【蛯原友里さんが着る夏の黒コーデ】プリントT、サロペット…暑い夏こそ最新のブラックアイテムを!
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蛯原友里
2023.08.02
ぶれない存在感と、圧倒的な正装感。着る人を選ばず、どんな時でもどんなシーンでも頼りになるのが「黒」という色。とりわけ、〝真夏の黒〞はそのパワーを最も発揮します。
理論派ファッションエディター、磯部安伽さんが今年おすすめの最旬の黒をナビゲート!
Profile
エディター 磯部安伽さん
ファッション雑誌をはじめ、ブランドのコンテンツ製作等で活躍する人気エディター。著書に『ファッションエディター磯部安伽のスマートクローゼット』(KADOKAWA)。
●Instagram:yasukoisobe
夏こそ気軽に楽しく、黒の力に頼りましょう
「気温も湿度もとびきり高い日本の夏に、黒ほど似合う色はないと、毎年、答え合わせをするように実感します。
凛としていて潔くて、何ものにも揺るがない力強さがある。そう! 夏バテも夏ダレも一気に吹き飛ばしてくれる黒こそ、この時期の最強カラーだと思うのです。
そんな、絶対王者の真夏の黒が、3年ぶりの解放感にあふれる今季、ますますパワーアップしています。アイテム、素材、ブランド…etc.この夏のおしゃれをポジティブに進化させてくれる、最新の黒に注目。
〝暑い時こそ、なおさらブラック!!〞夏をさらに楽しくしてくれる、魔法のような合言葉です!」(磯部安伽さん)
テクニック不要、さっと着るだけ!
〝着るだけでおしゃれが決まる夏服〞と聞かれたら、昨夏までなら迷わず、「黒ワンピ」と答えていました。
今夏は、「黒サロペ」がその座を奪取! ワンピースよりもアクティブで洒脱。一着あると心強い、最新の黒です。
カジュアルもきれいめも。オールマイティな新定番
「自転車にも乗れるのに、お出かけシーンにもぴったり。その活躍幅の広さが、黒サロペットの最大の魅力。インナーに悩まない、一枚で着られるタイプが特におすすめです」(磯部安伽さん)
無地もいいけど今年はプリント!
この夏、プリントTが空前の大ブーム! Tシャツなのにきちんと感を持つうえ、汗じみが目立たないことから、真夏に重宝する黒Tも、積極的にプリントTに乗り換えてみて。鮮度の高さと着映え感の虜になるはず!
〝ほんのりロック〞を堪能! 着映え感満点のTシャツスタイルに
「ヴィンテージライクな墨黒をベースに胸元と背面に白ロゴを配した一枚は、子どもっぽく見えずまさに大人向き。カラフルな花柄スカートを大胆に合わせて、夏らしいおしゃれを全身でエンジョイして」(磯部安伽さん)
着くずさず、あえてハンサムに
デニムやワークパンツと相性のいい、ちょっと甘めの黒ブラウスは、カジュアル派のLEE読者にとっての、夏の定番服。カジュアルダウンせずあえてハンサムに着るだけで、たちまち新鮮な装いに様変わり! 手持ちの一枚が簡単に蘇るアイデアです。
甘いキャミブラウスを軸に、リッチ感漂う上下ブラックを完成
「いつもはデニムと合わせるフリルキャミ。同色のニットパンツと一緒なら、ほどよいリッチ感が備わって」 (磯部安伽さん)
カジュアル派向けの、モードなモノトーンコーデ
「バックディテールと上品な透け感で、とびきりフェミニンに仕上がったシアーブラウス。落ち感素材のワイドパンツを合わせ、モード感がきわだつモノトーンコーデに。カジュアル派がトライしやすいハンサムさです」 (磯部安伽さん)
次回は、「暑い時こそ、なおさらブラック!ワンピース&ボトム編」をご紹介。
撮影/生田昌士(hannah) ヘア&メイク/森 ユキオ(ROI) スタイリスト/徳原文子 モデル/蛯原友里 取材・文/磯部安伽
こちらは2023年LEE8・9月合併号(7/7発売)「暑い時こそ、なおさらブラック!!」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
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