「コンサバになりそう」「老け見えしそう」という苦手意識が一気に払拭されるほど、この春のスカーフはカジュアル派向きのデザインが豊富!
そこで〝いつものコーデ〞に寄り添いながら、初心者でもトライしやすいアレンジを紹介。今こそ自分のものにして、おしゃれの幅を広げてみませんか?
Shiori’s Comment
「カジュアル派の私にとってスカーフは〝大人のアクセサリー〞というイメージ。今の私には少し遠い存在?と思う反面、いつかは素敵につけこなしてみたい、憧れのアイテムでもあります。
ファッション撮影で身につけることが多いのですが、そのたびに背すじがスッと伸びるような、いい緊張感をくれる。と同時に、上品な大人の女性になれたような気がして、それがうれしくて。
プライベートではカジュアルな服が好きすぎて、たまに女性らしさを忘れてしまうことがあるので(笑)、そういうときに頼ってみたいです。まずは小さく取り入れるところから!」
【小さくのぞかせる】
細長く折りたたんだスカーフをトップスの衿元からちらり。白Tシャツやタートルネックのレイヤードと同じ感覚でできる、一番挑戦しやすいテクニック。
最愛ボーダーやGジャンとなじみ深いバンダナ柄スカーフを、気負わずひと巻き。ほんの数センチのぞくだけでも、存在感たっぷりに仕上がります。
使用したのはこちら!
How to
【小さくのぞかせる】
Step_1
スカーフの角が上下にくるように置き、上と下から真ん中へ向かって交互に2回ずつたたむ。最後にもう一度半分に。
Step_2
細長くしたスカーフの1/4あたりを握った手を始点に、もう片方の手で反対側へ向かってねじりを加え、さらに細く。
Step_3
スカーフの両端が前にくるように首にかけて、中央で固結びをする。トップスの中に両端と結び目を入れ込み完成!
finish
【首にふんわり巻く】
愛着のある柄のスカーフなら、少し大胆に巻いてみるのも素敵です。三角に折り、両端を首の後ろで交差させたら最後はフロントで固結び。おしゃれな立体感で差をつけて。
着こなしが一気に春めく、グリーン×オレンジのボーダー柄スカーフを用いた立体的な三角巻き。細長いひし形タイプは半分に折って首元に巻いても生地がもたつきにくく、ほどよいボリュームに着地。初めてでもスムーズにつけこなせます。
使用したのはこちら!
How to
【首にふんわり巻く】
Step_1
スカーフの角を揃えて三角に折る。半分ずつ柄が変わっているようなデザインの場合は、見せたい柄が前にくるように。
Step_2
スカーフの両端を軽く持ち、三角形の角が下を向くように体の前に広げたら、両端を首の後ろで交差させる。
Step_3
首の後ろで交差させたスカーフの両端を前に持ってきて、先端ギリギリで小さく固結び。最後に結び目を横にずらす。
finish
【ヘアバンドにする】
たちまち顔まわりが華やぐうえ、大きく使うにはやや派手さを感じる色柄にも難なく挑戦できるのがヘアバンド風アレンジのいいところ。〝できるだけ細く〞がカジュアル派の最適解!
幅が広いほどエレガントな印象が強くなるので、日常的に、カジュアルに楽しむ場合はこのくらい細めにするのが正解。また中央に結び目を作るとスカーフの柄の見え方が不規則になり、洒落感がぐんと高まります。
使用したのはこちら!
How to
【ヘアバンドにする】
Step_1
正方形スカーフの角を揃えて三角に折り、さらに半分に。その後、3㎝幅を目安にくるくるとたたんで細長くする。真ん中をひと結びして小さなコブを作る。
Step_2
髪の毛をひとつに束ねた後、1で作ったコブを中心にして額の少し後ろにスカーフを当て、両端を後ろで固結びする。
Step_3
固結びした後の先端は、それぞれ巻いているスカーフに巻き込み、ヘアピンで固定したら、束ねていた髪をおろす。
finish
それぞれのやり方を動画でもチェック!
次回は、「カジュアル派のための『スカーフ』アイデア ”ベルト風に巻く””肩に巻く”編」をご紹介。
撮影/三瓶康友(佐藤さん、ロケ物) 花村克彦(大橋さん) 坂田幸一(物) ヘア&メイク/川添カユミ(ilumini.)(佐藤さん) 小松胡桃(ROI)(大橋さん) スタイリスト/石上美津江 モデル/佐藤栞里 大橋真代(LEEキャラクター) 取材・文/鈴木絵美
※本文中( )の数字はスカーフの(縦×横)のサイズで、単位は㎝です。
こちらは2023年LEE4月号(3/7発売)「カジュアル派のための『スカーフ』アイデア」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
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