最も不安だったことや悩んだことは?
【40代での妊娠・出産アンケート】経験してみないとわからない実情や本音を教えてもらいました!
2024.11.01
LEE読者の40代で妊娠・出産エピソード集
LEE読者にも増えている40代での出産。第2子・第3子を含め、実際に経験してみないとわからない実情や本音を、アンケートで教えてもらいました。
※2024年7月23日~30日にLEE読者146名にアンケートを実施
40代の妊娠・出産で、最も不安だったことは
1
とにかく普通分娩で無事に産めるか、そのための体力が心配だった。
2
流産率が高いというデータがあるので、なかなか人に言えなかった。健診のたびに、ドキドキしてホッとしてを繰り返していました。
自身の更年期や親の介護と、育児が重なる心配も
多かったのは、出産時とその後の育児で体力がもつのかという心配。妊娠中の流産率や、染色体異常の確率が高まることへの不安も。さらに将来的に「自分の更年期が間近なので、子どもにイライラをぶつけてしまいそう」「最近親の体調が悪く、介護と育児がもろに重なりそうな予感」といった声が。
40代の妊娠・出産で、最も悩んだことは?
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出生前診断を受けるかどうか。受けることに対して罪悪感のようなものを感じ、複雑だった。
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私の職場では、ほとんどが40代で管理職に。産後間もない自分に務まるかどうか、悩む。
出生前診断は、受けても受けなくても葛藤が
「出生前診断を行うかどうか迷って結果的に行わず、生まれるまでにやっぱり赤ちゃんの状態を知りたい気持ちも募った」といった葛藤の声や、40代での出産・育児はキャリアとの両立が難しいジレンマが。また、産後は体調がなかなか戻らないことや「実母が高齢で頼れず、どこに育児のサポートを求めるかに悩んだ」とも。
40代の妊娠・出産で、よかったこと、ポジティブな気づきは?
1
これまであらゆる経験を積んできたので、産前・産後のさまざまなトラブルに対応できた。
2
学生時代の友達は10年くらい先輩ママ。いろいろ教えてもらえて、助かった!
育児に心のゆとりが。困ったら同年代の先輩ママにも頼る手も
「子どもが散らかしても、命にかかわることがなければいいかと大らかに受け止められる」「仕事でタイムマネジメントは鍛えられたので、育児でも実践中」など、これまでの人生経験が育児にも生きるとのこと。周りに出産経験者が多く、困ったらすぐにアドバイスをもらえることも大きなメリット!
出産時のエピソードや、印象に残っていることは?
1
赤ちゃんがなかなか出てこず、バルーン、吸引分娩とフル稼働で何とか生まれた。
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夜中の出産で、年上の夫は立ち会いなのに横でウトウト。こちらはこんなに痛いのに、と怒りでいっぱいでした(笑)。
体力不足で大変なお産も。夫の体力ももたなかった!?
出産は個人差が大きいものの、年齢もあってかお産が大変だったという声が多く、「予定日を5日過ぎても生まれる気配がなく陣痛促進剤を使った」「自然分娩の予定が、なかなか出てこず緊急帝王切開に」といったケースが。また「立ち会いをしていた夫の体力のほうがもたなかった! 横で見ていただけなのになぜ(笑)」なんて恨み節も。
妊娠・出産前に、仕事はしていましたか?
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20代から長年正社員勤務。 産前6週、産後8週で産休、1歳まで育休を取得。
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立ち仕事の接客業だったので、妊娠中はハードだった。産後は、働きやすい仕事に転職。
仕事に慣れていると、時短勤務もしやすい
会社員の場合は、産休・育休を規定どおり取得し、子どもが1歳前後で仕事を再開するケースがほとんど。時短での復帰が多く「勤続約20年で仕事内容に慣れているので、時短勤務でも効率的に働けた」との声も。接客業やシフト制で休みが取りづらい職種の場合は、産後に転職を考える人も一定数いるよう。
40代での妊娠・出産が第2子以降の場合。第1子のときとの違いはありましたか?
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加齢もあるのか、40代で出産した第3子の陣痛が最もひどくて、人生で一番と言っていいほど痛かった……。
夜中の授乳と上の子の世話で体力が限界に
「第1子の経験から準備がスムーズにできて、妊娠・出産の経過もある程度先読みできる。産後の母乳育児も難なくスタート」と一度経験したからこその余裕が。とはいえ、年齢を重ねたことで大変さもプラス。「夜中の授乳から、上の子のお弁当作り&幼稚園への送り迎え、定期的な園の行事参加が本当にしんどい。体力の限界を感じます」
Staff Credit
イラストレーション/フジノマ 取材・原文/野々山 幸(TAPE)
こちらは2024年LEE11月号(10/7発売)「「40代の出産」リアルStory」に掲載の記事です。
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