LEE Cover Interview 菅野美穂さんに聞きたい、5つのこと
LEE100人隊メンバーから聞きたい質問を募集!
【菅野美穂さんに聞いた】大好きな旅のこと、年齢を重ねるということ……
2024.09.24
LEE COVER INTERVIEW
これからの夢…
菅野美穂さんに聞きたい、2つのこと
菅野美穂さんが、約1年ぶりにLEEのカバーに登場! カメラの前で見せる透明感あふれる笑顔と底なしの明るさで、撮影を盛り上げてくれました。今回は、読者の代表であるLEE100人隊メンバーから菅野さんに聞きたい質問を募集。大好きな旅のこと……。飾り気のない本音トークに、共感する人も多いはず!
PROFILE:
かんの・みほ●1977年8月22日、埼玉県生まれ。1993年に俳優デビュー。数多くのドラマ、映画、CMなどで活躍。近年の出演作に、映画『明日の食卓』、ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』など。今年公開の映画『ディア・ファミリー』では、強くやさしい母親役を好演。
公式サイト:https://www.ken-on.co.jp/kanno/
1. Travel
旅は永遠に続く
LEE100人隊からの質問に菅野さんが本音で回答!
菅野さんといえば“旅”という印象が強くあります。コロナ禍を経て、また、ライフステージが変わる中で、旅との付き合い方はどのように変わりましたか?
No.036 ちゅーこさん
いつかお子さんたちと一緒に行きたい旅行先はありますか? この景色や空気に触れさせてあげたい、などありましたら教えてください
No.045 CHIHARUさん
子どもと楽しめる旅がいい刺激に。インドにはもう一度行ってみたいです
今は子どもたちと一緒に楽しめる旅を選ぶことが多くて、北海道の旭山動物園に行ったり、スキー教室に参加して私も一緒に教えてもらったりしたことも。子どもがいなければ経験することはなかっただろうなと思うので、いい刺激になっています。
中でも、沖縄でジンベエザメと一緒に泳いだのは印象的で。最初、娘は怖がっていたんですが、親が少し背中を押してあげたら、おもしろかったみたいですごくいい顔をしていたんです。短い期間でも、旅をするごとに表情が変わって成長したなと感じるので、子どもにとってこういう体験ってすごく大切なんだなとしみじみ思います。今後は、レゴランドやジブリパークなど、子どもが行きたがるテーマパークが増えた愛知県にも興味があるので行ってみたいですね。
もしも1週間ぐらい、家事も仕事もなくて自分の自由な時間ができるとしたら、私はやっぱり旅に出たいなと思います。できれば、ヨーロッパで鉄道の旅がしたいなと。ロシアの鉄道は、結婚前に旅したことがあるのですが、けっこうハードなので……。ひとりで行く機会があればまた乗りたいです。
あと、インドはもう一度訪れてみたい! ヨガが好きだし、カレーなどの食べ物もおいしいのですが、インドでいちばん魅力的だなと思うのが“人”。例えば、何かトラブルがあったときに、当然だますほうが悪いのですが、だまされるほうも悪いよね?みたいなことを朗らかに言うんですよ。ハチャメチャなんだけど愛嬌があって憎めなくて、何だか笑っちゃうんですよね。まじめに考えすぎても意味ないな、なんて肩の力が抜けたりして。
長年凝り固まった私の価値観に、いい影響を与えてくれた気がします。10年ほど前に、ある広告で知った象のお祭りが見たくてインドを訪れたのですが、まさかの象祭り違いで(笑)。たくさんあるので間違えたようで、今度は本来見たかったジャイプールのお祭りにも行ってみたいです。
2. Aging
年齢を重ねるということ
私は今39歳で、30代最後の年です。40代もすごく楽しみではあるのですが、今振り返って、菅野さんが40歳になる前にしておきたかったことや、実際にしてよかったと思うことはありますか?
No.097 バマさん
菅野さんと同い年です。私は40代に入ってから、心身の揺らぎを感じるときがあります。菅野さんにもそんなときはありますか? もしあれば、どのように対処したり、リフレッシュしていますか?
TB マッキーさん
心の揺らぎを感じたら、人と話して悩みと距離をとる
今振り返ってみると、やっぱり30代のうちに行きたいところに行っておいてよかったなと思います。興味を持った場所は積極的に訪れていたので、もっと旅をしておけば……とは思わずに済んでいるんですよね。育児中心の生活になったり、年齢を重ねて体調を崩しがちになったりすると、自由に動くことが難しくなると思うので、行けるうちに行っておいて!と伝えたいです。
30代でやっておけばよかったなと思うことは、お金の管理(笑)。これからは自分で働いて稼いだお金だけじゃなく、お金に働いてもらって増やす時代だと聞いて驚きました。これまではあまりに疎すぎたので、大人としてすべきことを、きちんとできる人になりたいなと思います。と言いつつなかなか難しいんですけどね。
40代になってから、気持ちの落ち込みや揺らぎを感じることも多くなってきました。私の場合、年齢の変化と育児のタイミングが重なって、大変に感じることもあるのかもしれません。そんなときは、ヨガをするとスッキリしたり、食べ物だけだと調子が上がらないのでサプリをとったり。鉄分は意識的に摂取するようにしています。ほかにも、コロナ禍を経て痛感したのは、人としゃべるってすごく大事なことだなと。悩みそのものを話さなくても、会話して笑い合うことで、悩みとほどよく距離をとれるんじゃないかなと思います。
私の70代の母親を見ていると、今がすごく楽しそうなんですよね。母はきっと揺らぎの時期をとうに越えていて、何でも自分のいいように前向きに受け止めて傷つかないし、メンタルが強いのでうらやましいなと(笑)。私たちが見えないところで大変なこともあると思うのですが、母のように明るく元気に年を重ねられたらいいな、というのが今の気持ちです。
Staff Credit
撮影/生田昌士(hannah) ヘア&メイク/千吉良恵子 スタイリスト/青木千加子 取材・原文/野々山 幸(TAPE)
こちらは2024年LEE10月号(9/6発売)「LEE Cover Interview 菅野美穂さんに聞きたい、5つのこと」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
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