誰よりもポジティブにパワフルに! おしゃれを積極的に楽しむカジュアル名人の人気モデル、高山都さん。彼女のお買い物セオリーと愛用ブランドには、すぐにでもまねしたいおしゃれのヒントがたくさん詰まっています!
今回は、「Oblada」「ANATOMICA」でのベーシックアイテム、「Scye」「Chaos」でのフェミニンなアイテムのお買い物について語っていただきました。
長く愛用したいベーシックはOblada【オブラダ】とANATOMICA【アナトミカ】で買う
「おしゃれの〝核〞になってくれるベーシック名品には、多少値が張っても、投資する価値があると思っています。
今回選んだ、オブラダのダブルジャケットやアナトミカのデニムには、流行やシーズンに左右されない普遍性がありますし、合わせる服次第であらゆるテイストに染まってくれるから、実は着こなしの幅が広い。
丁寧に扱えば本当に長く愛せる服になってくれるので、プライドを持って物作りをしている確かなブランドから、一つ一つ確実に選びたいなと思うんです。
サイズのチョイスもトレンドアイテムとは一転、挑戦よりも〝保守〞の姿勢が強くなります。自分の体がきれいに見えるサイズを着ることが、ベーシック服選びには大切だなと思っています」
「シンゾーン時代から大好きだった染谷真太郎さんが手がけるオブラダ。このジャケットは3サイズ展開で、さまざまな体型の人に似合う一点です。
アナトミカの〝マリリンデニム〞は、マリリン・モンローが愛したパンツがデザインモチーフ。ウエスト位置とヒップラインが絶妙で、ぺたんこ靴でもスタイルアップが叶います」(高山都さん)
大人が照れずに着られるフェミニンはScye【サイ】とChaos【カオス】で買う
「30代に入ったくらいの頃、しばらく甘い服をお休みしていた時期があったんです。20代までと違って、どこかしっくりこないというか、照れくさいというか。
それから数年ほどかけて、自分なりに見つけた正解が、〝シャープな甘さ〞を持つブランドのフェミニン服を着るということ。メンズライクなベーシック服を得意とするサイのレースブラウスはまさにその代表格。
凛とした女性像が根底に流れるカオスのワンピースも、シャープな甘さのアイコン的存在です。
カジュアルアイテムやタフな服と一緒に着こなすテクニックも身につけました。それ以降はフェミニン服への苦手意識もなくなり、今では私のワードローブになくてはならないアイテムになっています」
「LEEの撮影で一目惚れしたレースブラウスは、胸元に縦に入ったピンタックディテールが、シャープな甘さの決め手。ほどよく肉厚な素材を選ぶのも、大人が失敗しないフェミニンブラウス選びのポイントかなと思います」(高山都さん)
「ずっと欲しかった定番ワンピースを、今年、思いきって購入しました。アルパカとリネンを混紡したヴィンテージライクな素材感と鋭角にあいたVネックが、このワンピの最大の魅力。カップ付きのキャミを忍ばせて一枚で着たり、あえてタンクトップを覗かせたり。タートルを着れば、シーズンレスで楽しめる一枚です」(高山都さん)
他にも「カジュアル派は今、『どこで何買う?』最新ブランド名鑑2023」を公開中!
次回は、「“何か変えたい”にきく! 『最旬リアルショップ』H BEAUTY&YOUTH編」をご紹介。
撮影/東 京祐 ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/松村純子 モデル/高山 都 取材・文/磯部安伽
こちらは2023年LEE6月号(5/6発売)「カジュアル派は今、『どこで何買う?』最新ブランド名鑑2023」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。