子どもの歯列矯正を考えている読者も多く、アンケートではさまざまなギモンが。阿佐谷矯正歯科医院の國井さんが回答します!
教えてくれたのは…
阿佐谷矯正歯科医院 國井明美さん

矯正専門医として多数の矯正治療を行う。日本成人矯正歯科学会認定医。『40歳から手に入れる美しい歯と歯並び』(すみれ書房)監修。
医院の詳細はこちら:https://www.e-888.info/
Q
永久歯が生えそろってから? 子どもの矯正はいつから始めるべき?(LEE100人隊No.083 nattiさん)
A
骨格にかかわる治療は早めに。タイミングはよく相談を
例えば、受け口の場合は下あごの成長を抑制する治療が。こういった骨格にかかわる治療は子どもでないとできないことも。一概に永久歯が生えそろってからでOKとは言えないので、医師とよく相談を。ただ早く始めたら早く終わるのではなく、7番目の永久歯が生えそろい、成長を見届けて治療を終了する必要があります。
Q
歯並びは遺伝する?(LEE100人隊TB こももさん)
A
遺伝することも。受診申込書には記入欄もあり

親が出っ歯だったり、受け口だったりする場合は子どもにも遺伝することが多い。うちのクリニックでは、受診申込書に「家族歴」の欄があり、家族の歯並びの特徴や矯正歴を記入してもらいます。兄弟でも歯並びが似るケースはありますね。
Q
部活でスポーツしながらや楽器を吹きながらの矯正は可能ですか?(LEE100人隊TB かおりんさん)
A
ブラケットの上からつけて保護できるマウスピースも

矯正をしていても、基本はスポーツしてもOK。ただし、アメリカンフットボールやラグビーなどの注意が必要な激しいスポーツは、特殊なスポーツ用マウスピースなどが必要な場合も。担当医師の判断を仰ぎましょう。楽器も同じで基本的には問題ありませんが、楽器の種類などは担当医師に相談してください。
Q
“床矯正”は必要ですか?(LEEメンバー さきさん)
A
「とりあえず広げておこう」という考えは要注意
永久歯のスペースを確保するために、床矯正でアーチを広げることに一定の効果はありますが「とりあえず広げておこう」というのは心配。きちんと歯列のアーチを計測し、医師にその後の治療方針について確認したうえで、必要かどうか判断を。
【特集】進化してる!大人と子どもの歯列矯正
イラストレーション/まきこんぶ 取材・原文/野々山 幸(TAPE)
こちらは2023年LEE7月号(6/7発売)「進化してる!大人と子どもの歯列矯正」に掲載の記事です。
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