子どもと楽しみながら作ろう!
第13回は「いちごのコブラー」
前回の「黒糖蒸しパン」は作っていだだけましたか? 今回近藤幸子さんが教えてくれたのは、熱々にアイスクリームのトッピングが絶妙なおいしさ、「いちごのコブラー」のレシピをお届けします。
簡単にできて洗い物が減る、ビニール袋に入れて作るテクニックは近藤さんならでは! アイスクリームや生クリームをたっぷりとのせ、さあ、みんなで召し上がれ。
前回までの「おやこおやつ」のレシピはこちら!
第1回 いちごのふんわりムース
第2回 ミルキーなキャラメルポップコーン
第3回 ピザみたいなケークサレ
第4回 チョコレートフラン
第5回 青のりバターポテト
第6回 グレープフルーツ寒天
第7回 おからドーナツ
第8回 オートミールクッキー
第9回 フルーツサンド
第10回 クイックおはぎ
第11回 ミイラ男のソーセージパイ
第12回 黒糖蒸しパン
近藤幸子さんの
一緒に作ろう「おやこおやつ」
#13 いちごのコブラー
今年は年末にみんなでワイワイ集まることが難しいのが残念ですね。でも、家族で囲む食事、素敵に演出して見ませんか?
今回ご紹介するのは、アメリカなどでよく作られている家庭的なデザートです。季節のフルーツと砂糖をオーブンで焼いてソースにし、途中からビスケット生地をラフにのせて、オーブンで焼きます。フルーツソースが染み込んだところと、サクッと香ばしく焼けた、両方が楽しめるのが嬉しい。
手間はあまりかからず、食事している間にちょうど焼きあがります。焼きたてを食卓に運ぶと、わーっと歓声があがり、とても盛り上がりますよ(近藤幸子さん)
フルーツソースが染み込んだところと、
サクッとした生地のダブルのおいしさ!
「いちごのコブラー」の作り方
材料
A
・いちご 1パック 250g
(ヘタを落とし、半分に切る)
・砂糖 50g
・レモン汁 小さじ1
・片栗粉 小さじ1/2
B
・バター 40g
(1cm角に切り、冷蔵庫で冷やしておく)
・薄力粉 100g
・砂糖 20g
・ベーキングパウダー 大さじ1/2
ヨーグルト大さじ2
牛乳 大さじ2
1. いちごはヘタを落とし、半分に切る。
耐熱容器やバットなどにAを入れ、よく混ぜる。
200℃に余熱したオーブンで10分焼く。
2. Bの材料を厚手のビニール袋に入れ、口を結び、
指でバターをつぶすようにして、かたまりがなくなるようにさらさらの状態にする。
ヨーグルトと牛乳を加え、さっくりと混ぜ、ひとまとまりにする。
3. オーブンで焼いた1の上に、スプーンを使って2をのせる。
180度のオーブンで20〜25分ほど焼く。
4. 熱々のうちに、アイスクリームや泡立てた生クリームと一緒に盛り付ける。
熱々のうちに、
アイスクリームをのせていただきます!
point!
*ビスケット生地は牛乳とヨーグルトを加えてからはあまりこねすぎないように注意。
*イチゴ以外でも、ブルーベーリー、紅玉りんご、プルーンやすもも、イチジクなど。ジャムに向くフルーツ で作ることができます。
*アイスや生クリームを添えるとさらにおいしい。
*バターが溶けすぎてしまうと、サクッとした仕上がりにならないので、握りつぶさず、指先だけで潰すように心がけましょう。
子どもの感想、反応は?
「イチゴもいいけど、ブルーベリーもおいしそうだね。りんごもいいね〜!と盛り上がっていたね」(近藤さん)
「スプーンでビスケット生地を落とすのに意外と手こずってしまいました(汗)」(お姉ちゃん)
「袋の中で粉とバターを混ぜると簡単なんだね〜」、「熱々のいちごソースが染み込んだビスケットがとってもおいしい!」(妹)
子どもと一緒にチャレンジしてみてくださいね。
次回はどんなおやつのレシピかお楽しみに!
近藤幸子 Sachiko Kondo
料理研究家・管理栄養士
6歳違いの二人の娘の母で、家事や育児に忙しい日々から生み出される工夫の詰まったレシピが大人気。著書に『がんばりすぎないごはん』『丸めないハンバーグ、包まないシュウマイ。』『味が決まる!レシピがいらない中火で8分蒸し』など。
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。