清涼感たっぷりの〝クールな白〞にクローズアップ!
【夏の白コーデ4】スカート、Tシャツ、ワントーン。大人がおしゃれに着るコツ磯部安伽さんが提案!
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蛯原友里
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竹下玲奈
2024.07.10
カジュアル派エディター磯部安伽さんが提案
「夏の白はかっこいい!」
夏のおしゃれに欠かせない色といえば、そう、白!この季節にこそ挑戦したいオールホワイトから、定番白Tの更新術まで。清涼感たっぷりの〝クールな白〞にクローズアップ!
シンプルに、かっこいい。夏に白を着る人って素敵です
眩しいくらいにクリーンな白を、夏の強い日差しの下で着ている人を見かけると、無条件に目で追ってしまいます。潔くて、そう、かっこいい! 私にとって、夏の白は、そんな正々堂々とした存在です。
見た目が運ぶ、ストレートな清潔感や涼しげなムードだけでなく、夏バテしそうな気持ちに活を入れてくれるのも、白が持つパワーです。白をまとうと、なぜか猫背でいてはいけないような、凛とした空気が全身に伝わります。〝汚れが目立ちやすい〞とか、〝膨張して見えがち〞といった、白が持つネガティブな面をカバーしようとする、いい意味での緊張感も、着る人の外見と内面を、かっこよさへと導いてくれる気がするのです。
私のクローゼットの中には、白い服がずらりと並んでいます。それも一番手に取りやすい位置が、不動の特等席。日本の長くて暑い夏には、いろんな日があります。元気な日も、そうじゃない日も。でも白は、いつだって私たちの味方! 暑さにも、何にも負けず、ひたすら〝かっこよくいたい〞という、素直な気持ちに、真正面から答えてくれる。〝WHITE IS SO COOL!〞 大好きな白と一緒に、この夏を、力いっぱい楽しみたいと思っています。
Yasuko Isobe
カジュアル派
磯部安伽さん
エディター
雑誌やブランドカタログなどで幅広く活躍するファッションエディター。著書の『ファッションエディター磯部安伽のスマートクローゼット』(KADOKAWA)には、大人のカジュアルコーデの極意がたっぷり!
STYLE #
01
甘い白で作るかっこよさは格別!夏のホワイトを遠慮なくまとって
HOUSE OF LOTUS(ハウス オブ ロータス)の白スカート、ワントーンコーデ
「白スカートといえば甘いイメージが強いアイテム。でも、タンクトップとスニーカーというカジュアルな白をつなげたワントーンコーデなら、清涼感がきわだち、きりっとクールな表情に。大人の夏の特権ともいえる着こなしです」
STYLE #
02
白Tをかっこよく着る人が、夏のおしゃれを制す!
blurhms ROOTSTOCK(ブラームス ルーツストック)のTシャツコーデ
「いくつになっても白Tをかっこよく着ていたいというのは、全人類の望みなのではないでしょうか。ちょっと大げさかな(笑)。そのための秘訣を次の回でお伝えできればと思っています」
「全身白」は夏のカジュアル派の特権です
全身白と聞くと、〝ハードル高っ!〞と感じる人も多いかもしれません。でも、カジュアル派なら大丈夫!むしろ、夏の全身白は、私たちの特権とも呼べるはずです。コンサバ服のかっちり感と違って、カジュアルな服には、遊び心やこなれ感がたっぷり。また、風に揺れるしなやかさや、光を通す透け感など、夏の白が持つ奥行きやニュアンスは、全身白の難易度をグッと下げてくれる。一度全身白のかっこよさを知ったら誰もがやみつきになるはずです!
by Isobe
ALL WHITE COORDINATE WITH PANTS
カジュアル派の夏の最適解は、そう、オールホワイト!
Mila Owen(ミラ オーウェン)のオーバーオールコーデ
「真っ白のオーバーオールを軸に、インナーも羽織り物もキャップも靴も白で統一した、カジュアル派の真骨頂。ほかに色を入れる必要ある?と思えるほど、無理のない完璧な夏スタイルです」
ALL WHITE COORDINATE WITH SKIRT
旬の透け感×光沢感で、鮮度マックスの全身白を堪能
Samsoe&Samsoe(サムソサムソ)の白スカートコーデ
「この夏なら、透け感ニットと光沢スカートを合わせた、ワンピースライクな着こなしも素敵です。白のワンピースを着るよりも、気軽に全身白コーデを楽しめると思います」
Staff Credit
撮影/金谷章平 ヘア&メイク/森 ユキオ(ROI)(蛯原さん) 中山友恵(竹下さん) スタイリスト/兵藤千尋 モデル/蛯原友里 竹下玲奈 取材・原文/磯部安伽
こちらは2024年8・9月合併号(7/5発売)「夏の白はかっこいい!」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2024年8・9月合併号現在)です。
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