドカラーのフラットなビット金具。
いわゆる〝学生っぽさ〞を削ぎ落とし、エレガントにシフトさせたペリーコらしい一足は、足がスッと細く見えるのも特徴です。アッパーはシボ感が美しく引き立つイタリアンレザーで、思わず素足で履きたくなる柔らかさ!
Item
02
Jalan Sriwijaya
品質と製法にこだわった靴作りに定評のあるインドネシアのシューズブランドからは、華奢で女性らしい足元を叶える人気定番「Citie」をピックアップ。
アッパーとインソールを手作業で縫い付けるハンドソーンウェルテッド製法によって作られるローファーは、履くほどに足の形にフィット。スカートやワンピースとも上手にバランスがとれる面長フォルムです。
Item
03
G.H.BASS
1876年にアメリカのメイン州にて設立され、ローファーを初めて世に出した老舗シューズブランド。
シルバーカラーの細ビット&適度な厚みのトラックソールの「LIANNA」は、カジュアル派も気軽に履けるデザイン。見た目とは裏腹の軽〜い履き心地が大人にうれしい。
Item
04
Paraboot
1908年にフランスで創業。自社でラバーソールを製造する唯一のシューズメーカーとしても知られるパラブーツ。
アイコニックな「ORSAYTI」は、ボリューム感とエレガントな華やぎが両得でき、存在感がありながら靴下やタイツ合わせが楽しめるモデル。
Item
05
BEAUTIFUL SHOES
オーセンティック・シュー&コーやフット ザ コーチャーを手がける靴デザイナー・竹ヶ原敏之介によるレデュースブランドで、足が美しく見えるソリッドな黒靴が毎シーズン話題。
今季の新作ローファーは、ビットまで黒で統一したスタイリッシュなワントーン。コーデ全体にモダンなムードが漂います。
BLACK LOAFER_03
TASSEL LOAFER【タッセルローファー】
こんな人におすすめ
◻︎シンプルコーデや地味色配色が好き
◻︎上品さとほどよいトレンド感、どっちも欲しい!
フロントに飾ったタッセルと、グリップ力&防滑性に優れたラグソールが洒落たボリューム感を演出。しなやかに屈曲し、足運びも軽快です。
他にもおすすめのタッセルローファー4選
Item
01
COLE HAAN
1928年にアメリカ・シカゴで創業し、伝統を大切にしながら、時代やライフスタイルの変化を汲んだ靴を発信するコール ハーン。
新作は正統派フォルムのコインローファーに、ハンドクラフトによるタッセル&ブレード編みの繊細な縁取りが映えるデザイン。優しいツヤ感と柔らかさ、通気性のよさが特徴の羊革を使用。
Item
02
LAROUTE
定番から最新トレンドまで揃い、そのどれもが手頃な価格帯の高見えデザインという注目ブランドのWEB限定モデル。
長さのあるフリンジとタッセル、アッパーのリッチなツヤが印象的なウェッジソールタイプで、自然な重心アップが可能です。
Item
03
Purpred
2022年にデビューし、人気セレクトショップやオンラインストアを中心に展開する、国内ブランドのパープレッド。〝実用性もファッションも妥協しない、現代女性の日常に寄り添う靴〞というコンセプトのもとに生まれたローファーは、シンプルながらもこなれた雰囲気。
マットな質感のスエードに、ロングノーズのスクエアトゥ。モード寄りな顔立ちが、足元に鮮度をくれます。
Item
04
HARUTA
学生時代に愛用していた人も多い、ハルタのタッセルローファー。そのタイムレスでシーンレスな正統派デザインは、大人の日常使いにも頼もしい味方に! 革紐をあしらったデッキシューズ風の横顔もポイント。
BLACK LOAFER_04
PLAIN LOAFER【プレーンローファー】
こんな人におすすめ
◻︎華やかな色や柄の服を着ることが多い
◻︎パンプス感覚で履けるローファーを探している
ドレスシューズの洗練感とスニーカーの快適さを兼備したライン「オリジナルグランド」のプラットフォームデザイン。厚さ4㎝のソールは、安定感や歩きやすさと同時にスタイルアップ効果も!
他にもおすすめのプレーンローファー4選
Item
01
Berwick
革靴の産地として有名なスペインのアルマンサにて、1991年に創業。毛足が長く、ソフトなスエード生地を用いた「170FLSGBK」は、アッパー、インソール、アウトソールを一度に縫い付ける、伝統的なマッケイ製法で仕立てられていて、屈曲性が高く軽やかな着用感。フラットパンプス感覚で履きこなせます。
Item
02
REGAL
幅広い世代から支持され、スタンダードなローファーに定評のあるリーガルからは、晴雨兼用モデルをセレクト。アッパーは防水耐久&透湿機能を搭載したGORE-TEX仕様の本革で、常に靴内をドライな状態にキープ。
さらに高反発EVAカップインソールにより、足裏の負担を軽減! 疲れがたまりにくい構造が大人向き。
Item
03
GALERIE VIE
おしゃれ感度の高い上質でシンプルなアイテムを得意とする人気ブランドのオリジナルは、光沢のスムースレザーで仕立てた、マニッシュデザイン。すっきりとした細長シルエットながら、着用ストレスを感じないとびきり柔らかな履き心地。
Item
04
RODE SKO
つややかなエナメル素材のアッパーで、シャープなフォルムに女性らしいニュアンスをプラス。日常コーデのドレスアップはもちろん、毛足の長いニットやダークトーンコーデの軽やか見えにも一役買ってくれそう。プライスも魅力的!
Staff Credit
撮影/谷田政史(CaNN)(人物、ロケ物) 魚地武大(TENT)(物) ヘア&メイク/廣瀬浩介 スタイリスト/徳永千夏 モデル/高垣麗子 取材・文/鈴木絵美
こちらは2024年LEE11月号(10/7発売)「長く愛せる『黒バッグと黒ローファー』徹底研究」に掲載の記事です。
※本文中( )の数字はバッグが(縦×横×マチ)、靴はヒールの高さを表し、単位は㎝です(すべて編集部調べ)。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
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おしゃれも暮らしも自分らしく!
1983年の創刊以来、「心地よいおしゃれと暮らし」を提案してきたLEE。
仕事や子育て、家事に慌ただしい日々でも、LEEを手に取れば“好き”と“共感”が詰まっていて、一日の終わりにホッとできる。
そんな存在でありたいと思っています。
ファッション、ビューティ、インテリア、料理、そして読者の本音や時代を切り取る読み物……。
今読者が求めている情報に寄り添い、LEE、LEEweb、通販のLEEマルシェが一体となって、毎日をポジティブな気分で過ごせる企画をお届けします!
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