長井かおりさんが伝授！
毛穴、シミ、クマ…肌悩み別アイテムで狙い撃ち！厚塗り感なしのピンポイントカバー術
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長井かおり
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今井りか
2023.09.25
ヘア＆メイクアップアーティスト長井かおりさんが伝授！
気になる肌トラブルは適材適所アイテムでジャストカバー
トラブルをカバーしようとして、どんどん厚塗りに……なんてことありませんか？ 肌悩みに合ったアイテムで狙い撃ち、ピンポイントにカバーするのが正解です。
教えてくれたのは
長井かおりさん
Kaori Nagai
ヘア＆メイクアップアーティスト
明快なメイク理論とその人自身のキレイの種を見つけ、開花させてくれると人気。YouTubeチャンネル『おしゃべりメイクBOX』も幅広い層から支持を得る。
アイテム選びと塗り方のひと工夫がカギ
下地、ファンデ、ルースパウダーだけでは隠しきれないお悩みは、厚塗り感を出さないためにもお悩み箇所をピンポイントでカバーしましょう。それぞれの悩みに強い適材適所アイテムを選び、なるべく他の部分と差が出ないよう溶け込ませるのが最大の目標です。毛穴はくるくる埋めるように、ほうれい線は始まりの起点のみカバー、シミとクマはスポンジ使いで自然になじませるなど、塗り方のひと工夫をぜひマスターして。
長井かおりさん
お悩み #
01
毛穴
毛穴は埋めて肌をフラットに
毛穴って、その名のとおり〝穴〞なんです。なので、穴の上にベースメイクをさーっとのせているだけだと、時間経過とともに地盤沈下を起こしてしまうのは当然。毛穴を埋めるパテのような部分用下地をチョイスし、くるくると四方八方から入れ込みましょう！
パテのように毛穴を埋める部分下地
ファシオ ポア スムース プライマー
柔軟な透明の膜で、毛穴をフラットに。皮脂テカリや崩れにも◎。
部分下地 塗り方のコツ
1.小鼻の毛穴には、部分用下地を指の腹でくるくるとなじませていく。
2.頬のたるみ毛穴は、反対の手でこめかみを引き上げつつ、くるくる塗り。
お悩み #
02
ほうれい線
始まり地点を明るく飛ばし、カモフラ！
ほうれい線はゆるみによってできた影なので、全部をカバーしようとすると表情の動きで余計に悪目立ちします。鼻横の起点の箇所だけを、明るいブルーや白などの光効果の高いコントロール下地で飛ばし、深い影を視覚的にカモフラージュするのが有効です。
明るく飛ばすアイシーブルー下地
ジルスチュアート ビューティ
ルーセントシフォン トーンアップ プライマー 03
みずみずしく高密着。
ブルー下地 塗り方のコツ
1.明るいコントロール下地を、ほうれい線の起点にのみのせていく。
2.ポンポンとなじませた後に、指先でジグザグと軽くぼかして。
お悩み #
03
シミ
スポンジをポンポンのせで、軽やかカバー
必死に隠そうとしてシミ部分をこすってしまうと、せっかく塗ったファンデを落としかねません。カバー力の高いコンシーラーをささっと置くだけで十分！ 手ではなくスポンジを使い、なるべく優しいタッチで、垂直に置き塗りカバーをしてあげましょう。
カバー力＆密着力の高いコンシーラー
シャネル
ル ブラン コンシーラー
シミ部分に高いカバー力を発揮。同時に日中の美白ケアも可能。
コンシーラー 塗り方のコツ
1.コンシーラーを直塗りせず、まずスポンジに移しとる。
2.スポンジを折り曲げるよう小さく持ち、シミにポンポンと垂直のせを。
お悩み #
04
クマ
オレンジを味方に肌と一体化させる
クマ隠しの名手オレンジのコンシーラーは、肌色コンシーラーとスポンジ上で混ぜると、自然ななじみやすい色に。また、皮膚が薄い目まわりは厚塗り感が出やすいので、薄くなじませるよう、タッピングしてのせて。
オレンジみのあるコンシーラー
インテグレート
メルティフィットコンシーラー
ベージュ系のオレンジがセットされ、肌なじみも抜群。目元の乾燥を防ぐ効果も。
オレンジコンシーラー 塗り方のコツ
1.オレンジと肌の色のコンシーラー（または手持ちのファンデ）を混ぜる。
2.そのままスポンジでクマ部分に、ポンポンと垂直にのせ、軽やかにカバー。
Staff Credit
撮影／岡本 俊（人物） KEVIN CHAN（物） ヘア＆メイク／長井かおり（MAKEUPBOX） スタイリスト／船戸 唯（人物） モデル／今井りか 取材・原文／中島 彩
こちらは2023年10月号（9/7発売）「大人の「ベースメイク」、今すぐアップデート！」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示（2023年10月号現在）です。
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