長谷川あかりさん、ワタナベマキさん、今井 亮さん
【ひき肉大好き!料理家3人に聞きました】ひき肉が最高だと思う、その理由と使い分け方
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長谷川あかり
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ワタナベマキ
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今井 亮
2024.02.07
MINCED MEAT LOVER♡
ひき肉大好き料理家に聞きました!
だからひき肉はえらい!
その実力は、料理のプロたちも絶賛。使いやすくておいしくて、しかもお値打ち。やっぱりひき肉って、最高なんです!
切らなくてもいいから、忙しい日は大助かり!
「私がひとり暮らしなら、365日ひき肉でもいいくらい(笑)! おいしいのはもちろん、“切らなくていい”のが最高です。お肉を切った後は、まな板や手を念入りに洗わなくてはいけないけれど、その手順までカット。気分的にもすごくラクです。あとは、レシピの再現性が高いのもメリット。かたまり肉は脂の入り方や厚さがそれぞれ違い、同じ調理をしても仕上がりがどうしても変わるのですが、ひき肉の場合はそのブレがすごく少ない。そのまま使うと火も早く通るので、それだけで時短にもなります。誰でもおいしく作れる素材、それがひき肉なんです」(長谷川あかりさん)
お話を伺ったのは
ワタナベマキさん
MAKI WATANABE
料理家
シンプルな手順で、旬の食材のおいしさを堪能できるレシピを数々発表。「ひき肉は、安いときにまとめ買い。軽く味をつけて冷凍保存するのが習慣です」
普段使いはもちろん、ごちそうにも活躍!
「ひき肉は、日々の料理にもちょっと特別な料理にも使えるのがいいところ。火の通りが早いから、帰ってすぐにごはんにしたいときは野菜と一緒にパラパラッと炒めてすぐ一品。時間があるなら、練って丸めれば、子どもが大好きなハンバーグやシュウマイにもなります。まさに、冷蔵庫にあるだけで心強い存在ですね。手軽なだけに、スーパーで買うことが多いのですが、時にはお肉屋さんに行くのもおすすめ。『二度挽きで』とお願いすると、いつものつくねやそぼろがよりふわふわの仕上がりになって、ちょっと感動するおいしさになりますよ」(ワタナベマキさん)
やわらかいから、誰もがおいしく食べられる!
「いつでもお店にあって、価格も安定していてありがたいひき肉。ここで、ちょっと豆知識です。実は一般的に、鶏ひき肉より豚ひき肉のほうがよりお得な価格で売られているんです。というわけで、豚ひき肉を上手に使えるようになると、毎日のごはんがよりリーズナブルにおいしくなるんです。さらに、特筆すべきはそのやわらかさですよね。丸めた場合も、普通の肉より簡単に噛み切れるので、小さい子どもでも食べやすい。しかも、ジューシーなおいしさがある。年齢問わずみんなで楽しく食べられる、これもひき肉の偉大さだと思います」(今井 亮さん)
\ワタナベマキさんが解説!/
ひき肉のおいしい使い分け
鶏ひき肉
ももとむねはお好みで。お弁当にもおすすめ
「ももはほどよい脂がおいしく、むねはあっさり。表記がない場合は両方が混ざっていることが多いです。脂が固まりにくいので冷めても味が落ちず、お弁当向き。軽さを生かして、大きく丸めてもおいしいですよ」(ワタナベマキさん)
豚ひき肉
うま味たっぷり。オールマイティに使えます
「和洋中どの料理にも使えるオールマイティなおいしさ。うま味が濃いので、野菜と合わせて使うと少量でも満足感が出ます。肉ダネとして使うときは、脂が溶けやすいため、手の温度で溶けないように素早く混ぜて」(ワタナベマキさん)
合いびき肉
風味も食べごたえも大。洋食が得意です
「牛肉の風味が前に出るので、淡い味つけよりも、その強さに負けないしっかりした味つけがおすすめ。和食よりも、トマトやクリームなどと合わせて洋食として味わうと、牛+豚ならではのおいしさをより生かせます」(ワタナベマキさん)
牛ひき肉
ごちそう感を出すなら間違いなく、こちら!
「少量でもしっかり風味を主張。冷めても脂が固まりにくいので、お弁当にもおすすめ。贅沢な味わいを主役にしてシンプルに料理してもいいし、逆に強さを生かしてスパイスなど強いものを合わせてもおいしいです」(ワタナベマキさん)
人気料理家による
レシピ集
Staff Credit
撮影/宮濱祐美子 竹之内祐幸 スタイリスト/西森 萌 朴 玲愛 取材・原文/福山雅美 撮影協力/UTUWA
こちらは2024年LEE3月号(2/7発売)「別冊付録 365日役立つ! 感動のひき肉BOOK」に掲載の記事です。
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