2024最旬！

“ゆるっと太め”が定番の今こそ必要！

パンツの日、大人は可愛げ♡ひとさじプラス

なんと、〝９割がパンツ派〞というアンケート結果が出ているほど、LEE読者にとって欠かせないアイテムである「パンツ」。ここ最近は、脚のラインを拾わない〝太めシルエット〞の大流行によって、仕事や子育てに忙しく動き回るアクティブ世代のライフスタイルには、〝実用面〞としてはうれしい限りではあるのですが……。ふと、〝見た目〞という客観的な視点から自分のパンツスタイルを見てみると、「あれ？ なんか足りてないかも？」という疑問が頭をよぎるのです。

カジュアル派ゆえ、着こなしは基本、フェミニンというよりはボーイッシュ、そして足元は毎日、スニーカーやぺたんこ靴ばかり。そんな着こなしがベースな中、さらにパンツが太いとなると……そう、〝可愛げ〞が、圧倒的に足りないのです！

そこで今月のLEEでは、「パンツの日の可愛げ」を徹底研究。手持ちの太パンツをベースにした可愛げテクや、今シーズン買うべき可愛げパンツ、おしゃれプロの可愛げ足しアイデアまで。総力を上げてお届けします！！

読者のパンツコーデのお悩みNo.1！

「なんだか可愛げ、足りてないかも…？」

シンプル＆ベーシックなパンツスタイルが、なんだか「手抜きコーデ」に見える今日この頃。

脚のラインを拾わず動きやすいから、ワイドパンツが重宝。でも、いつものTシャツやスウェット、スニーカーを合わせたら子どもに「パパと同じ格好〜！」と言われて愕然（涙）。

自転車派なのでほぼ週7パンツ。ヒールも履けないし、フェミニンなおしゃれはあきらめぎみです。

Part01

「３つの旬テク」で定番パンツに可愛げプラス！

カーキカーゴやベージュチノ、グレートラウザーなど、カジュアル派のクローゼットに欠かせないベーシックなパンツたちも、すっかり太めシルエットが主流。最愛定番の魅力を生かすなら、着こなしで可愛げを足すのが有効！　最新レイヤード、甘口ブラウス、洗練配色の３つのアプローチから実践します。

今シーズンのトレンドの台風の目と言えるのが、およそ一枚では着ることができない（！）レースのキャミソールやジレ。一見、大人には無縁の流行かと思いきや、パンツ派＆カジュアル派の私たちにとっては、可愛げ足しに使える最良のトレンドだったんです！

#Khaki Cargo Pants

AUTHEN（オーセン）のカーキカーゴパンツ×レースキャミソールコーデ

断然、太めが今っぽいカーキのカーゴ。よりメンズっぽくなった最愛パンツにきくのが、白レースのキャミソール。ロゴTにレイヤードするだけで、瞬時に可愛げのある表情に！

ロゴT×カーゴという夏カジュアルの王道コーデに、繊細なレースが一枚加わるだけでこんなにも印象が変化。甘さと辛さの絶妙なMIXで、今どき感たっぷりのパンツスタイルが完成します。

大好きなパンツのおしゃれ、もっともっと楽しもう！

Oblada（オブラダ）の白デニ×旬のレースキャミ

大好きな白デニムも今季は太めが主流。カジュアル派の定番、ミリタリーアウターとぺたんこサンダルに、旬のレースキャミをプラス。たちまち可愛げたっぷりのパンツスタイルに！

#Gray Trousers

OUTDOOR PRODUCTS（アウトドア プロダクツ）のグレートラウザーパンツ×レースジレコーデ

レイヤードブームを象徴するジレ。本来はメンズライクなアイテムだけど、レースなら一気にフェミニンムードに。きちんと顔のグレートラウザーに、キャッチーな可愛げをプラスします。

この着こなしでレースジレがない状態を想像すると、やっぱり少々〝おじさんっぽさ〞が強いはず。重ねるだけで、可愛げと一緒に奥行きも加えてくれる心強い旬アイテムです。

着映え感が即手に入る、フリル衿やパフスリーブの甘口ブラウスはこの春夏も豊作！でも実は、このアイテムの流行は〝パンツのワイド化〞というトレンドがあってこそ。太めカジュアルパンツがベースなら、甘さが〝イタさ〞に変わることもないから、活用しない理由はありません！

#Black Wide Pants

uncrave WHITE（アンクレイヴ ホワイト）の黒コットンワイドパンツ×フリル衿ブラウスコーデ

衿元にフリルをあしらった甘口ブラウスを、プレーンな黒のコットンパンツに合わせるだけ。可愛げと同時に、モダンな着映え感を叶える最旬ワンツーコーデが完成します！

白黒ワンツーコーデでここまでの着映え感が手に入るのは、太パンツの存在感とフリル衿ブラウスの可愛らしさの掛け合わせがなせるワザ。

#White Wide Denim

NEEDBY heritage（ニードバイヘリテージ）の白ワイドデニム×パフスリーブブラウスコーデ

ふんわりとした立体感がきわだつパフィーなボリュームスリーブは、デニムとの相性が抜群にいい旬トップス。清潔感とこなれ感を備えた白ワイドに、可愛げと華やぎをもたらします。

パフスリーブ、ショート丈、ストライプ柄というトレンド要素をめいっぱい詰め込んで、とびきり旬顔に仕上がったキュートなコットンブラウス。カジュアルな白デニムが相棒なら、照れずに楽しめます。

〝どんなテイストのトップスと合わせるか〞も大事だけど、〝どんな色と組み合わせるか〞もまた、定番パンツを使ったおしゃれの腕の見せどころ。パンツのベーシックさを頼りに思いきってビビッドに攻めるか、トーンをそろえてシックに決めるか……今日はどっちで行く？

#Beige Chino Pants

LENO（リノ）のベージュのチノパンツ×ビビッドカラーTシャツコーデ

カジュアル派の永久定番・ベージュチノは配色によって印象がガラリと変わるのが特徴。〝地味色コーデ〞もいいけれど、ちょっとやんちゃな赤Tにトライ！　茶目っ気という可愛げを満喫して。

ペイントディテールが遊び心たっぷりのワイドチノ。真っ赤なロゴTはジャストサイズを選んで、ルーズすぎないバランスに仕上げるのが、大人カジュアルの秘訣です。

#Navy Toromi Pants

BRACCAE（ブラッカエ）のネイビーとろみパンツ×ワントーンコーデ

ラクちんなのにきちんと見えて、シーンレスな着回し力も備えた、とろみ素材のネイビーパンツ。フレンチマリンを意識したワントーン配色なら、好感度抜群の上品な可愛げスタイルが叶います。

どんなテイストにも染まるネイビーパンツを、フレンチムードなボーダートップスが一気に可愛げへと導いて。トラッドな紺ブレ合わせは、きれいめ小物にチェンジすればそのままお仕事服にもアレンジできます。

組み合わせ無限大！

定番パンツの可愛げ足し♡コーデバリエーション

「最新レイヤード」、「甘口ブラウス」、「洗練配色」３つの旬テクは、どの太め定番パンツにも有効。パンツをランダムにスウィッチすれば、可愛げパンツコーデのバリエーションはこんなに広がります！

今シーズンのトレンドの台風の目と言えるのが、およそ一枚では着ることができない（！）レースのキャミソールやジレ。一見、大人には無縁の流行かと思いきや、パンツ派＆カジュアル派の私たちにとっては、可愛げ足しに使える最良のトレンドだったんです！

コーデバリエーション01

#Black Wide Pants

POSTELEGANT（ポステレガント）の黒コットンワイドパンツ×レースキャミソールコーデ

レースキャミをインナー使い。上下を黒でつなげて洗練度アップ

いつもならタンクを合わせるところを、レースキャミに替えて甘さをひとさじ。シャツだけでなく、さまざまな夏羽織りに使えるレイヤード術です。パンツとインの色を合わせることで着こなしの完成度を高めるとともにスタイルアップも叶います。

コーデバリエーション02

#Beige Chino Pants

CIOTA（シオタ）のベージュチノパンツ×レースジレコーデ

レースジレを白Tになじませて大人っぽい甘さを堪能！

これからの季節に便利な白T×チノパンの組み合わせ。ともすると野暮ったく見えがちなこのコンビを、白のレースジレがぐっとトレンドに引き寄せます。レースの白がTシャツになじんで、子どもっぽく見えることもなく、カジュアル派も安心して身をまかせられるはず。手持ちのデニムジャケットをはおってもバランス◎。

着映え感が即手に入る、フリル衿やパフスリーブの甘口ブラウスはこの春夏も豊作！でも実は、このアイテムの流行は〝パンツのワイド化〞というトレンドがあってこそ。太めカジュアルパンツがベースなら、甘さが〝イタさ〞に変わることもないから、活用しない理由はありません！

コーデバリエーション01

#Navy Toromi Pants

COUTURE D’ADAM（クチュール ド アダム）のネイビーとろみパンツ×フリル衿ブラウスコーデ

フリル衿ブラウスをチラ見せさせて、端正ネイビーをフェミニン仕上げ

ネイビーのとろみパンツを今どきにカジュアルダウンしてくれるのが、ロゴ入りのスウェット。フリル衿のノースリーブシャツをインに仕込めば、おしゃれ感と可愛げが一気に倍増。さらにトレンチコートをはおったり、スウェットを肩かけ使いや腰巻き使いしたりするアレンジを加えても素敵です。

コーデバリエーション02

#Khaki Cargo Pants

TICCA（ティッカ）のカーキカーゴパンツ×パフスリーブブラウスコーデ

太シルエット×パフディテール。今シーズンらしいボリューム感が主役！

カーキカーゴと好相性の淡ピンクのトップス。パンツを太めのパラシュート、トップスをパフスリーブブラウスにすることで、今年らしいボリューム感を楽しめる新鮮バランスに！　カジュアルながらも〝おめかし感〞を演出できる可愛げコーデです。

〝どんなテイストのトップスと合わせるか〞も大事だけど、〝どんな色と組み合わせるか〞もまた、定番パンツを使ったおしゃれの腕の見せどころ。パンツのベーシックさを頼りに思いきってビビッドに攻めるか、トーンをそろえてシックに決めるか……今日はどっちで行く？

コーデバリエーション01

#Gray Trousers

THE SHINZONE（ザ シンゾーン）のグレートラウザーパンツ×ビビッドカラーコーデ

きれい色アウターを投入して、鮮度満点の可愛げトラッドをエンジョイ

アウターがきれい色なら、パンツスタイルの可愛げ度が急上昇。

コーデバリエーション02

#White Wide Denim

MACKINTOSH PHILOSOPHY（マッキントッシュ フィロソフィー）の白ワイドデニム×ワントーンコーデ

永遠の夏配色・オールホワイトも白デニムなら平常心で楽しめる

いつもの白のワイドデニムを軸に、透け感シャツとロゴTをオン。ドライな質感のアイテムを選ぶことで、カジュアル派ならではの、嫌みのない着こなしが完成します。

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Part02

「ピンクパンツ」なら、いつものコーデのまま可愛げUP

数あるトレンドパンツの中でも特に可愛げ足しの即戦力となってくれるのが、LEE読者のステディブランドからも続々と登場しているピンクパンツ。しかも今季はピンクの色幅が広いうえ、大人の体をきれいに見せるシルエットも大充実！　ベーシック派も照れずにアップデートが可能です。

いつもの黒デニムコーデもいいけど…　

STYLE

01

アクティブなロゴTに可愛げとこなれ感をくれるコーラルピンクのスラックス

Whim Gazette（ウィム ガゼット）のピンクパンツ×ロゴTコーデ

ロゴTに合わせたのは、上品なコーラルピンクの発色と、キリッとしたストレートシルエットがきわだつ一本。洒落感が漂う〝微糖〞な佇まいで、去年とひと味違う着こなしへ。

STYLE

02

桜の花びらのような淡いピンクのワイドデニムでブラウンニットを“ほの甘”シフト

SERGE de bleu（サージ）のピンクパンツ×ハイゲージニットコーデ

ともすると寂しい印象になりがちなブラウンのシンプルニットも、ピンクデニムのヘルシーな甘さを添えるとふんわり優しく華やいで、表情までパッと明るく！　引き続きトレンドとして注目され、以前よりも抵抗なく取り入れられるようになったシアーニットなら、さらに今っぽい仕上がりが叶います。

STYLE

03

メンズ顔のスキッパーには、キレよく仕上がる青みピンクのペンシルパンツが最適解

TOMORROWLANDcollection（トゥモローランド コレクション）のピンクパンツ×スキッパーシャツコーデ

甘さよりもスタイリッシュな印象が残る青みピンクのペンシルパンツは、辛口カジュアルなトーンのまま可愛げをプラスしたいときにおすすめ。

STYLE

04

トレンド感たっぷり！淡ピンクのパラシュートパンツで定番ロンTに新しい風を

TICCA（ティッカ）淡ピンクのパラシュートパンツ×ロンTコーデ

大人が挑戦しやすい甘辛バランスに着地したパウダーピンクのパラシュートパンツは、〝普通のロンT〞に合わせるだけで可愛げが。ピンクが流行の今季はワントーン風にまとめるのも素敵。

STYLE

05

やんちゃな柄シャツまで愛らしい印象へ引き寄せるくすみピンクの美ストレート

uncrave STANDARD（アンクレイヴ スタンダード）のピンクパンツ×半袖シャツコーデ

一足早く夏気分に浸れるアロハ調の柄シャツに、レッグラインを拾わずスラリとした美脚シルエットを演出する、ダスティピンクのスラックス。そのきれいなはき姿は、可愛げアップはもちろん、華やかな柄シャツの街着シフトにも有効！

STYLE

06

“媚びない甘さ”が漂うサーモンピンクのワイドなら端正なジャケットともしっくり

ReNAVE（リネイヴ）のピンクパンツ×ジャケットコーデ

サーモンピンクのパンツは、パリッとしたシャツ生地で仕立てたタック入りのワイドシルエット。ジャケットに近しいきちんと感があるので、可愛らしいピンク色でも大人らしく着こなせます。ロゴT＆コンバースでカジュアルに着崩して。

STYLE

07

シルキーなベージュピンクでブルゾンをきれいめ変換し、都会的なムードへ

ADAWAS（アダワス）のピンクパンツ×シャカシャカブルゾンコーデ

シルクのようなツヤをまとったベージュピンクのとろみパンツは、はき心地も着脱もラクなプルオンタイプ。リラクシーでいながら格上げ力があるので、ブルゾンのカジュアルアップも簡単です。仕上げにミニショルダーバッグとポインテッドシューズで、女性らしさをもうひと盛り。

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Part03

アクティブ派の味方は「パラシュートパンツ」に決まり！

大人が挑戦しやすいデザイン＆買いやすい価格帯のものが充実し、〝リアルに使える旬ボトム〞として30代・40代に浸透中のパラシュートパンツ。はくだけで今っぽさが高まるだけでなく、丈夫で動きやすく、手入れも簡単。さらに潔いほど辛口なルックスは、ほんの少し甘さを足すだけで可愛げが急増とメリットばかり。ハードルがぐんと下がったこの春こそ、投入する価値ありです！

ミリタリーウエアならではの快適さは、日常使いしやすいデザインになっても健在！家事に育児にと慌ただしく動き回る30代・40代の日々にしっかり寄り添います。

Scene

01

お買い物

Spick & Span（スピック＆スパン）￥19800　パラシュートパンツコーデ

ラクなウエストゴムに、脚のラインを一切拾わないバルーンシルエット。食料や日用品を両手いっぱいに抱えて帰る買い出しDAYは、このノンストレスな着用感が頼りに！

爽やかな白のパラシュートパンツは、パリッとドライな風合いとタフさが特徴のリップストップ素材。ロゴT＋Gジャンの定番コンビが新鮮に映り、今年らしい抜け感を演出します。きれい色のミニポシェットや花柄のトートバッグで可愛げをちょい足しすれば、より奥行きある着こなしに。

Scene

02

自転車で送迎

UNIQLO（ユニクロ）￥3990　パラシュートパンツコーデ

裾が絞れるパラシュートパンツなら車輪に巻き込まれる心配なし。さらにわたり幅にゆとりがあるので、こぐ動作もとってもスムーズ！

裾が巻き込まれにくく、足さばきも軽快。そんなパラシュートパンツの最大の特徴である〝絞れる裾〞は、毎日のように子どもを乗せて自転車を走らせるママにもぴったりです。ピンクのストライプシャツやローファーで、全体をトラッド寄りに仕上げたこのグレーのパラシュートパンツは、きれいめ派からも支持されるユニクロの人気作。ドライ＆UVカット機能がつき、洗濯機洗いOKでこの価格はさすがです！

Scene

03

公園遊び

Ungrid（アングリッド）￥14300　パラシュートパンツコーデ

パラシュートパンツの多くは、おうちで気軽に洗える素材。汗をかいても汚れても気にすることなく子どもと思いきり遊べるのがうれしい！

（ママ）コンパクトなハーフジップのスウェットに、首元からちらりとのぞく赤のタートル、華奢なカチューシャ。本格派なカーキのパラシュートパンツで作る公園カジュアルは、顔まわりにほんのり可愛げを添え、〝メンズすぎない〞トーンに着地させて。

パラシュートパンツのほんのりモードな雰囲気はきちんと感を軸にしたオンの日にも対応。上品さを保ったままで、こなれ感のある着こなしに。

Scene

01

お仕事

ReNAVE（リネイヴ）¥19910　パラシュートパンツコーデ

きちんと服の堅苦しさをやわらげ、同時にこなれ感もくれるパラシュートパンツ。ワンパターン化しがちな通勤コーデも、投入するだけで今どきに刷新！

かっちりとしたジャケットをカジュアルパンツで着崩すという王道テクも、パラシュートパンツにかかれば今年らしさ満点。きれいな発色にパリッとした風合い、そしてミニマルな腰まわりと〝土っぽさ〞を抑えたデザインならMIX感も控えめに映り、お仕事シーンにもすんなりなじみます。

Scene

02

ママ友ランチ

UNFILO（アンフィーロ）¥12980　パラシュートパンツコーデ

ちょっぴり特別感が欲しいときこそ、この辛口で無骨なデザインが重宝。＋華トップスで簡単にしゃれ見えし、地味色でも抜群の存在感を発揮します。

可憐なティアードブラウスとのわかりやすい甘辛MIXを、シックな黒×ネイビー配色で〝よそ行き顔〞へシフトさせたワンツーは、感度の高い小物使いも引き立ち、おしゃれカフェでのランチにちょうどいいバランス。大人向けの機能服が豊富なアンフィーロのパンツは、驚きの軽さとストレッチ性を持ち、撥水と透湿、抗菌防臭、接触冷感、UVカット機能とアウトドアにも対応するハイスペックな注目作。

Scene

03

立食パーティ

ADAM ET ROPÉ（アダム エ ロペ）￥18920　パラシュートパンツコーデ

旬ボトムでありながら、デザイン性のあるトップスや小物を受け止める懐の広さもパラシュートパンツのいいところ。ドレスアップシーンもお任せ！

選んだパンツは、ミリタリーよりも〝モードなパンツ〞という印象が強い、ボリューミーなコクーンシルエットの白。そのソリッドな佇まいが、シアーブラウスから透ける肌や大ぶりのビジューイヤリング、華奢なサンダルの女性らしさを、いい具合に整えるバランサーになって。

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おしゃれプロが実践！

パンツの日の「My可愛げプラス」アイデア10

パンツの日に可愛げを足したいときに有効なちょっとした〝ひと工夫〞とは？ おしゃれプロ発、簡単かつ効果バツグンな10のテクニックを紹介します！

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01

ライター・磯部安伽さん 発

Vネックトップスでデコルテをのぞかせる

メンズライクになりがちな太パンツコーデの可愛げ足しには、ほどよい肌見せを。Vネックのトップスならセクシーすぎず、おしゃれ感も保てるので多用しています。

ライター・磯部安伽さん

すっきりとあいた首元は、ネックレスの重ねづけともバランスよし。また体に寄り添うVネックカーデと、パラシュートパンツのピタ＋ふわシルエットも、フェミニンさUPに一役買って。

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02

ライター・鈴木絵美さん他 発

ふんわり香りをまとう

メンズっぽいパンツコーデなのにいい香り、という〝目に見えないギャップ〞が好きです。ほんのり軽〜くまとわせるだけでも、女性らしい気分が高まります。

ライター・鈴木絵美さん他

ビュリーの香水はすべて水性なので、ボディミストのように軽やか。

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03

スタイリスト・高橋美帆さん他 発

ミニバッグにスカーフを足す

かっちりとした小ぶりの黒バッグに、フェミニン柄のスカーフをのぞかせて。その華やかな組み合わせが、地味色のパンツコーデの盛り上げ役にぴったり！

スタイリスト・高橋美帆さん

スカーフを首に巻くのは照れがある人も、気負わずフェミニンさをちょい足しできるテク。高橋さんもいろいろな色柄をそろえているそう。

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04

ライター・栗田瑞穂さん他 発

靴下で遊ぶ

パンツの日は赤やネオンカラー系、ラメのリブソックスなど靴下で遊びを足しています。ほぼ週5で白スニーカーなので、この派手さが大人にちょうどいい！

ライター・栗田瑞穂さん他

おしゃれプロの回答の中で最も多かったのが、パンツの裾と靴の隙間からチラ見えする靴下で遊びを足すこと。中でもこの春は、ゴールドやカラーのラメに人気が集中！

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05

ライター・栗田瑞穂さん 発

短丈トップスを着る

すっかりおなじみになったハイウエストパンツには、旬のショート丈トップスで今どきな可愛げを。衿元からシアータートルやブルーシャツをのぞかせるのもおすすめ。

ライター・栗田瑞穂さん

LEE読者が大好きなボーダーカットソーも、ショート丈になるだけでどこか可愛らしく。着るだけで自然と腰高効果も。

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06

スタイリスト・徳永千夏さん 発

ハートモチーフのアクセを選ぶ

ロゴT＋チノパンのような、思いきりカジュアルなコーデの日こそハートのアクセを味方に。私にとっては、可愛い色のネイルを塗るのと同じ感覚です。

スタイリスト・徳永千夏さん

ここ最近増えているのが、地金のみのシンプルな作りで、余計な甘さを削ぎ落としたハートモチーフのアクセサリー。ボリュームのあるタイプはカジュアル派の大人が身につけやすく、おしゃれな〝はずし役〞にもなってくれます。

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07

エディター・N恵 発

華奢なアンクレットをプラス！

スタイリストさんがチノパンと白いキャンバススニーカーにゴールドのアンクレットを合わせているのを見てまねっこ！　さりげない女らしさが香ります。

エディター・N恵

ユニセックスかつヘルシーな雰囲気のパンツ＋スニーカーに、あえてとびきり繊細なアンクレットをオン。細部にまでおしゃれに気を配っている感じを演出できるところも魅力。

idea

08

スタイリスト・兵藤千尋さん 発

ベロアのカチューシャをつける

可愛げを引き出してくれるカチューシャと、ハンサムな服装とのギャップが好きで、かれこれ6〜7年前から愛用しています。つける時は〝おでこ全開〞が定番です。

スタイリスト・兵藤千尋さん

〝甘さは顔まわりにだけ足す〞という兵藤さんが愛用しているのは、髪色になじむダークカラーのベロア。そのエレガントなムードを味方につけたら、可愛げはもちろん、いつものカジュアルのこなれ感も急上昇！

idea

09

スタイリスト・高橋美帆さん 
ライター・鈴木絵美さん 発

髪とリップにひと手間かける

朝、どんなに支度する時間がなくても、必ず髪にはヘアオイルでニュアンスを。これがあるかないかで可愛げもしゃれ感もまったく変わるんです。

スタイリスト・高橋美帆さん 

服も靴もメンズライクでカジュアルなものが好きですが、カラーリップはマスト。深みのある発色×マット質感で効かせるバランスが好きです。（鈴木さん）

ライター・鈴木絵美さん

（右・中）高橋さんは絶妙なウエット感が作れるオイル、鈴木さんはバームを愛用。ともに肌の保湿にも使用OK。

idea

10

スタイリスト・石上美津江さん 発

フレンチシックな３点セットを合わせる

レースブラウス、籐かごバッグ、バレエシューズ。パンツをはくときに必要な甘さの演出は、長年この3アイテムに頼りきり。切っても切れない仲です（笑）。

スタイリスト・石上美津江さん

甘さのあるカジュアルスタイルでおなじみの石上さんらしい3アイテムは、デニムやチノ、パラシュートパンツ、そしてきれいめなワイドと、どんなパンツも受け止める対応力を発揮。セット使いしない場合でも、バレエシューズはマストだそう！

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Part04

スタイリスト兵藤千尋さんの「大人こそ、オールインワン！」

今季、パンツ派にとって見逃せないのが、バリエーションがより豊富になったオールインワンの存在。ともすると子どもっぽくもなりがちなアイテムを、大人っぽく、そして可愛げたっぷりに着こなす方法を、大人カジュアルの名手・スタイリスト兵藤千尋さんが提案します！

選び方は自由、着こなしで工夫！大人にぴったりの可愛げが手に入ります

ひと昔前までは、オールインワンと聞いて思い浮かぶのは、デニムのオーバーオールのような、カジュアルなタイプでした。数年前から、ワンピースやセットアップの延長として俄然人気が高まり、今では多くの大人ブランドから毎シーズン、新作が発表されるように。そのバリエーションの豊富さをお伝えしたくて、今回は、まったく違う4タイプをチョイス。衿付きタイプ、キャミタイプ、オーバーオールタイプ、シャツタイプ。着る人の好みに合わせて選べる、大人向きのものばかりです。これらを、着こなしや小物で、大人っぽくアレンジする。そこが一番、重要な気がしています。
いつもは基本、ボーイッシュ好きな私ですが、オールインワンをコーディネートするときは、子どもっぽくならないように、＂可愛げ＂や＂女らしさ＂をかなり意識します。大人ならではのオールインワンを、ぜひ、堪能してください！

スタイリスト兵藤千尋さん

兵藤千尋さんおすすめのオールインワン４タイプ

Type1
BACCAの衿付きジャンプスーツ ￥52800／ビー エディション ニュウマン新宿店（バッカ）

Type2
Mila Owenのキャミソール型サロペット ￥12980／ミラ オーウェン ルミネ新宿2店（ミラ オーウェン）　

Type3
GALERIE VIEのきれいめオーバーオール ￥49500／ギャルリー・ヴィー 丸の内店（ギャルリー・ヴィー）　

Type4
Yarmoのシャツ素材のつなぎ ￥55000／グラストンベリーショールーム（ヤーモ）

Brand

01

衿付き、半袖、ブラックは、初夏のマストハブNo.1！

BACCA（バッカ）の衿付きジャンプスーツ

初夏から夏にかけて活躍するのが、「衿付き半袖」のオールインワン。カジュアルシーンはもちろん、ちょっとしたオケージョンにもいけるから、一枚持っておくと、とても便利なタイプだと思います。さらにブラックを選べば、セミフォーマルにも対応できます。黒のレザー小物のツヤを借りて、着こなしをぐっと引き締めるのが、可愛げをきわだたせるポイントです。

兵藤千尋さん

「チラッとしか見えていませんが、インナーには白T、足元には白ソックスをコーディネートしています。少量の白をきかせるだけで、初夏の黒に抜け感が備わります」 

着こなしのポイント！

「時計、バッグ、靴と、小物はすべてツヤのある黒レザーで統一。可愛げは欲しいけど〝ほっこり〞とは見せたくない。そんなときに有効です」

Brand

02

ボーイッシュさの中の少しの肌見せが、ほどよい女らしさを引き立てて

Mila Owen（ミラ オーウェン）のキャミソール型サロペット

今季らしさを象徴するのが、細いストラップのキャミソールタイプ。テーラードジャケットをはおり、キャップとスニーカーを合わせ、着こなしはカジュアル派らしいボーイッシュさをキープ。でも、胸元の素肌の見え加減だけは、いつもより女っぽいという、新バランスを楽しむコーディネートを作ってみました。

兵藤千尋さん

「デニム調素材もグレーならきれいめ。ボーイッシュさと女らしさのギャップを狙って」。ベアトップにもなる2WAY仕様。

Brand

03

カジュアルときれいめのいいとこ取り！フレンチ気分で着るオーバーオール

GALERIE VIE（ギャルリー・ヴィー）のきれいめオーバーオール

オーセンティックな「白デニムのオーバーオール」を、現代風にアレンジした、きれいめな一枚を発見。フレンチシックなイメージを生かして、ネイビーのアンサンブルニットをコーディネート。ベーシックなニットを、オーバーオールで着崩すような感覚です。パールの多連ネックレスをじゃらっとつけて、華やかさを加えます。

兵藤千尋さん

「オールインワンだけだとちょっと足りない女らしさを、ニットのアンサンブルだけだとちょっと足りないカジュアル感を、それぞれが補い合うイメージ。コーディネートの楽しさを実感できる、今っぽい組み合わせです」。体をすっきり見せるシルエットにも注目。

Brand

04

〝キレ〟を加えて、可愛げたっぷりのつなぎを攻略！

Yarmo（ヤーモ）シャツ素材のつなぎ

カジュアル派にとっては、大好物のつなぎ。それだけで可愛げがあるのですが、着こなしによっては、作業着かパジャマのようにも見えてしまいがちです。ポイントは2つ。ベーシックシャツの延長上の、薄手素材を選ぶこと。そして、シルバー小物のツヤ感で、「キレ」を出すこと。ぐっと大人っぽく着こなすことができるはずです。

兵藤千尋さん

「イギリスの老舗ワークウェアブランド・ヤーモ。こちらのつなぎは、本格派のデザインと、日常に着こなしやすい薄手のシャツ素材とのバランスが秀逸な名品。大人のワードローブの外しアイテムとして、おすすめの一枚です」 

着こなしのポイント！

「顔まわりには、大ぶりのヴィンテージ風のシルバーイヤリングを。ネックレスはあえてつけず、素肌の透明感で〝キレ〞を盛り上げます」

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スタイリスト、ライター＆エディター８人に聞きました！

おしゃれプロの「私のパンツ、推しブランド8」

おしゃれプロたちが、絶賛ヘビロテ中のパンツとそのブランドの魅力を熱〜くプレゼン！ 身長や体型、好きなスタイルも異なる、８人それぞれの〝推しの視点〞は、きっと今後のパンツ選びの参考になるはず。

教えてくれたのは

We are TEAM LEE！

01

ライター・磯部安伽さんの推しブランド

Curensology（カレンソロジー）の「ウールトロドロストパンツ」

さまざまな体型に合う計算されたパターン

カレンソロジーは体型を選ばず着られるアイテムがそろう大人にうれしいブランド。昨秋に購入した『ウールトロドロストパンツ』は、あまりのはき心地のよさと今どきな形が気に入り、色違いも狙っています。カジュアルさと端正な雰囲気を備え、どんなトップスとも好相性。通年対応のウール素材なので、春夏もガンガンはくつもりです！

02

ライター・栗田瑞穂さんの推しブランド

AURALEE（オーラリー）のトロピカルウールのワイドパンツ

素材、色合い、シルエット。すべてがタイプ！

オーラリーのパンツを愛する最大の理由は素材のよさ。〝この金額を出す価値がある〞と納得できる上質な素材を使っているからです。昨春から愛用しているトロピカルウールのワイドパンツもそのひとつで、上品なブラウンのストレートシルエットはカジュアルの格上げに大活躍！　一過性ではなく、長く使えるところにも魅力を感じます。

03

スタイリスト・兵藤千尋さんの推しブランド

CIOTA（シオタ）の『Jungle Fatigue Pants』

ストイックなもの作りの背景も推せます

岡山の縫製工場が立ち上げたブランドで、生地や仕立てへのこだわりや作り手のプライドが感じられる着用感とデザインに夢中です。3年ほど愛用している『Jungle Fatigue Pants』は、夏も涼やかに着られる軽い素材感で、古着のミリタリーパンツのようなカッコよさも。ワンツーコーデでもうまくバランスがとれて、絵になります。

04

ライター・鈴木絵美さんの推しブランド

THE SHINZONE（ザ シンゾーン）の『クライスラーパンツ』

4年間愛用していても一度も飽きたことなし！

長年ザ シンゾーンが手がけるメンズライクなパンツの大ファンで、この『クライスラーパンツ』は4年前からネイビーとグレーを、一年中週3ペースで愛用しています。スラックスらしいハンサムなシルエットでいて、ストレスフリーな着用感。何度洗っても消えないセンタープレスやノーアイロンではける扱いやすさもヘビロテの理由。

05

編集・N恵の推しブランド

12closet（トゥエルブクローゼット）の『タックバルーンパンツ』

小柄＆フラット靴でも好バランスに決まります

LEEオリジナルブランド・12closetは、身長156㎝と小柄で、パンツに苦手意識のある私でも似合うデザインが豊富。最近の推しは、スタイリスト福田麻琴さんコラボの『タックバルーンパンツ』です。丸みのあるシルエットなのでクールになりすぎず、ほどよくトレンドを感じるデザインで、シンプルなTシャツを合わせるだけで今どき感が！

06

スタイリスト・高橋美帆さんの推しブランド

HYKE（ハイク）のリタリーパンツ

理想的なメンズっぽさが演出できる本格派！

高身長にちょうどいいサイジングと、女性がはきやすいメンズっぽさに落とし込んだデザインが魅力のハイク。このミリタリーパンツは5年前からはき続けているもので、本格ディテールをきかせているのに無骨すぎないところが大好き。今まで似たようなパンツを何本も買ってきましたが、いまだこれに勝るものに出会えていません！

07

スタイリスト・石上美津江さんの推しブランド

Oblada（オブラダ）の『FRONTIER PANTS』

黒と白を2色買いするほどハマっています

一見するとごくベーシックなパンツなのに、はくと今っぽい。オブラダのパンツはトレンドの火つけ役のような存在で、必ずチェックしています。私の最推しは『FRONTIER PANTS』という名前のオーバーオール。子どもっぽいかなと思いきや、大好きな甘口アイテムとも相性がよく、とにかくコーデが決まる。多いときは週4で着ています。

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スタイリスト・徳永千夏さんの推しブランド

quaranciel（カランシエル）の『ヘリンボーン ハイウエスト ワイドパンツ』』

抜群の美脚効果と高見え力に惚れました

チノパンよりきれいめにはける太めのベージュパンツを探していたところ、高見え機能服がそろうカランシエルのプレスルームで出会ったのがこの『ヘリンボーン ハイウエスト ワイドパンツ』。タック入りのハイエストがおなかまわりをカバーし、腰高と脚長を演出。身長155㎝でも丈詰め不要でオンオフ兼用でき洗濯機OK。コスパも最強です。

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• パンツの日、大人は可愛げひとさじプラス

こちらは2024年5月号（4/6発売）「パンツの日、大人は可愛げひとさじプラス」がちょうどいい」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示（2024年5月号現在）です。