LIFE

着たい服しかないクローゼットの作り方

ファッションエディター昼田祥子さんが伝授!

約20枚の服で素敵に暮らす【”着たい服だけ”のクローゼットを保つ8つのメソッド】

  • @homeLEE 私らしく建てる、心地よく暮らす

2024.10.11

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昼田さん流

“着たい服だけ”のクローゼットを保つ8つのメソッド

昼田祥子さん 着たい服だけのクローゼットを保つ8つのメソッド

1000枚の服を手放し、現在は約20枚を循環させているという昼田祥子さんのクローゼット。自分にとって〝心地いい〞クローゼットをキープするために心がけていることとは?

Method

1

似合うかよりも、“ズボラ”など自分の性格に合う定番コーデを決める

昼田祥子さん

子育て真っ最中のここ数年は特に、コーディネートを考える時間を省きたい。それに私、本当にズボラなんです。
そんな自分を否定せず、かつストレスなく毎日機嫌よく過ごすためにと試行錯誤してたどり着いたのが「シャツ」「パンツ」の組み合わせ。自分にとって心地よく、きちんと感も出る定番のコンビで基本は毎日このワンパターンです。
いろんな格好をしていた頃よりも、〝スタイルのある人〞と言っていただく機会が増えました

昼田祥子さん

Method

2

服は「道具」ととらえ、目的を果たすかで選ぶ

服選びは金槌を選ぶのと同じ。デザインより、目的を果たせるかが肝心

昼田祥子さんのジムウエア

もっと体力をつけたくて、最近ジムに通う頻度が増えました。そこでジムウエアを増やすことに。今のライフスタイルに必要で、役目を果たしてくれる服は積極的に増やしていいと思っています

昼田祥子さん

Method

3

「服を捨てる」=次へのバトンタッチ。手放すことの罪悪感は、手放していい

服を手放すときは、主にフリマアプリやリサイクルへ。私は服の「中継所」。自分と縁が切れた服が、別の誰かの手に渡ることで、別のご縁が広がります。
もったいないという価値観もいいけれど、大事なのは、今の自分が健やかで幸せかどうか。
自分の価値観は、自分でアップデートしていいんです

昼田祥子さん



Method

4

冬のアウターは温度別に3パターンあれば十分

昼田祥子さんのコート
昼田祥子さんのストール

トップスとボトムスの組み合わせも時間をかけずに決めたい今の私には、コートとのコーデまで毎朝考えるのはすごく面倒なことなんです。
そこで潔く、温度別に3パターン。
暖かめの日は薄手のコート、寒い日はウールコート、極寒の日はダウンコート。加えてストールで温度調整をするだけ。
その日の気温が、自動的に着るアウターを決めてくれます

昼田祥子さん

Method

5

顔まわりの小物類はワンパターンでいい

昼田祥子さんのアクセサリー

『同じようなものばっかり買っちゃうんです』と、相談を受けることがありますが、私は偏ることに大賛成。だってそれこそが「自分の強み」になるものだから。
私が顔まわりにつけるのは、メガネかサングラス、ピアスのみ。同じようでちょっとだけ違う、微差のおしゃれを楽しんでいます

昼田祥子さん

Method

6

1年のうち1シーズンは“おしゃれの冬眠期”があっていい

冬の基本スタイルは、ネイビーの薄手ニットとパンツのワンパターンです

昼田祥子さん

シャツなど薄手で過ごせる春は、私にとって好きなおしゃれができる季節。一方でニットやカーディガンなどの冬服は不得意な分野です。
1年中おしゃれをする必要はないんじゃない?と気づいて以来、冬服は基本ワンパターン。
その分、来春は何を着るかを考えたり、仕事や人生のプランを立てたり。時間もお金も、別のことに費やします

昼田祥子さん

Method

7

行事やイベントに出席するときはコスプレ気分で衣装レンタル

昼田祥子さん ハレの日

イベント用の服は、自分では持ちません。子どもの卒入学などフォーマルなシーンには、衣装レンタルを利用して、普段は絶対選ばない服をあえて選んで楽しんでいます。
この色や形が似合うのかと新しい発見もありますよ。
ブラックフォーマルの場合は、葬儀社で借りられる場合もあります

昼田祥子さん

Method

8

服の量が減るほど考える力がアップ。「捨てたら入ってくる」感覚をつかむ

1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話

クローゼットの余白ができると、同じだけ頭の中にも考える余白が生まれます。服を手放すほど、必ず気づきがあったりいい情報が入ってきたり。私はその繰り返しで「やりたい!」と願った出版やセミナーまで実現することができました

昼田祥子さん

ファッションエディター昼田祥子さん

教えてくれたのは?

昼田祥子さん

ファッションエディター

女性誌やアパレルブランドのカタログなどで編集を担当。流行の服やバッグ、靴を取り入れていた生活を見直し、その経験をwebメディアの連載で綴ったことが話題となり『1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話』(講談社)として書籍化。音声メディア「スタンドFM」でも活動中。


次回は「LEE100人隊の“クローゼット悩み”を昼田さんが解決!」をご紹介。

Staff Credit

撮影/田村昌裕(freaks) 取材・文/田中理恵

こちらは2024年LEE11月号(10/7発売)「着たい服しかないクローゼットの作り方」に掲載の記事です。

※商品価格は消費税込みの総額表示(2024年10月号現在)です。

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「私らしく建てる、心地よく暮らす」をテーマにリビング系コンテンツを集めました。ハウジング、インテリア、DIY、家電や雑貨からLEE100人隊家づくり部ブログ、通販など盛りだくさんでお届け!

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