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LIFE

上紙夏花

未就学児の習い事が知りたい!いつから?何を習う?

  • 上紙夏花

2017.02.10

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早い方がいいの?未就学児の習い事

次男が春には2歳になります。周りの同じ学年の子たちを見てみると、習い事を始めた子がちらほら。次男はまだ何も習っていません。運動が苦手な兄とは真逆で、活動的な次男。運動が好きな彼にはどんな習い事を、いつからさせるのがいいのか?と悩んでいます。

 

私は世田谷区在住なのですが、このあたりは特に習い事にも熱心なママが多いのでしょうか?「まだ1歳だしな……身になるのかしら?」「いや、人よりも早く何かを始めた方が後々……」といろんな思いが駆け巡ります。実際問題、長男の習い事の送迎との兼ね合いもあったりで、次男の習い事について調べることすらできていません。

 

 

長男(現在7歳)のときは第一子という気合も手伝って、0歳のうちから通信教育、ベネッセのこどもちゃれんじをスタートしました。その後、本格的に習い事へ通ったのは3歳からでした。保育施設内での習い事(リトミック・英語)のほか、LEGOスクール、お絵かき教室、ことばと文字の教室に通っています。

 

6歳からはピアノにも通い始め、習い事の数が多くなってきたので、春には整理する予定。母としては2つくらい辞めてもらって、そのお月謝を次男に回したいのですが……でも、何をいつから始めようか?

 

そこで、未就学児の習い事事情について、ママたちの声を集めてみました。なるべくリアリティのある情報が欲しかったので、面識のある方にアンケートを実施。協力してくれたのは、都内在住15名の未就学児をもつママです。(地域が限定されていることと、回答人数が少ないので、参考になるかどうかわかりませんが……)

 

習い事はいつから始めた?または始める予定は?

 

1位 1歳

 

2位  3歳

 

3位 6か月

 

1位が1歳!ちょっとビックリでした。都内だから1歳が1位なのか気になったので、私が生まれ育った大阪の友人にも聞いてみたところ、3人からの回答に「1歳から始めました」とありました。ちなみに1歳と答えた人の内訳で多かったのは、1歳半から開始という回答。そのほか、アンケート結果からわかったことは、第一子は0歳から1歳で習い事をはじめる率が高いようです。第二子以降は上の子の習い事を見学していてやりたそうだったからということで始めるケースが多く見受けます。

 

<ママたちのコメント>

「三つ子の魂百までというものの、本人が楽しく通える習い事を見つけるのに適したタイミングが難しい」Yuppoさん(1歳9か月女の子ママ)「水泳・サッカー・リトミックを4歳から習わせたい」リリさん(1歳5か月男の子ママ)「生後6か月から、週1でネイティヴの先生に英語を習っています」かいぱんさん(1歳女の子ママ)

 

 

いま通っている習い事は?

 

1位 英語

 

2位 幼児教室

 

3位 水泳

 

「英語は早く習わせたい」と思うママが多いようです。耳慣らしのため、苦手意識が出ないうちから始めたいという声も。幼児教室は受験対策という人もいれば、子供の得意分野の見極めのためという人もいました。ほかも、体操、サッカー、フラダンス、ヒップホップダンスなど身体を動かす習い事があがりました。

 

<ママたちのコメント>

「身体を動かすのが好きなのと、私自身も好きなので一緒にダンスを習いたい」きんちゃん(4歳男の子ママ)「幼児教室と英語に通っていますが、私が働いているので教室の都合で日程変更があると休むしかなくなるのが困っています」くみくみママさん(2歳女の子ママ)

 

通わせたい習い事は?

 

1位 ピアノ

 

2位 英語

 

3位 お絵描き

 

男女問わず人気だったのが、1位のピアノ。脳の発達にもいいと聞きつけて習わせたいママもいました。実際に習っている子も多い英語は2位。二つ目の習い事として人気だったのが3位のお絵描きでした。そのほかには、バレエ、水泳、リトミック、サッカー、ダンス、新体操、習字などがありました。

<ママたちのコメント>

「金額がもう少し安いといいな。二人目三人目がなかなか通わせられなくなる……」天ちゃんさん(5歳・2歳男の子ママ)「平日は仕事なので、通わせるのが大変だけど、お絵描き、バレエを習わせてみたい」motiさん(5歳・2歳女の子ママ)

 



ママランチに潜入して、習い事について聞いてきました!

(左)化粧品会社経営の松藤あつこさんは、3歳男の子・1歳1か月の女の子のママ。(右)専業主婦のみちるさんは1歳10か月の女の子のママ。幼稚園受験を予定。

 

幼稚園や小学校のお受験についても考えているという3人のママが集まると聞いて、ランチ会に混ぜてもらいました。お受験を意識するママは習い事をどんな風にとらえているのでしょうか?

 

上紙「みちるさんの娘さんは1歳10か月。何か習い事はしていますか?」

 

みちる「ちょうど1か月前くらいから、近所の体操教室に週1回通っています」

 

上紙「1回どのくらいの時間ですか?お母さんも一緒に?」

 

みちる「1回60分で、子供だけの参加です。『母子分離ができなくて幼稚園に合格しなかった』という話も聞くので、そういった意味でも早めに習い事をして慣らしておきたいと思って。2回目までは泣いてたけど、3回目からは自分から入っていきましたよ」

 

上紙「なるほど。お受験対策でもあるわけですね」

 

みちる「体操もいいのですが、本当は勉強系……英語とかやらせたいと思っているんだけど、調べるのが追いついていなくて」

 

上紙「調べるのって結構労力がいりますよね?お友達が通っていて……とかなら情報は入るけれど」

 

みちる「そう!ネットに載っていない教室って多いんですよね。だから友達の口コミに頼るしかないんだけれど、その友達の家が遠かったら通えないし……」

 

松藤「地元の情報が必要ですよね!ネット上のママサークルみたいなものがあればいいのにって思います」

 

みちる「それ、ほしい!」

 

上紙「松藤さんの息子さんは1歳半からインターナショナルプリスクールに通っていますよね?」

 

松藤「そうなんです。3歳になりましたが、英語の発音が良すぎて大人が聞き取れなかったりして。でも、受験用の幼児教室でも日本語でも答えるべきところを英語で答えてた(笑)」

 

みちる「わー!やっぱり今の時期から英語やった方がいいな~」

 

松藤「一歳になったばかりの下の子も幼児教室をスタートしてみましたが、幼稚園受験をするつもりはなく、ただ日本のきっちりとした教育を当たり前のように染み込ませておきたいんですよね!」

 

上紙「なるほどね~。いろんな世界をバランスよく見せて……」

 

松藤「そう!本人の好きなことを見つけたいんです。ほかにもお絵描きとか工作をやらせたいんです。お受験対策用とは別でのびのび表現できるようなところで」

(左)専業主婦の秋山藍乃さんは、小学校受験を予定している3歳と2歳の女の子のママ。現在第三子妊娠中で間もなくご出産だそうです。3人目も女の子! (右)私、ライター上紙は7歳と1歳8か月の男の子がいます。

 

秋山「うちは3歳と2歳ふたりとも、幼児教室に通っていて、年少さんになったら小学校受験を見据えたお絵描きクラスが始まるんだけど、それとは別にもっとダイナミックに感性を爆発させてくれるようなお教室があれば通わせたいと思っているんです」

 

松藤「うちも、受験用のお絵描きは年長の後半だけでもいいんじゃないかと思っていて。型にはまらない描き方をしてほしい」

 

秋山「その子の性格にもよるんでしょうけど。うちの子は人と同じ方が安心したりする部分もあるから……」

 

上紙「個性の見極めも習い事選びには肝心ですよね。秋山さんの上の娘さんは3歳からバレエを習っているんですね」

 

秋山「そうなんです。ミュージカルバレエといって、バレエのほかにもお歌やお芝居も教えてくれるんです」

 

松藤・みちる・上紙「それ、イイ!!」

 

秋山「でしょ!? 幼児教室に週2回通っているから、ほかにいくつも習い事をするのは難しいので、いろいろと教えてもらえるのはうれしい!元々うちの子は歌ったり踊ったりが大好きだったのと、自分がバレエをしていたので3歳になったらバレエを習わせたいと思っていて」

 

上紙「どうやってバレエ教室を選んだんですか?」

 

秋山「正統派のクラシックバレエの教室を含めて、たくさん体験に行きました。エンタメするの大好きなんだけれど、人前では緊張してしまうという娘の性格を見て、いまのミュージカルバレエの教室が合っていると思ったんです。好きな事をやるのがいちばん大事だし、それで自信をつけさせてあげたい」

 

松藤「私も近所に、外見からして素敵なバレエスタジオをみつけたんです。大人のクラスがあったので、まずは私が通ってみようかと思っています」

 

上紙「大人も一緒の教室に通うというのも、いいですね!また新しい習い事を始めたら教えてくださいね」

 

今回みなさんの意見を聞いてみて、私個人的には、1歳のうちから習い事をさせてみようと思います。早期教育には賛否両論ありますが、早く始めることで苦手意識を感じさせずに自信を持つことができるメリットがあると感じました。

 

未就学児の間は、まだ本人の意思表示が明確でない時期なので、様子をしっかり観察して楽しんで続けられるかの見極めが肝心ですね。みなさんが子供の可能性を最大限に発揮できる習い事に出合えますように!

上紙夏花 Natsuka Uegami

ライター/ビューティープランナー

1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳

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