FASHION

40代、ピンクを着てもイタくならないコツ/スタイリスト福田麻琴

  • 福田麻琴

2023.12.03

  • 音声

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本日のお悩み

40代が着てもイタくならないピンクコーデって?

福田麻琴さんの“お悩み相談室”。
皆さんからいただいたお悩みに、麻琴さんが本気でお答えします!

「お返事は完全なる私の独断と偏見です(笑)。
時に寄り添えなかったらすいません……
でもさ、どうせなら面白おかしく悩みたいじゃない。
笑って解決しちゃおう~!」From Makoto

アラフォーが抵抗なく着れそうなピンクコーデを教えてください。

いちごさん

福田麻琴さんのお答え

まずは靴下やスカーフなど、小面積のものからチャレンジしてみて

いちごさん、大変ながらくお待たせしました。
実はこのピンク、大人はどうやって取り入れたらいいのかというのは編集部でも話題でして(笑)
なんとLEE12月号でも一本の企画となっております。
モデルは我らがはまじ!
はまじの私物を交えた“大人ピンクの魅力“是非読んで頂きたいです。
大体その企画で解決しちゃうと思うのですが、ここでも語らせてください。

いちごさんのお悩みは、アラフォーが抵抗なく着られそうなピンク。
ファッションは自由なもの。何歳になっても好きな色を着ていいはず。
きっといちごさんも私達と同じく、わかっちゃいるけど心のどこか片隅でピンクの“甘さ“を“若さ“に変換していませんか?

ピンクは若い”乙女”のためだけの色じゃない

このスィートでフェミニンで儚げなこの色は、傷つきやすい乙女だけに許された色じゃないかって。
だからそれなりに年齢を重ねたアラフォーが着るとイタいんじゃないかって。
実は私も長い間、そう思っていました。
むしろ若い時にもっと。
スィートでフェミニンで儚いと思われないよう、必死にこの色を避けてきたんです。

フリーランスという仕事は年齢の縛りもなければ、性別もない。
何もかもが自由だからこそ、それなりの責任がいつも付き纏います。
今思うと、その責任を全うできるんだという証明の為、ピンクを封印して黒やネイビーなど少しでも強く迫力が出る色を好んでいたように思います。
そして気がつけば服で自分の強さを証明しなくても、自ずと溢れ出てくるようになりました。
そしてそれはそれで問題でして…(笑)
定番服だった黒やネイビーが今度はただの迫力の材料に!



40代からが、ピンクを思いっきり楽しめる年代

そこでピンクの出番です!
今こそこの色の持つ可愛さを全面に受けたって丁度いい。
この色はぶりっ子であざとい色なんかじゃなくて、
大人を可愛く見せてくれる色なんだと撮影後にみんなで話しました。
だからきっと今の方が似合う!
そりゃ若い時の方が服自体似合っていたしたくさん着るものもあったけど、今の自分の方が似合う服も色もきっとあるはず。
それがまさにピンクなんじゃないかと思うんです。

ちょっと緊張しちゃう場合は、靴下やスカーフなど、面積の小さいものから挑戦するのがおすすめ。
是非、ピンクを思いっきり楽しんでみてくださいね。新しいおしゃれが見つかるはずですよ!

麻琴さんにお悩みを相談してみませんか?

この連載では、皆様からのお悩み相談を募集しています。
「ファッションにまつわること、仕事、子育て、etc……
100%の正解はありませんが、一緒に楽しく解決できたらと思っています。
たまに私の相談にものってください(笑)
日常の些細な疑問、福田がのんきにお返事します。
一緒にシェアして笑っちゃいましょう!」From Makoto

【お悩みはこちらから】
https://eq.shueisha.co.jp/enq/lee_open/fukudamakoto/

※いただいたお悩み・ご質問は「おしゃれって何さ!?」をはじめ、福田麻琴さんのSNS等ほかのメディアにてお答えする場合もございます。【お名前(フルネーム)】と【ハンドルネーム(回答する際にお呼びするお名前)】を明記の上、【お悩み】についてお書きください。ハンドルネームでご紹介致しますが、匿名希望の場合はその旨メール内にお書きください。
※大変申し訳ありませんが、すべてのお悩み・ご質問にお答えできるということではありません。

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福田麻琴 Makoto Fukuda

スタイリスト

1978年生まれ。パリ留学に裏打ちされたフレンチテイストに、今どきの抜け感を加えたベーシックスタイルが得意。LEEマルシェでのコラボ企画も大人気。1児の母。

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