人気スタイリスト、モデルが私服で着こなしパターンをご紹介
“ふつうの服”でおしゃれ!モノトーン、スポカジ…30代、40代に似合う32コーデを一挙公開
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高山 都
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高垣麗子
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徳永千夏
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高橋美帆
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LEE編集部
2024.09.05
リアルな私服コーデにこそヒントがいっぱい!
「ふつうの服で素敵!」が叶う賢者のおしゃれテク
「ふつうの服」の魅力、再発見! これがLEEの伝えたいテーマです
『ふつうの服で素敵』という、一見親しみやすく思えるこのフレーズ。これまでなら、『ふつう』という響きにどこか“物足りなさ”を感じたかもしれません。けれども『今こそ提案するべきはこの言葉だ!』そう強く実感したのが、今年4月号でのスタイリスト石上美津江さんと兵藤千尋さんのファッション対談。
大人の甘口カジュアルが得意な石上さんが『私は基本的に、ふつうの服が好きなんです』と言い、ハンサムな辛口カジュアル派の兵藤さんが、『私もふつうの服でどうおしゃれに見せるかを考えていて!』と意気投合する場面があったのです。
好きなテイストが真逆のようでいても、軸にあるのは『ふつうの服』だった二人。
LEEではコロナ禍以降、『カジュアル名品』『地味色だけでおしゃれ』など、流行に左右されない普遍的なアイテムやスタイルを提案する企画が大ヒット。Tシャツやデニムなどの定番服の特集が支持されてきたのも、一見ふつうの服たちが絶妙な組み合わせで輝きだす、そんな瞬間に読者が共感してくれたからにほかなりません。
その視点で見渡せば、おなじみのモデルやスタイリストたちの私服にこそ、定番服の魅力を輝かせるヒントがたくさんありました。高垣麗子さんは思わずまねしたくなるような好感度抜群のベーシックを、高山都さん・安井達郎さん夫妻はシンプルな服をシェアする楽しさを、『デミルクス ビームス』ディレクターの目黒越子さんは旅先でも自分らしく装うブレないスタイルを…。
“ふつう”なのにどこか素敵。そのエッセンスは『この夏、もっとおしゃれしたい』気持ちを後押ししてくれるはずです!
編集長 喜多佳子
下記にずらりと並んでいるのは、2022年11月号以降に掲載された、LEEのファッション特集の一部。その間約2年、一目でトレンドとわかる華やかな〝映え服〞の勢いが、世の中的には根強く残っていた時期と重なります。
でも、トレンドのみを追うのではなく、読者の「好き」「知りたい」、そしてスタイリストをはじめとするスタッフの「好き」「伝えたい」を追求した結果…。
私たちがたどり着いたのは、奇をてらわないベーシックなアイテムやカラー、日常に欠かせない定番服をとことん掘り下げる企画でした。
「そうだ、私ってこういう服が好きだった!」「このアイテム、着方でこんなに新鮮に見えるんだ」
そんなふうに、ごく身近な「ふつうの服」の魅力を再発見できれば、毎日のおしゃれのモチベーションはきっとアップするはず。そのきっかけ作りを、これからもLEEは目指していきたいと思います!
「カジュアル名品」「地味色」…ヒット企画のカギは“ふつう”!
流行に関係なく“好き”を大事にする石上さんのスタイルが人気
ベーシックは文字どおりLEEのワードローブの基盤!
デニム、Tシャツ、カーデ…永遠のスタンダードを深掘り
2大スタイリストのテーマは“ふつうの服でおしゃれする”!
- Index
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- 「ふつうの服」の魅力、再発見! これがLEEの伝えたいテーマです
- モデル高垣麗子さんの「最愛ベーシック」で過ごす1週間に密着!
- 麗子さんのスタメンワードローブを全部見せ!
- 娘と一緒に近所の公園へ。動きやすいトップス×デニムは、私の夏の制服です!
- 華やかスタイルが大活躍したイベントのお仕事終わり。いつものオーガニックスーパーへ直行!
- タンクワンピをカジュアルダウン。女友達と一緒に、お気に入りのショップをクルーズ
- 趣味の撮影を兼ねて、街を散策。最愛のフレンチベーシックを、今どきシルエットで更新して
- 集合場所のロケバスに一番乗り! 撮影の日は、白シャツ×デニムがやっぱり心地いいね
- 今日は、集英社で打ち合わせ。ちょっとモードなスカートを味方にきちんと感を意識して
- 娘が喜ぶワンピースで、さりげなく親子リンクコーデ。振り回されたって楽しいね♡
- スタイリスト 兵藤千尋さんの 週末は、「洗練スポカジ」で
- スポカジに挑戦したことで、おしゃれの可能性が広がりました
- スタイリスト 石上美津江さんの 夏こそ「可愛げモノトーン」
- 「大好きな“媚びない甘さ”の演出も薄着のラフ見え回避もモノトーンにおまかせ!」
- スタイリスト 徳永千夏さん&高橋美帆さんの 夏コーデをラクにする「MY定番セット」
- 徳永さんの「MY定番セット」
- 高橋さんの「MY定番セット」
- 徳永さんの「MY定番セット」コーデ実例
- 高橋さんの「MY定番セット」コーデ実例
- 〈モデル〉高山 都さん×安井達郎さんの 「ふつうの服こそシェアが楽しい!」
- 「シェアを通して、二人の距離と価値観がぐっと近づいた気がします」
- 二人のシェア哲学3カ条
- 着こなしアイデア満載! シェア上手な二人の3日間に密着
- 高山都さん×安井達郎さんの、「“2人で楽しむ”シェアコーデの秘訣」を動画でご紹介!
自分の“好き”を大切にする、今どきママスタイルの代表
モデル高垣麗子さんの「最愛ベーシック」で過ごす1週間に密着!
誰からも愛される持ち前の好感度と、人気モデルとして日々最新のファッションに触れることで磨かれる鮮度。その二つをバランスよく備えた麗子さんの私服スタイルには、〝ふつうの服で素敵〞が叶う、ヒントが詰まっていました!
PROFILE
高垣麗子さん
REIKO TAKAGAKI
MODEL
1979年、東京都生まれ。15歳でデビュー後、雑誌や広告等で幅広く活躍を続ける。6歳の娘のママ。近著『わたしの好きなかたち』(光文社)では、文才も発揮。
Reiko’s WARDROBE
麗子さんのスタメンワードローブを全部見せ!
ハイブランドからユニクロまで、麗子さんの〝好き〞が詰まったアイテムが勢揃い。今シーズンの新作を中心にした、〝今どきベーシック〞ばかりです!
「旬のシルエットで大好きなベーシックを楽しんでいます」
私は昔からベーシックな服が大好き! こうしてこの夏のスタメン服を並べてみると、わかりやすいですね。
色みは白やベージュ、黒といった、着回しやすいベーシックカラーが中心。そこに、定番色と相性のいいライラックカラーが入っていたり、ボーダー、チェック、小花といった、取り入れやすい柄アイテムを加えたりしています。
こんなふうにアイテム自体がベーシックなので、シルエットで今っぽさを取り入れることを意識しています。
例えばトップスなら、ほどよく肌を見せるオフショルダーや、旬バランスを作りやすい短丈。ボトムならボリューム感のあるワイドパンツやロング丈のスカートなど。
この夏も自分らしく過ごせる最愛のベーシック服と一緒に、毎日を快適に、楽しく過ごしたいと思っています。〝好き〞が詰まった1週間コーデ、ぜひ、ご覧ください!
高垣麗子さん
Item
A
uncraveのカットソー
「肩先が隠れるくらいのオフショルダー具合が絶妙なカットソー。ストレッチがきいていて、着心地も抜群です」
Item
B
Healthy DENIMのデニムパンツ
「デニムは毎シーズン、一本は新調すると決めています。真夏でも涼しくはける、ほどよいワイドシルエット」
Item
C
ARCHIのリネンパンツ
「きれい色だけど派手すぎないやさしいライラックは、ずっと大好きなカラー。アーキのパンツはラインがきれいで、毎季必ずチェックしています」
Item
D
Drawerのリボンブラウス
「白のブラウスが大好物! どんどん増えていきます。肩のリボンディテールは、結んでも垂らしても可愛いんです」
Item
E
uncraveのタンクワンピース
「タイトだけどピタピタすぎず、上半身の露出が多めなのにヘルシーに着られるタンクワンピース。カジュアルに着るイメージで購入しました」
Item
F
UNIQLOのカーディガン
「オンラインでポチったUVカットカーデ。あまりに便利なので、別のカラーも購入する予定です」
Item
G
ORCIVALの短丈ボーダー
「小学6年生のとき、映画『なまいきシャルロット』を観て以来、大好きになったオーシバルのボーダー。この夏は、短丈がワードローブに仲間入りしました」
Item
H
Mame Kurogouchiのチェック柄スカート
「マメも毎季チェックしているブランド。柔らかいチェック柄が、手持ちの服と合いそうだなと思って選びました」
Item
I
DRIES VAN NOTENのタックワイドパンツ
「何年か前に、別素材の同型パンツを購入して愛用しています。チノパンが出るのを心待ちにしていたんです」
Item
J
styling/の小花柄ワンピース
「パフスリーブや小花柄など、甘ディテールが満載のワンピース。ベースが黒なので、大人っぽく着られます」
Item
K
DRIES VAN NOTENのサファリ風シャツ
「体が入るとぐっと立体的になるモードなシルエットがさすが。二の腕が隠れるデザインもうれしいポイントです」
Day
1
A + B
@PARK
娘と一緒に近所の公園へ。動きやすいトップス×デニムは、私の夏の制服です!
今年の春、小学校に上がった娘はやんちゃ盛り! 公園でもお散歩でも、文字どおり、私を振り回すように遊ぶのが日課です(笑)。
このオフショルカットソーはネックのあき具合がほどよくて、肌の露出が大げさすぎないところがお気に入り。かがんでも胸元が気にならない点も、ママとしてはうれしいですね。
ヘルシーデニムのセミワイドは、スウェットのように動ける柔らかさが最高! ごくごくベーシックなトップス×デニムの組み合わせも、旬で更新していれば、どこか自信が持てるはず。
こんなシンプルコーデをお気に入りの小物で格上げするのが、私の理想のスタイルなんです
高垣麗子さん
- hat : HELEN KAMINSKI
- earrings : Mame Kurogouchi
- belt : BOTTEGA VENETA
- bag : TOD’S
- shoes : HEREU
Day
2
C + D
@SUPER MARKET
華やかスタイルが大活躍したイベントのお仕事終わり。いつものオーガニックスーパーへ直行!
スーパーでのお買い物は、仕事の合間に済ませるようにしています。
この日はイベントのお仕事終了後、娘をお迎えに行く前にいつものオーガニックスーパーへ。イベントなどでは、人の目がいく顔まわりに華やかさがあると素敵。甘ディテールを施した白トップスを持っておくととても重宝します。
リネン素材のライラックパンツを合わせれば、さらに夏らしい涼しげな雰囲気に。ゆったりめの腰まわりから裾へとテーパードをかけたアーキのパンツは、シルエットが本当にきれい。楽ちんなのにスタイルアップも叶えてくれるんです
高垣麗子さん
- earrings : MARIE-HÉLÈNE DE TAILLAC
- bag : TOD’S
- shoes : FRANCESCO RUSSO
Day
3
E
@SHOPPING
タンクワンピをカジュアルダウン。女友達と一緒に、お気に入りのショップをクルーズ
今日は久しぶりの平日オフ。夕方まで、女友達とランチ→お気に入りのショップをクルーズすることに。
娘が生まれてから、スニーカーを履く頻度がぐっと上がりました。セレクトショップで見つけたナイキの『W V2K RUN』は、最近の一番のお気に入り。ワンピースをカジュアルダウンさせたいときにも大活躍します。
アンクレイヴのタンクワンピは、背中のあきやスリット使いがどこかヘルシー。もちろんきれいめに着るのも素敵だと思いますが、私はスニーカーやキャップを合わせて、デイリーに楽しんでいます
高垣麗子さん
- cap : NEW ERA
- earrings : NOEUD U
- watch : Cartier
- bag : J&M DAVIDSON
- shoes : NIKE
Day
4
F + G + I
@STROLL
趣味の撮影を兼ねて、街を散策。最愛のフレンチベーシックを、今どきシルエットで更新して
デジカメでふとした風景を撮影するのが、私の長年の趣味です。昭和感あふれる古い街を撮影するのも好きで、私の趣味に付き合ってくれる娘も、どんどん渋好みになっていきます(笑)。
神保町を訪れたこの日に選んだのは、オーシバルの短丈ボーダーと、ドリスのワイドチノ。シンプルコーデのアクセントとして、ユニクロのカーディガンを肩かけしました。
気がつけば大好きなフレンチベーシックなコーディネートに。シルエットやディテールが今っぽく更新されていると、着慣れたスタイルもグッと新鮮になりますよね
高垣麗子さん
- earrings : Mame Kurogouchi
- watch : Cartier
- bag : Roger Vivier
- shoes : HEREU
やっぱり大好き♡ライラックカラー
Day
5
B + K
@SHOOTING
集合場所のロケバスに一番乗り! 撮影の日は、白シャツ×デニムがやっぱり心地いいね
遠出ロケの日は、長時間でのロケバス移動中も楽ちんに過ごせる、着心地のいいスタイルがマスト。ストレスフリーのストレッチデニムは、こんな日のスタメンボトム。スニーカーを合わせやすい、ほどよいワイドシルエットもお気に入りポイントのひとつです。
ドリスの白シャツは、着るとこんなにも立体的に。ウエスト部分が細めに作られているので、ビッグシルエットでもボトムにインしやすく、すっきりとした印象が叶います。
ヘアセットしてもらった後に脱ぎ着がしやすい前開きのトップスも、撮影の日の必須アイテムなんです
高垣麗子さん
- cap : NEW ERA
- earrings : CYRIL
- sunglasses : NOCHINO OPTICAL
- bag : J&M DAVIDSON
- shoes : NIKE
NIKEのスニーカーを2足買い!
Day
6
A + H
@MEETING
今日は、集英社で打ち合わせ。ちょっとモードなスカートを味方にきちんと感を意識して
出版社やクライアントのオフィスへ伺う日は、TPOを考慮して、きちんとしたコーディネートを心がけます。
この日は、顔なじみのスタッフを中心とした打ち合わせ。いつものスタイルの延長線上で装いました。DAY1でも着用した黒トップスを、マメのチェック柄スカートにイン。ハイウエストとタックディテールでほんのりモードに仕上がったスカートが、シンプルなトップスを彩ります。
ボトムのカラーが淡い分、トップスと靴は黒を合わせてメリハリを演出。トッズのバッグとカルティエの時計も、心強い味方になってくれます
高垣麗子さん
- necklace : MAAYA
- watch : Cartier
- hat : CELINE
- bag : TOD’S
- shoes : Repetto
Day
7
J
@DATING WITH MY GIRL
娘が喜ぶワンピースで、さりげなく親子リンクコーデ。振り回されたって楽しいね♡
パンツ派ですか?スカート派ですか?と聞かれることがありますが、私の場合は、本当に半々くらい。パンツもスカートもどちらも好きなんです。でも娘は、ワンピースやスカートを着ているママが好きみたいで、そんな日は喜んでくれるんです。私は母にそういった気持ちを持ったことが一度もないから、不思議ですよね。
さてこの日は、娘の好きなワンピースで、親子リンクコーデをしてみました。いわゆる〝お揃い〞で装うことはほとんどありませんが、どこか〝つながり〞があったほうが楽しいかなって思って、お出かけする日は意識するようにしています。
女らしいワンピースの日だって、娘は容赦なく、私をブンブン振り回すんですけどね(笑)
高垣麗子さん
REIKO
- earrings : CYRIL
- bag : LOEWE
- shoes : HEREU
DAUGHTER
- tops : PETIT BATEAU
- one-piece、shoes : CARAMEL
肌身離さずつけている大切なリング
「この春、eteで、愛犬のさくらとぽてこの名前をデザインしたリングをオーダーしました。実は今回の1週間コーデでも、毎日つけています。さくらは昨年、天国に旅立ってしまったけれど、ずっと一緒だよという想いを託したリングをつけていると、私たちのつながりを、あらためて感じるのです」
Staff Credit
撮影/渡辺謙太郎(人物) 魚地武大(TENT)(物) ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.) モデル/高垣麗子 スタイリング協力/松村純子 取材・文/磯部安伽 撮影協力/ビオセボン
辛口シンプル派の“海街コーデ”を初取材!
スタイリスト 兵藤千尋さんの 週末は、「洗練スポカジ」で
感度の高いベーシックコーデで、LEEのファッションを牽引するスタイリストの兵藤千尋さんは、自身も生粋のベーシック派。海辺の街への引っ越しを機に取り入れたというスポーティアイテムを軸に、週末の私服スタイルを披露してもらいました!
教えてくれたのは?
兵藤千尋さん
スタイリスト
普遍的でありつつも鮮度の高いベーシックスタイルが、LEE読者の心をつかむ人気スタイリスト。確かな審美眼で選び抜かれた私物と、洗練度抜群の着こなしも注目の的!
スポカジに挑戦したことで、おしゃれの可能性が広がりました
自然に囲まれた土地に住みたいという念願が叶って、半年ほど前、夫と二人で湘南エリアに引っ越しをしました。
都内に住んでいた頃は、オンオフの差もほとんどなく、基本、メンズライクなベーシックスタイルがベース。ところが海の近くだと、きれいにまとめた格好が、街になじまないんです。かといって、平日は毎日都内に通っているので、急にカジュアル一辺倒にするのも難しい。ということで、今はまだ、ちょうどいいバランスを探っている最中です。
そんな中、最近は自分らしいベーシックコーデに一点、スポーティなアイテムを取り入れることに、心地よさを覚えるようになりました。
新しい発見もあって、自分自身のおしゃれの可能性に、広がりを感じています
CHIHIRO HYODO
Sporty Item#
1
NIKEのウィンドブレーカー
控えめなブランドロゴが気に入って、今シーズン手に入れた、私自身初のスポーツブランドのウィンドブレーカー。クリーンな白がベースなので、都会にも似合います。ブカッと着たくてLサイズを選択
夏はほぼ毎日が、Tシャツ×スラックスというスタイルです。このベースは海辺に引っ越した今でも変わっていません。
変化したのは羽織り物のバリエーション。これまでは、私にはカジュアルすぎるかなと思っていたスポーツブランドのウィンドブレーカーを、この夏、初めて手に入れました。
ごくさりげないロゴだから、唐突感なく着られますし、都内でも浮きません。この日は、マイ定番のヘインズのビーフィーTと、何シーズンか愛用しているエイトンのカーキパンツと一緒に、気分が落ち着く地味色でまとめました
兵藤千尋さん
- T-shirt : Hanes
- pants : ATON
- sunglasses : EYEVAN 7285
- earrings : BETTINA JAVAHERI
- watch : ROLEX
- bag : Aeta
Sporty Item#
2
KEENのスポサン
キーンのベストセラーサンダル、『ニューポートH2』は、水陸両用。ハイキングの後に、海辺へそのまま行ける、私の生活にぴったりの一足です。つま先もかかともカバーしてくれるので、スニーカー感覚で履いています
この日もやっぱり、Tシャツ×スラックスがベース(笑)。このコーディネートが本当に好きなようです。
都内に住んでいたときは、この着こなしをキリッと引き締めたくて、夏でも革靴を履くか、サンダルでもレザー素材を選んでいたんです。なのでこうした機能性の高いスポサンに挑戦するのも、この夏が初めてです。
斜めがけをした黒のレザーポシェットは、何年か前に購入したもの。でも、これまではあまり出番がなくて、自転車に乗る生活になってから、活躍するようになりました
兵藤千尋さん
- outer : COMOLI
- T-shirt : LE
- pants : ATON
- earrings : BETTINA JAVAHERI
- necklace : TIFFANY&CO.
- watch : ROLEX
- shoulder bag : Aeta
- tote bag : NANGA
Sporty Item#
3
GRAMiCCiのシャカパン
雑誌でモデルの竹下玲奈さんがはいているのを見て、一目惚れしたグラミチのシャカシャカパンツ。かなり太いバルーンシルエットが特徴的で、あえてLサイズを選びました
初めてのアイテムが続くのですが、実はこうしたナイロン素材のシャカパンも人生初。これまでは裾がドロストになったパラシュート系のパンツは布帛素材を選ぶことが多く、スポーティな素材には苦手意識があったんです。
軽いうえに、撥水加工もされていて、なんて優秀! まさに、おしゃれの可能性を広げてくれる一本に出会いました。
ダボッとした太パンツには、キャミソールを合わせ、リネンのビッグシャツをはおるのがマイ定番。デコルテで肌見せをするだけで、〝おしゃれしている感〞を演出することができると思います
兵藤千尋さん
- blouse : seya.
- camisole : Whim Gazette
- necklace : P.NINA
- bag : SUNSHINE+CLOUD
- shoes : CAMINANDO
Sporty Item#
4
KIJIMA TAKAYUKIのサファリハット
今回の撮影でもお邪魔した、葉山のセレクトショップ『サンシャイン+クラウド』で見つけた、キジマタカユキのサファリハット。ワイヤー入りのつばとストラップ付きの、風が強い海辺仕様。さすがのセレクトです
思った以上に強い日差しと風。湘南ライフには、ハットが欠かせません。これまでは都会的な黒の帽子を選ぶことが多く、バリエーションを増やしたくて、キャメルを購入しました。
地味色派にとって、キャメルはさし色的な存在。このハットがワードローブに加わっただけでも、着こなしの幅が広がった気がします。
シオタのデニムは、私が唯一持っている細身のパンツ。体にフィットしすぎないスティック的なシルエットで、窮屈感なくはけるお気に入りの一本です。アルモリュクスのロンTは、ユニセックス展開の一番大きいサイズ。ブカブカに着るのが好きです
兵藤千尋さん
- T-shirt : Armor-lux
- pants : CIOTA
- bag : Sporty & Rich
- shoes : BIRKENSTOCK
Sporty Item#
5
AURALEE MADE BY AETAのリュックサック
しっかりしたナイロン素材とスケスケのメッシュ素材のコンビに惹かれた、信頼ブランドのダブルネームリュック。ベージュと迷いに迷って、結局、ブラックに。中身が見えても可愛いと思えるんです
軽くて丈夫で、たくさん荷物が入って。機能性が充実しているのに、スポーティすぎないモダンな雰囲気を備えた、オーラリーとアエタのダブルネームのリュック。
自転車で『葉山ステーション』に行き野菜を買い、このリュックにたくさん詰めて帰るのが、毎週末の楽しみになっています。
ポロシャツは、エイトンで一目惚れした一枚。今シーズンは、個人的にキャメルブラウンに惹かれています。いつものパンツスタイルに可愛げを足すためのパールのネックレスも、街に似合う小粒を新調しました
兵藤千尋さん
- knit : ATON
- pants : Nigel Cabourn
- earrings : BETTINA JAVAHERI
- necklace : les bon bon
ベーシック派スタイリストの兵藤千尋さんの、週末に欠かせないこだわりのグッズをご紹介!
Item#
1
濃いめのサングラスは海辺の必須アイテム
海辺の生活にはサングラスは必需品です。アイヴァンのサングラスはいくつか持っていましたが、湘南の夏の強い日差しには対抗できなくて(笑)。慌てて、今季の気分でもあった、大きな真っ黒いレンズのタイプを買い足しました
Item#
2
NANGAの超軽量エコバッグ
さし色をほとんどしない私ですが、エコバッグでなら抵抗がありません。夜の防犯も兼ねて、明るい色を選びました。
LEEでタイアップのお仕事をさせていただいてから、すっかりファンになったナンガ。信頼できるアウトドアブランドのものなら、心強いですよね
Item#
3
肌に優しい日焼け止めと虫よけスプレー
ハッカの香りがお気に入りの虫よけスプレー『PERFECT POTION』と、肌が激弱の私が20年愛用している日焼け止め『FANCL サンガード50+ サンプロテクトUV』。海辺の生活にはこの2アイテムが手放せません
Item#
4
タンブラーには温かいお茶を常備
スタンレーのタンブラーには、真夏でも熱いお茶を入れて、毎日持ち歩いています。
紅茶、ほうじ茶、緑茶、ハーブティー…その日の気分でお茶の種類はいろいろ。私のトレードマークのような存在なんです
Sporty Item#
5
散策の相棒はお気に入りの電動自転車
夫の助言もあって決めた、キャノンデールの電動自転車。カラフルなモザイク柄が地味好きな私的には懸念事項ではあったのですが、乗るうちにどんどん愛着が湧いています。
自分の主観だけだと視野が狭くなってしまう。周囲の意見って大切だなと再確認しました
Staff Credit
撮影/須藤敬一(人物・ロケ物) 坂田幸一(物) ヘア&メイク/廣瀬浩介 スタイリスト/兵藤千尋 取材・文/磯部安伽 撮影協力/SUNSHINE+CLOUD
甘口好きこそ、クールな配色がちょうどいい
スタイリスト 石上美津江さんの 夏こそ「可愛げモノトーン」
白、黒、グレーを基調とした甘口カジュアルが定番の私服スタイルだという石上さんが、この夏したいモノトーンコーデを一挙公開! 大人に似合う甘さへ上手に着地させる配色バランスや着こなし方、〝らしさ〞が光る小物使いなど、参考にしたいポイントが満載です。
教えてくれたのは?
石上美津江さん
スタイリスト
ベーシックを軸にした甘さや可愛げの漂うカジュアルスタイルが多くの支持を集め、LEEマルシェオリジナルブランド・12closetとのコラボも毎回大人気!
「大好きな“媚びない甘さ”の演出も薄着のラフ見え回避もモノトーンにおまかせ!」
甘さのある服が〝ふつうの服〞である私にとって、自分らしいスタイルに欠かせないのが、白、黒、グレーのモノトーン。特に一年でいちばん薄着になり、カジュアルがだらしなさに直結する危険が高まる夏は、この3色が持つ上品さや発色の強さがすごく頼りになります。
ベーシックカラーゆえにコーディネートの幅が広く、どんな服をどう合わせるかによって印象が変わり、さまざまな着こなしを楽しめるのも魅力。例年以上にシックなものに惹かれる今夏は、さらにモノトーン愛が増しています。
落ち着いた配色でほどよく引き算した〝媚びない甘さ〞のあるカジュアルスタイルに、小ぶりなハンドバッグ+トートを2個持ち。これが、揺るがない私的黄金バランスです!
石上美津江さん
Monotone#
1
WHITE フリルブラウス × BLACKサロペット
多いときは週3ペースで着るほど愛してやまない甘辛サロペットコーデ
去年からユニフォーム化している溺愛コーデです。オブラダのサロペットは最初に白を購入したら、使い勝手がよくて。これまで密かに感じていたパンツへの苦手意識を解消できたので、黒も追加購入!頻繁に着ているのでいい感じにエイジングされています(笑)。
やや辛口でボーイッシュなデザインなので、ヴィンテージライクな白のフリルブラウス、レペットのメリージェーン(バレエ靴の日もあり)、そして2個持ちしたミニバッグと〝女子なもの〞をちりばめて、理想的な甘辛バランスに。アクセはブラックオニキスのリングとピアス、黒革ベルトの時計が定番です
石上美津江さん
- blouse : DÔEN
- coverall, tote bag : Oblada
- watch : Cartier
- hand bag : Salvatore Ferragamo(vintage)
- shoes : Repetto
Monotone#
2
WHITE シャツ × WHITE ワイドパンツ
憧れの白パンツは、ワントーンのセットアップでワンピースっぽく楽しむ
モノトーンの中で最も愛着のある白は、季節によって選ぶトーンが変わります。軽装になる夏は、どこまでもクリーンで発色の強さを感じる真っ白を。このバンドカラーシャツとワイドパンツもまさにそうで、はっきりと明るい白でパリッとした素材感。
ずっと白いパンツに憧れがあったのですが、私の場合、ただワンツーコーデで着ると変に決まりすぎちゃって…。
けれどワンピース感覚で着られるオールホワイトのセットアップなら、ハードルも低く! アクセントにしたチェック柄のトートが、のっぺりしがちなワントーン配色に奥行きをもたらしてくれます
石上美津江さん
- shirt, pants : Honnete
- glasses : PETER AND MAY
- boston bag : COMME des GARÇONS
- tote bag : R&D.M.Co-
- shoes : AURALEE
Monotone#
3
GRAY TONE チェック柄ワンピース
レザー×籐かごバッグとおじ靴が鉄板です
甘シルエットのワンピには“かっちり黒小物”が長年のパートナー
このワンピースは〝天気に左右されず好きな服を着たい!〞という思いから、今年LEEマルシェオリジナルブランドの12closetとコラボして作った、雨の日も着られる一着。ブラウンやイエローを使いつつもグレー見えするおしゃれなグレンチェックで、しかも撥水というところに惚れ込み、大好物のXシルエットで作りました。たくし上げるとぽわんと膨らむボリューム袖や、ウエストのギャザーといった甘めディテールも、この色みのおかげで大人っぽく。仕上げに堅めの黒小物でキリリと引き締めて、なじませ役にくたっと柔らかなコットントートを持てば完成です!
石上美津江さん
- one-piece : 12closet
- watch : Cartier
- hand bag : eb.a.gos
- tote bag : St. JOHN
- shoes : Church’s
Monotone#
3
WHITETシャツ × BLACKギャザーワンピース
あえて白Tシャツをはさむのが好きです
白Tとトラッド小物でおしゃれにハズして黒ワンピに茶目っ気を
柔らかな手紡ぎの薄軽コットン生地を贅沢に使った、カディ&コーのボリュームデザインのワンピースが大好きで、少しずつ集めています。
この春新たに仲間入りした黒のノースリーブは、フロントのくるみボタンやステッチなど細部まで手が込んでいて、着るたびにときめくお気に入り。私はサラッとシンプルに着ることに少し照れがあるので、白Tをイン。さらにローファーやメガネ、黒レザーのミニボストン&ナイロントートを合わせ、親しみのあるトラッドに落とし込みました。
去年よりシックな気分ではありますが、やっぱりやんちゃさは必要なのです
石上美津江さん
- T-shirt : THE SHINZONE
- one-piece : Khadi and Co
- glasses : BuddyOptical
- boston bag : ARTS&SCIENCE
- tote bag : BATTLE LAKE OUTDOORS
- shoes : J.M. WESTON
Monotone#
5
BLACKオールインワン
華奢なサンダルで抜け感&可憐さを
この夏ブームなオールインワンはグッドガールに着るのが石上流
メンズライクすぎず、ワークウェアすぎす…、自分にちょうどいいオールインワンをずーっと探していたところ、この春ジャーナル スタンダード ラックスで出会いました。
レギュラー衿に、ほんのり可愛いドルマン風の半袖、高め位置のウエストマークと、上品さの中に可愛げを感じるデザインが気に入っています。
フロントボタンは上まできちっと留めて、足元は華奢なヒールサンダルかバレエ靴で、甘さをプラス。パンツの日は、きちんと感と可愛げが共存するグッドガールなバランスを特に意識します。ここでもチェックのトートバッグを盛り上げ役に!
石上美津江さん
- all in one:journal standard luxe
- watch : SEIKO
- hand bag : eb.a.gos
- tote bag : ts(s)
- shoes : NEBULONI E.
Monotone#
6
WHITEロゴTシャツ × WHITEコットンスカート
Tシャツのロゴとトートの色をリンク!
リラクシーなワンツーコーデもクリーンな白ならいい塩梅に!
プログレス ランニング クラブの白Tは、03のチェック柄ワンピと同じくLEEマルシェで別注・発売したもので、無地のフロントとネオングリーンの背中ロゴのギャップにこだわりました。
真っ先に思い浮かんだ着こなしは、大好きな白コットンスカートとのリラクシーなワントーンコーデ。ボリューミーなもの同士の組み合わせって時にラフに映ることもありますが、それがクリーンな白なら不思議と今っぽいゆるさに。Tシャツの裾を左側だけちょこっとインして、シルエットにひとくせ足すのもポイント。ちょっとしたことですが見え方はかなり変わります
石上美津江さん
- T-shirt : PROGRESS RUNNING CLUB
- skirt : ANAAK
- watch : SEIKO
- mini bag : RUOHAN
- tote bag : Véritécoeur
- shoes : ROA
Monotone#
7
BLACK半袖ニット + BLACK & WHITEチェックスカート
ニットは適度にゆるいメンズサイズを
ギンガムチェックのスカートとさし色の赤で“ほぼ黒配色”を華やかに
今季はTシャツよりもきちんと感があって、どこか優しげな半袖ニットが気になり、何枚か購入しました。
オーラリーの黒ニットはメンズ向けのサイズ5で、身幅も着丈もゆったり。ギンガムチェックのフレアスカートにインしても、わき下にゆるさがあるから、いわゆるフィット&フレアよりもカジュアルな雰囲気に。籐かごのバッグや赤いトートバッグでフレンチシックなムードを高めてもほどよい甘さに着地。
ちなみに色あせ感とクタ感がおしゃれなトートバッグは、昨年夏の竹下玲奈ちゃんの私服企画で見て一目惚れしたもの。黒多めの配色を一気にこなれさせます
石上美津江さん
- knit : AURALEE
- skirt : Atelier d’antan
- basket bag : MARCHER
- tote bag : MarchAprilMay
- shoes : no brand
Staff Credit
撮影/森脇裕介(人物) 坂田幸一(物) ヘア&メイク/上野祐実 取材・文/鈴木絵美
“似合うワンパターン”を極めるのがおしゃれの近道!
スタイリスト 徳永千夏さん&高橋美帆さんの 夏コーデをラクにする「MY定番セット」
甘口&スカート派の徳永さんと、辛口&パンツ派の高橋さん。仲よしの2人には、好みのアイテムは違えど、夏は着こなしの「MY定番セット」があるという共通点が。
試行錯誤して行き着いた、2人の究極の「似合うワンパターン」とは? こだわりを深掘りしました!
教えてくれたのは?
LEEweb「おやこども名品」連載で仲よしに
スタイリスト 徳永千夏さん(右)
きれい色やスカートに目がない中3と小4姉妹のママ。身長155cm。サイズが同じ娘と服を共有するのが楽しい日々。
スタイリスト 高橋美帆さん(左)
地味色ベースのパンツ派で、夫とシェアする服も多数。身長168cm。小1息子と3歳娘のコーデを褒められるとうれしい。
STYLIST CHINATSU TOKUNAGA & STYLIST MIHO TAKAHASHI
「MY定番セット」があれば、買い物もコーデも悩まない!
徳永 私、夏の着こなしは型が決まっていて毎日同じ組み合わせなんだよね。
高橋 私も! 仕事に家事に育児に毎日とにかく忙しいし、子どもがいるライフスタイルに合わせておしゃれがどんどんそぎ落とされて、もう何年も「夏はこのセット」って決まってる。
徳永 セットが決まっていると、コーデを考えるのが本当にラクになるよね! 私はトップスは、ロゴTやカラーTが基本。デザインや素材感に“ひと盛り”あるTシャツだと、気になる体の厚みも目立たなくなるの。
Tシャツは、数えきれないほどコレクション
高橋 私は白Tオンリー。ほかのTシャツを試しても、やっぱりシンプルな白Tがしっくりきて戻ってくる。首元のあき、衿ぐりの太さ、丈、サイズ…微妙な違いで数えきれないほど持ってるよ。
徳永 Tシャツは、アイロンなしの洗いざらしでもサマになるのがいいよね。
高橋 わかる! アイロンどころかおしゃれ着洗いすらしたくないから、洗濯機の標準モードでがしがし洗えるTシャツは、デイリーウェアとして最高! 私、Tシャツの首元がゆるくなっても捨てずにとっておくの。ジャケットなどきちんとアウターのインに着ると、逆に抜け感になるから。
徳永 すごいこだわり! ボトムは何を合わせてる?
高橋 太パンツ一択! 長身だから、細身のボトムだとひょろりと見えちゃう。下半身にボリュームが出る太パンツがバランスよくて。
徳永 私は逆に小柄だから、華やかさと大人らしさを足せるロングスカートがちょうどいい。足元はぺたんこサンダル。歩きやすいし、抜け感も出るし。
高橋 毎日バタバタだから歩きやすさは死守したいよね。私は汗をあまりかかないから、夏もスニーカー。靴下もリネンなら暑い時季も履きやすいよ。
徳永 なるほど! バッグは何を?
私は20代の頃からとにかく大好きなかごバッグが夏の定番。
小物もとことんこだわっています
高橋 服がカジュアルな分、バッグで全体を引き締めたくて。両手も空けられるレザーショルダーに決めてる。
徳永 お互い、基本セットがあるのは同じなのに、選んでいる一つ一つのタイプが全然違うね! でも意外と小物はおそろ買いしてるよね(笑)。
かぶり買いがこんなに!
高橋 そうそう! 「それ可愛い!」ってマネして買ったり、仲がいい分、お互いの着こなしに影響を受けたり。
徳永 金銭感覚も似てるかも。趣味のアウトドアにもお金をかけたいから自然とおしゃれのコスパを意識してる。
高橋 同感! コスパの意味でも、定番セットが決まっていると、何にどれくらいお金をかけるか、自然と基準が明確になっていいよね。
徳永 無駄買いが減って、日々のコーデも悩まなくなって、好きなアイテムが充実していって…定番セットがあると、本当にいいことずくめだね!
家族とのアウトドアや 遠出にも投資
動きやすくて自分らしい。もう何年も、夏はこのスタイル一択!
徳永さん&高橋さんの「MY定番セット」は、この4アイテム!
CHINATSU’s SET
徳永さんの「MY定番セット」
コーデにどこかきれい色を取り入れるのが大好き。小柄だからこそ、思いきった色みでも大げさにならず、ちょうどいい華やかさに落ち着くんです。
さらにスカートでトレンド感もプラスすれば、夏のワンツーコーデがぐっと格上げ。タックインとロング&フレアのシルエットで、スタイルアップ効果も。
例えば、鮮やかなブルーTシャツは、白のロングフレアスカートにインしてクリーンに。ティキーズのレザーサンダルと、かっちりフォルムのかごバッグできれいめ感を足しつつ、アルタスのブルゾンを腰巻きしてポイントに
BY CHINATSU
1_T-SHIRT
ひと盛りT
「ロゴや色、生地の厚みなどにひとくせあると、体型カバーにも効果的」
2_BOTTOM
ロングスカート
「トレンドはスカートに託したいから、コスパ重視で毎年更新しています」
3_BAG
かごバッグ
「存在感のある小物でさらにコーデを盛り上げて。素材が夏らしいアクセントに」
4_SHOES
ぺたんこサンダル
「スカートが長い分、足元で抜け感を。リラクシーなスポサンやビーサンが定番」
さわやかな配色でうんと夏らしく
1_THESHINZONE
2_CIAOPANIC TYPY
3_MARCHER
4_TKEES
MIHO’s SET
高橋さんの「MY定番セット」
Tシャツは白一択だし、合わせるアイテムも基本、地味色。シンプルだからこそ手抜きに見えないよう、ちょっとした着こなしやシルエットにこだわります。
例えばハイクの白Tは手持ちの中で一番短い丈だから、下重心のボリューム感が今っぽいカレンソロジーのパンツと合わせて。
ナイキのスニーカーの上に、パンツの裾がたまるバランスも好きなんです。
深い渋色が絶妙なカルティエのショルダーバッグは自分初のヴィンテージ。ちなみに短丈Tの日は、動きやすいようインにボディスーツを。ZARAやH&Mのものを愛用しています
BY MIHO
1_T-SHIRT
シンプル白T
「細部のつくりで印象が全然違う! コーデに合わせて、こだわって選びます」
2_BOTTOM
太パンツ
「流行関係なく、長年太パンツを愛用。投資して、5年10年はき倒します」
3_BAG
レザーショルダー
「セットの中で唯一のきれいめアイテム。ツヤ足しの意味でも欠かせません」
4_SHOES
スニーカー
「最近は足元に重さを出すのが気分で、ボリュームスニーカーが多め」
短丈Tで腰高印象が加速
1_HYKE
2_Curensology
3_Cartier(vintage)
4_NIKE
Staff Credit
撮影/芹澤信次(人物) 魚地武大(TENT)(物) ヘア&メイク/廣瀬浩介 取材協力/アーバンリサーチ プレスルーム
甘口&スカート派のスタイリスト徳永千夏さん。夏のコーディネートを助けてくれる究極の「MY定番セット」とは? そのこだわりを深掘りしました!
教えてくれたのは?
徳永千夏さん
CHINATSU TOKUNAGA
スタイリスト
きれい色やスカートに目がない中3と小4姉妹のママ。身長155cm。サイズが同じ娘と服を共有するのが楽しい日々。
▼徳永千夏さんの「MY定番セット」ルールはこちらでチェック!
Chinatsu’s Set
色や素材でどこかにひと盛り
徳永さんの「MY定番セット」コーデ実例
@PRESS ROOM
プレス訪問の日は、ピンクシャツを足してきちんと感と親しみやすさを
01_NEEDBY heritageのロゴT
02_sanaのハイウエストスカート
03_MARCHERのスクエアかご
04_OOFOSのリカバリーサンダル
プレスルームに伺う日は、フォーマル感を演出するシャツやジレを定番セットに加えます。ピンクロゴTには、アウトドアプロダクツ ユージアルシングスのシャツで色をつなげて、スカートはダークカラーを選んで全体を引き締め。
ハイウエストスカートは自分には挑戦のシルエットだったけど、試着したときにラインの美しさに感動! 今治タオルメーカー発のブランドサナのもので、はき心地も抜群です。
歩き回る日も疲れにくいリカバリーサンダルやA4サイズも入るかごバッグは、仕事でも大活躍
@STROLLING
トラッドスカートをカジュアルダウンさせて、娘とお散歩へ
01_SLOANE × Demi-Luxe BEAMSのグレーT
02_MACPHEEのチェックスカート
03_no brandのショルダーかご
04_BIRKENSTOCKのレザーサンダル
薄着の夏は一枚でも体型カバーできるかが重要。Tシャツも必ず試着してチェックしています。このTシャツは、厚みのある生地&長めの袖が気になる部分をさりげなくカバーしてくれるので、大人にぴったり。無地の短丈でどんなスカートにも合わせやすく重宝しています。
娘と夕方にお散歩するときはこんなふうに、リネンのチェックスカートを、ラフなショルダーかご、歩きやすいサンダル、シーモアのキャップでカジュアルに
@EVENT
ドレスアップシーンでは色を封印。バッグだけチェンジするアレンジも
かごバッグを、ツヤのあるサテン素材に替えて、スペシャル感を
01_HANDTEXのロゴT
02_SOULEIADOのティアードスカート
03_CHANGE! PAPYRUSのサテンミニバッグ
04_LAOCOONTEの華奢サンダル
イベントなど、いつもよりドレスアップしたい日は黒に頼ります。でも無地だと自分には少しさみしく感じられるから、Tシャツのさりげない白ロゴで抜け感を出したり、花柄が織り込まれたスカートを合わせて素材感で遊んだり。
シックなオールブラックコーデも、どこかにひと盛りはやっぱり欠かせません。細ストラップの華奢なサンダルや柄をさすミニバッグ、耳元と首元のパールアクセサリーなど、小物でも華やぎをプラス
辛口&パンツ派スタイリストの高橋美帆さん。夏のコーディネートを助けてくれる究極の「MY定番セット」とは? そのこだわりを深掘りしました!
教えてくれたのは?
高橋美帆さん
MIHO TAKAHASHI
スタイリスト
地味色ベースのパンツ派で、夫とシェアする服も多数。身長168cm。小1息子と3歳娘のコーデを褒められるとうれしい。
Chinatsu’s Set
カジュアルバランスを細部で調整
高橋さんの「MY定番セット」コーデ実例
@SHOPPING
鮮度の高いオールホワイトコーデを黒小物で引き締め、街へお出かけ
01_AURALEEのコンパクト白T
02_MOTHERの白デニム
03_PIENIのボストンショルダー
04_NIKEのレザースニーカー
生粋のカジュアル派だけど、年齢を重ねて〝カジュアルに振りすぎない〞バランスも意識するように。例えばTシャツ+デニムも、ワントーンでまとめたらセットアップのようなきちんと感が宿るし、バッグとスニーカーはブラックレザーでモノトーンにまとめれば都会的で街のショッピングにもぴったりのコーデに。
髪が伸びてきて黒髪のロングヘアになってからは、顔まわりを軽やかに見せる耳元アクセも欠かせません。ダウンヘアの日は、ラグバッグの大きめのフープピアスをちらりと覗かせて
@LEASING
定番セット+αで、動きやすさと好印象を両立するお仕事スタイルに
01_GALERIE VIEのきれいめ白T
02_SERGE de bleuのワイドデニム
03_PIENIのボストンショルダー
04_NIKEの配色スニーカー
リースで人に会う日は、上半身にきちんとポイントをおくようにしています。白Tは、首元のラインが細くて薄手のきれいめのものをタックインして、さらにハイクのリネンジャケットをプラス。下半身は太めのブルーデニムにイエローがきいたスニーカーを合わせ、荷物の搬入もへっちゃらです。
ヘビロテ中のピエニのバッグは、PVC加工で傷がつきにくく汚れもさっとふけて丈夫。子育てシーンも動き回るお仕事の日も頼りにしてます
@EVENT
オケージョンにも使えるパンツにはあえて、うんとメンズライクな白Tを
スニーカーをシルバーのレザーフラットに替えメタリックな輝きを添えて
01_Hanesの厚め白T
02_PIENI×Graphpaperのスクエアショルダー
03_journal standard luxeのタック入りスラックス
04_CHANGE! Maison Margielaのタビシューズ
いつもより特別感を出したいイベントでは、子どもの卒入園用に購入した、ラックスのスペシャルライン『サンデー』のジャケパンを。でもかっちりしすぎないよう、肉厚で首元のラインが太いカジュアルな白Tを合わせ、オブラダのサスペンダーをアクセントに。
バッグはいつもどおりレザーショルダーだけど、足元はシルバーのタビシューズにチェンジ。『スニーカーじゃないレザーの靴』は、私にとって十分なきれいめ要素なんです
Staff Credit
撮影/芹澤信次 ヘア&メイク/廣瀬浩介 取材協力/アーバンリサーチ プレスルーム
「一緒に着よう!」が二人の合言葉
〈モデル〉高山 都さん×安井達郎さんの 「ふつうの服こそシェアが楽しい!」
日常的に服や小物をシェアし、仲よくおしゃれを楽しんでいる高山都さん&安井達郎さんご夫妻。上質なベーシックアイテムから古着まで、自分たちの価値観で選んだアイテムを〝二人で楽しむ〞、シェアコーデの秘訣に迫ります。
「シェアを通して、二人の距離と価値観がぐっと近づいた気がします」
達郎 シェアのきっかけは、僕が都さんのメガネを借りたことだよね。
都 そうそう、それから二人で長く使えるタイムレスなものを少しずつ増やしていきたいなと思い始めて。達郎くんに似合いそうなもの、一緒に使いたいと思うものを買って「よかったら着てね」っていう提案を皮切りに、気づけば一緒に買ったり、貸し借りする間柄になったんだよね。
達郎 エイトン、オーラリーといったシンプルでユニセックスなブランドのシャツとか古着のカバーオールとかね。
初めは、僕のサイズは都さんには大きすぎない?って半信半疑だったけど、袖をロールアップしたりしてサラッと違和感なく着こなしている姿を見て、すごく驚いた。
都 小柄な人って、普段から袖をたくし上げたりボタンを開け閉めしたり、全身バランスを見て微調整しながら服を着ることに慣れてるから。
達郎 着方を工夫すれば、身長差があっても思った以上に一緒に楽しめるものがあるんだって勉強になった。
都 二人で一つの服や小物を大事にシェアし続けたり、ふつうの服をどうしたら自分たちらしく着こなせるか想像力を働かせたり。工夫する心を忘れなければ、常に楽しくおしゃれに暮らしていけると思うの。
達郎 そういう都さんの素敵な価値観が二人でシェアコーデを楽しむことにつながってる。おかげで僕は今まで知らなかったブランドとたくさん出会えたし、ファッションの幅がぐっと広がったんだよなぁ。
都 結婚前は、完全にアウトドア系男子だったもんね。最近では周りの友達から、「安井くん、変わっちゃったね」って言われたりして(笑)。
達郎 独身時代はとにかく身軽でいたくて、持ち物を最小限に抑えていたから。だけど、もともとファッションが好きだったこともあって、二人でシェアする楽しさを知ったら、もう戻れない。パンドラの箱を開けてしまった感じがしてる(笑)。
都 あはは(笑)!
達郎 今では、都さんが僕の服を、ワードローブの一つとして見てくれることがうれしい。普段から、夫婦間のいいコミュニケーションツールにもなってると思うな。
都 そのとおりだね。一緒に出かけるのがさらに楽しくなったし、二人セットで褒められたらすごくうれしいしね!
そもそも二人ともベーシック=ふつうの服が好きっていうのが根底にあるから、シェアしやすいし、自然とトーンが揃うのかもしれないね。
達郎 二人のトーンが揃うとチーム感があって、それもいいんだよね。シェア服を通していろんな価値観が近づいた気がしてる。
都 同感! それにお互いの好きなものに目を向ける機会にもなってると思うな。時々、記念日に夫に何をあげたらいいかわからないって聞くけど、私は迷わず選べるもん。もちろんシェアできるものをね(笑)。
達郎 僕も同じく(笑)。
都 やっぱり夫婦で同じものを共有するのっていいね! これからも、二人をつなぐシェアアイテムをちょっとずつ増やしていこうね。
最もシェアしやすいのはオーバーサイズのシャツ! 着方で印象が変わります
MIYAKO
- skirt : BABYLONE
- earrings : rippmonster
- bangle : Kalevala
- watch : ROLEX(vintage)
- bag : JIL SANDER
- shoes : DRIES VAN NOTEN
TATSURO
- pants : OUTIL
- sunglasses : EYEVAN
- shoes : Rainbow Sandals for RHC
シャツをChange!
MIYAKO
- pants : chimala
- sunglasses : ayame
- necklace : rippmonster
- bangle : Veronica is
- watch : ROLEX(vintage)
- bag : JIL SANDER
TATSURO
- pants : JOHNBULL
- hat : KIJIMA TAKAYUKI
- watch : ROLEX(vintage)
二人とも、ほどよく体が泳いでこなれて見えるオーバーサイズシャツが大好き! シーンやスタイルを問わずさまざまな着方ができるからこそシェアに最適なのだそう。
「袖のロールアップ幅やボタンをいくつ開けるかなど、着方でバランスを調整すれば小柄な私でもしっくりきます。ドリス・ヴァン・ノッテンのイエローシャツは、達郎くんが結婚式用のシャツを探していたときに、どうせならオン・オフ着られるものをと選んだ一枚。
ほどよくカチッとしているので、私が着るときはボタンを上まで閉めてハンサムに。その分ボトムと足元は女性らしくまとめます。メゾン マルジェラのストライプシャツは、私が4年ほど前に購入して以来ずっとスタメンで、最近シェアし始めたもの。達郎くんと歩調を合わせて、デニムでラフに着崩しました。裾が長めなので、胸元や裾のボタンを開けて抜け感を出すとバランスアップ」(都さん)
「シンプルなワンツーで決まるのがオーバーサイズシャツの魅力。袖をたくし上げて裾はアウトするのが定番です。そこに、ツイードのハットやサングラスをプラスするなど気張らず着るのが気分です」(達郎さん)
MIYAKO & TATSURO’s Share Story
二人のシェア哲学3カ条
1_長く付き合える普遍的なアイテムを選ぶ
2_ユニセックスなブランドを活用する
3_お互いの“好きなもの”に興味を持つ
1.2.「きれいめスタイルのハズしに」(達郎さん) ネイビー/アイディア・ブックス ブラック/SCRT
3.「ビビッドな赤と丸衿が可愛い」(都さん)/ウティ
4.「定番ボーダーもシェアしやすいですよ。ゆるっとこなれたサイズをセレクト」(達郎さん)/ウティ
5.6.「ブルーはパリの本屋で、白はフォトグラファー須藤敬一さんからのお土産。二人でスーパーに行くときから普段のおしゃれにまでフル活用」(都さん)
7.「深い黒が気に入って。洗ってすぐ乾くところも優秀」(達郎さん)/エイトン
8.「ミニサイズをメンズが持つのも新鮮です」(達郎さん)/ルメール
9.10.11.「二人で30個は所有するメガネ好き。知的なゴールドフレームから遊び心満点のハートフレームまでバリエ豊富」(都さん) オレンジ/アイヴァン ゴールド/アヤメ ハート/タカヒロミヤシタザソロイスト.
12.「ジャケットの中によく着るウィノナ・ライダーTシャツ。二人ともユニークなプリントものが好き」(都さん)/アイディア・ブックス
着こなしアイデア満載! シェア上手な二人の3日間に密着
体格&身長差を感じさせることなく息の合ったシェアライフを満喫するお二人。物選びの視点から着こなしのコツまで、じっくりお聞きしました!
Day
01
サイズ問題は、“着方ひとつ”で解決! 二人でのお出かけはシェアアイテムを主役に
メンズのオールインワンは、上半身をコンパクトに腰巻き!旬のボリューム感を楽しみます
BY MIYAKO
僕にはジャストサイズのカバーオールが今また気分です。白をリンクさせてチーム感を
BY TATSURO
1_YAECAのオールインワン
2_PAYDAY(vintage)のカバーオール
男女でボトムのシェアは難しいと思われがちだけれど、オールインワンならいけるんです!
「上半身を折りたたんで高めの位置で腰巻きすれば、ウエストや丈問題はサクッとクリア。メンズならではのボリューム感をバランスよく楽しめます。コンパクトなリンガーTでメリハリをつければ、よりスタイルアップ! ジュエリーの重ねづけやヌーディな足元で女性らしさも底上げして」(都さん)
「2年前に都さんが神戸のヴィンテージショップで買った’60年代のデニムカバーオールは、僕が着るとジャストサイズ。袖を折り返したり、あえてボタンを閉めたりして、シャツのようにコンパクトめに着るのが今また新鮮で好きなんです。ホワイトデニムを合わせた、さりげないデニムonデニムが最近のMyブーム」(達郎さん)
MIYAKO
- T-shirt : Oblada
- necklaces(chain, ball) : MARIHA
- necklace(heart) : SeeMe
- bag : HERMÈS
- shoes : il Sandalo of Capri
TATSURO
- T-shirt : Graphpaper
- pants : LEMAIRE
- shoes : J.M.WESTON
Day
02
休日のお散歩はカメラとシェア小物が相棒
品格があってスタイルを問わないバッグやメガネは、日常はもちろん旅先でもシェアするお気に入り
BY TATSURO
3_HERMÈS(vintage)のトートバッグ
4_EYEVANのメガネ
コーデを活性化する洒落感と両手が空く便利さに惚れ惚れ! 大小揃えて二人でヘビロテ中です
BY MIYAKO
5_LEMAIREのクロワッサンバッグ
二人揃って、ちょっと遊びのきいた上質小物が好き。
「私が愛用していたチョコ色のミニクロワッサンバッグを達郎くんも気に入って、大きいサイズの黒を購入。一緒にサイズ違いで持ったり、気軽に貸し借りしています。アクティブな休日や旅にもぴったり」(都さん)
達郎さんは、Day1で都さんが着たオールインワンにスマートな小物を合わせて。
「ヴィンテージエルメスのトートは藍染めでリメイクされたもの。既存のものにはない〝味〞にグッときました。都さんが〝これなら達郎くんも気に入ると思って〞と選んでくれたのですが、好みをわかってくれていることがうれしかったですね。黒縁メガネは、コーディネートが物足りないときに」(達郎さん)
MIYAKO
- T-shirt : Oblada
- overalls : chimala
- headband : ALEXANDRE DE PARIS
- watch : ROLEX(vintage)
- bangle : Veronica is
TATSURO
- all in one : YAECA(Day1で都さんが着用)
- T-shirt : Graphpaper
Day
03
友人たちと会う日は大好きな古着で心地よく。会話も盛り上がる!
二人で一緒に楽しむなら、ちょっとウィットをきかせて。会話のきっかけにもつながります
BY TATSURO
決して古びずアイデンティティを感じる古着Tが大好き! ひとクセプリントに惹かれます
BY MIYAKO
6_vintageのプリントTシャツ
7_vintageのプリントTシャツ
〝ひとつのアイテムを長く大切に使いたい〞という共通の価値観を持つ二人だから、人から人へ受け継がれてきた古着に惹かれるのも納得。特に頻繁にシェアしているのが、ユニークなアーティストTだそう。
「このTシャツのいいところは、フェミニンな服に合わせると一気に抜け感が出るところ。古着特有のくたっとした質感のおかげで、インパクトの強いプリントも浮かずになじんでくれるんです」(都さん)
「都さんはマイケル・ジャクソンT、僕はジャネット・ジャクソンT。兄妹セットで着ると必ず周囲にツッコまれるカンバセーションピース。時にはそんな遊びも楽しんでいます。ライブやフェスでは一枚で楽しみますが、友人たちと会うときなどは、同色のシャツをさらりとはおって都会的に」(達郎さん)
MIYAKO
- jacket : PAYDAY(vintage)(Day1で達郎さんが着用)
- skirt : crinkle crinkle crinkle
- necklace : R.ALAGAN
- bag : JIL SANDER
- shoes : PARABOOT
TATSURO
- shirt : vintage
- pants : DRIES VAN NOTEN
- watch : OMEGA(vintage)
- shoes : PARABOOT for ARPENTEUR
高山都さん×安井達郎さんの、「“2人で楽しむ”シェアコーデの秘訣」を動画でご紹介!
Staff Credit
撮影/須藤敬一 ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/高山 都 安井達郎 取材・文/榎本洋子(TENT) 撮影協力/高橋美帆
こちらは2024年LEE8・9月合併号(7/5発売)「普通の服で素敵が叶う賢者のおしゃれテク」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
※価格表記のないものはすべて本人私物です。
- #Aeta(アエタ)
- #スタイリストの私服拝見
- #12closet×石上美津江さんコラボ
- #CELINE(セリーヌ)
- #BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)
- #Oblada(オブラダ)
- #LOEWE(ロエベ)
- #高垣麗子
- #私服
- #NANGA(ナンガ)
- #Maison Margiela(メゾンマルジェラ)
- #兵藤千尋
- #徳永千夏
- #OOFOS(ウーフォス)
- #高橋美帆
- #TKEES(ティキーズ)
- #CURENSOLOGY(カレンソロジー)
- #石上美津江
- #12closet(トゥエルブクローゼット)
- #AURALEE(オーラリー)
- #BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)
- #Cartier(カルティエ)
- #Hanes(ヘインズ)
- #HELEN KAMINSKI(ヘレンカミンスキー)
- #KIJIMA TAKAYUKI(キジマタカユキ)
- #MARIHA(マリハ)
- #MOTHER(マザー)
- #NEBULONI E.(ネブローニ)
- #NIKE(ナイキ)
- #PARABOOT(パラブーツ)
- #Repetto(レペット)
- #SERGE de bleu(サージ)
- #Shinzone(シンゾーン)
- #SLOANE(スローン)
- #HYKE(ハイク)
- #HERMES(エルメス)
- #J&M DAVIDSON(ジェイアンドエムデヴィッドソン)
- #高山都
- #TOD'S(トッズ)
- #夫婦
- #ATON(エイトン)
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おしゃれも暮らしも自分らしく!
1983年の創刊以来、「心地よいおしゃれと暮らし」を提案してきたLEE。
仕事や子育て、家事に慌ただしい日々でも、LEEを手に取れば“好き”と“共感”が詰まっていて、一日の終わりにホッとできる。
そんな存在でありたいと思っています。
ファッション、ビューティ、インテリア、料理、そして読者の本音や時代を切り取る読み物……。
今読者が求めている情報に寄り添い、LEE、LEEweb、通販のLEEマルシェが一体となって、毎日をポジティブな気分で過ごせる企画をお届けします!
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