フランスに憧れて
久々のパリのインテリアルポにちなんでフランス愛を語ります(1名渡航歴なし)。
ぷー:LEEと言えばパリですよ。
やす:ボーダーとかね。
ロウ:マルシェかごとか。
ぷー:そうそう。LEEに入ってパリのインテリアの特集を見て、好きなものに囲まれて暮らしてる感じだったりヴィンテージ家具の使い方だったり、なんてかっこいいんだ!って思ったなあ。それで今もうちは物が多いんだけど……。
ロウ:片付かない言い訳にしようとしてますね。
やす:今回はパリで暮らしている日本人の方のおうちなので、パリらしさはありつつ、すっきりしていて暮らしやすそうですね。
ロウ:参考にもしやすいです。
ぷー:トビラページの絵の飾り方とかクッションの感じとか本当にかわいいよね。で、ふたりはパリは行ったことある? 僕はなくて、ここまで来たら老後の楽しみにしようかと思ってるんだけど。
やす:僕はわりと最近。ミラノとロンドンの合間にちょっと寄っただけなのですが、クロワッサンとトートバッグを買いました。
ぷー:いいなー。本場のクロワッサンってやっぱりおいしいの?
やす:おいしいですけど、日本のクロワッサンのほうが好みかな。
ぷー:そうなんだ(笑)。
ロウ:僕は大学の卒業旅行で。
ぷー:なにー! 学生で!
ロウ:サッカーを見るのがメインだったので予算はチケット代にほぼ全振りで、食事は毎回ハンバーガーでした。何なら飲み物だけというメンバーも……。
やす:全然パリ感ないね。
ロウ:ルーブル美術館は行きました。コム デ ギャルソン パリに行ったのもうれしかったなあ。買い物はできませんでしたけど。
ぷー:なんだ、満喫してるじゃん。
ロウ:ラデュレに入ったはいいけどマカロンが人数分買えず、シェアしたという思い出もあります。
ぷー:学生だからね。でさ、フランスから影響受けてるなってこととか、“フランス憧れ”ってある? 僕は映画です。かわいいけど毒っ気もあるのがいいみたいな感覚は『アメリ』からだし、エリック・ロメールの『夏物語』を見て以来、フランスの海辺にずーっと憧れてる。ビーチに張られてるブルーと白のストライプのテントがすごくかわいいんだよなあ。
やす:僕は音楽ですね。ダフト・パンクとかジャスティスとか、エレクトロ系にハマりました。あと料理するのが好きなので、憧れのストウブを手に入れたときはすごくうれしかったです。
ぷー:わかる。僕はル・クルーゼを買って、大人になったなあと。
ロウ:やっぱりファッションですかね。コム デ ギャルソン シャツを買ったときは感慨深いものがありました。あと、ついにJ.M.ウエストンも……。
ぷー:なにー! うらやましい!
やす:というわけで、フランス生まれの愛用品、ご紹介します。
ぷー:皆さんのおうちにあるフランス生まれのものは何ですか?
うちにあるフランス生まれのもの
ぷーすけ(41歳)
ヴィンテージのビストログラス、とても気に入っています。ぽってりしたフォルムに脚の太さ、かしこまってない感じが好き。微発砲の自然派ワインをよく飲むのですが、「ビュル・ド・ヴィ」は飲みやすくて、ジャケもかわいいです。
Nやす(35歳)
ミナ ペルホネンの皆川さんがフタのデザインをされたストウブ「フォレストココット ラウンド」。豚肉と野菜でスープを作ると最高で、そのままテーブルに出せるのもいいです。ごはんを炊く「ラ・ココット de GOHAN」も愛用してます。
ロウ(30歳)
30歳になった記念に、ついに手に入れてしまったJ.M.ウエストンの「ゴルフ」。足元にこれがくると、着こなしをグッと格上げしてくれます。このことを、卒業旅行でハンバーガーを注文するか悩んでいた自分に教えてあげたい。
こちらは2023年LEE8・9月合併号(7/7発売)「神保町リーマン日記」に掲載の記事です。
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