スタイリスト 宇藤えみさんが提案「家族で楽しむ季節のめぐり」
“今の食卓”に合うレトロ感と異国の空気を感じます
【涼やかな器】宇藤えみさんの地元・愛媛県の砥部焼の中から初夏にふさわしい一枚をセレクト
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LEEマルシェ
2024.05.26
スタイリスト 宇藤えみさんが提案
家族で楽しむ季節のめぐり
初夏の食卓
宇藤さんがSNSで発信する、日々のごはんの様子を楽しみに待っている人も多いはずです。今回は、地元・愛媛県が誇る砥部焼の中から、初夏にふさわしい涼やかな器をご紹介。色から踏み出す季節始めのお話です。
“今の食卓”に合うレトロ感と異国の空気を感じます
クリームチーズとアボカドをのせたら、ナッツとオリーブオイルをたらり。最後に塩こしょうを。手軽にできるごちそうです♪
基本の器から抜け出して、主役になる一枚に季節を託す
家族で使えるようにと、丈夫でシンプルな器を選んできたという母8年目の宇藤さん。最近は、繊細な器にも心惹かれるそうです。陶房遊は、愛媛県砥部町にある窯元。伝統を受け継ぎつつ、松田啓司さん・奈織子さん夫妻による細やかな作陶によって、現代の息が吹き込まれています。輪花形に緻密に描かれた絵付けと釉薬により出来上がるグラデーションが美しい一枚。
「産地・砥部らしいぽってりとした厚みがあって、心がやわらぎます。日常とその一歩先を映した、母心を満たすバランスなんです」(宇藤さん)。
宇藤家の初夏の食卓は、青が主役。
「絵柄の器は決して難しくない。むしろその万能さに思いっきり頼ってください。青はカラフルな夏野菜が映えるし、涼を運んでくれる。ジャンルを超えて、料理を引き立ててくれますよ」(宇藤さん)。
いつもの白やグレーの器に、爽やかな青を一枚足して。食卓から、夏の足音が近づいてきます。
左の6.5寸皿は食パンがぴったり収まる大きさ。汁気の少ない副菜を盛るのにも便利です。右の7.8寸皿は、パスタ皿としても優秀。家族分の枚数を揃えて、並べればテーブルが華やかに。
オリジナルブレンドの美しい青白磁に繊細な絵付けを施した器。手描きの線と釉薬が溶け合い流れることで出来上がるグラデーションは、すべて表情が異なります。細かい貫入には使うたびに色が入り込み、味わい深い器へと変化。器を育てる楽しみが芽生えるはずです。和・洋・中・エスニックなど、どんな料理も受け止めてくれる懐の深い一枚です。
7.8寸皿をワンプレート飯に。「ハーブをたっぷりのせた“夏野菜のアジア風ごはん”が色合い的にもおすすめ」(宇藤さん)
6.5寸皿は朝ごはんシーンにも最適。「食材が映えます」(宇藤さん)
またお料理をのせる以外のアイデアも。「愛用のジュエリーや時計を休ませるトレイとして使うのも素敵ですよね」(宇藤さん)
LEEマルシェ初 陶房遊(トウボウユウ)
左:6.5寸輪花リム皿 錆青
¥4730
(サイズ:直径20×高さ約2.8㎝ 材質:半磁器)
右:7.8寸輪花リム皿 錆青
¥6050
(サイズ:直径23×高さ約3.2㎝ 材質:半磁器)
Profile_宇藤えみさん
フード・ファッションスタイリスト。雑誌や広告などさまざまな媒体で衣食住のスタイリングを手がける。夫、7歳の息子、2歳の娘の4人家族。都心から自然あふれる葉山へ移住し、その素敵な暮らしぶりは@homeLEEでも掲載中。
Instagram:emiuto
Staff Credit
撮影/須藤敬一 スタイリスト/宇藤えみ 取材・原文/藤井そのこ
※クレジットのないものは宇藤さん私物となります。
こちらは2024年LEE6月号(5/7発売)「スタイリスト 宇藤えみさんが提案「家族で楽しむ季節のめぐり」」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
▼宇藤えみさんが提案「家族で楽しむ季節のめぐり」
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