2023春【名品黒バッグ19選】憧れブランド、オケージョン、カジュアルにも似合う名品バッグを厳選!
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LEE編集部
2023.03.02
きちんと感が求められる節目のシーンや子どもの学校行事、自信を持って臨みたい仕事の日。そしてもちろん、毎日のカジュアルにも——。
これから手に入れたいのは、どんなスタイルにも合わせやすく大人にふさわしい格をプラスしてくれる、一生ものの黒バッグ。
目次
「30代・40代こそ、名品黒バッグが必要です」
(スタイリスト 村山佳世子さん)
「上質な黒バッグには、圧倒的な魅力があると思います。きちんと感があって上品で、どんなシーンにもマッチする相棒。私にとってはこの「エルメスのプリュム」がそんな存在です。手に入れたのは今から10年前。ずっと狙ってはいたものの、もちろんお値段も張りますし、いきなり出会ってもなぁと思っていたのですが、その日は突然に(笑)。店頭に並んでいるのを見つけてしまい、これも何かのご縁と手に入れました。
なんといってもそのよさは、究極のシンプルであること。どんなファッションにも合い、派手すぎず、目立ちすぎず。このバッグがすべてを満たしてくれるので、似たようなバッグは買わなくなりました。「一生もの」といえるものは少ないですが、これだけは本気で、一生飽きずに使えると思っています。それくらい、私にとっては最高のベーシック。食事会や大切な打ち合わせの日にも持ちますし、Tシャツとデニムにラフに合わせることも。
シーンを選ばず、トレンドを超えて愛用できて、いざというときにもこのバッグがあればどうにかなると思わせてくれる。そんな頼りがいと懐の深さも名品黒バッグならでは、だと思います」(村山佳世子さん)
Kayoko Murayama
高い審美眼で選んだベーシックアイテムを軸に、シンプルでありながら時代の空気を取り入れたスタイリングが人気。著書『一生もののおしゃれが身につく10のルール100のコーディネート』(集英社)も好評。
Instagram:stylist_murayama_kayoko
村山さん厳選、5つの「名品黒バッグ」
これから、30代・40代が黒バッグを手に入れるとしたら?スタイリスト村山さんがピックアップしたのは、今のムードをまといつつ、トレンドを超えて長く愛用できる最新名品ばかり。
The Rowの「ソフィア 10」
[ザ・ロウ]
クラシック、なのに最旬。一目で上質とわかる佇まい
「正統派でありながら、削ぎ落としたデザインと計算されたディテールが"今どきのまじめさ"を表現していてなんともモダン! モッズコートやフラットシューズに合わせて、リラックスムードで持つのも素敵です」(村山佳世子さん)
上品なつやをたたえたボックスカーフを贅沢に使用した端正な逸品。フロントのゴールド金具でロック開閉するシンプルなつくりも美しい。長めのトップハンドルなので、スマートに腕にかけられます。
Valextraの「ノーロ」
[ヴァレクストラ]
ニュアンスのある素材が表現するキレのいいきちんと感
「ミレプンテレザーと呼ばれる細かいシボ加工や、フロントの金具使いがこのブランドらしさ。あらたまったときにしか持てない? と思うかもしれませんが、例えばフリルブラウスとパンツに合わせても素敵。このバランスが、シャレ感につながっています」(村山佳世子さん)
ロングストラップでクロスボティにも、二重にすればショルダーにもなり、シーンに応じてアレンジ可能。金具にはブランドを象徴するV字が。
LOEWEの「アマソナ16」
[ロエベ]
伝統のアイコンバッグがカジュアルにアップデート!
「アマソナは以前から素敵だと思っていましたが、こんなロゴ入りのジャカードストラップがついたミニサイズが登場して一目惚れ! 長く愛用できる定番のよさに、上等な遊び心が加わった、新時代の名品です」(村山佳世子さん)
1970年代の登場以来、進化し続ける「アマソナ」。ナパレザーの上品な光沢と丸みのあるフォルムが洗練の印象を後押し。
SAINT LAURENTの「ル・マイヨン サッチェル」
[サンローラン]
クールな女性像を彷彿とさせる辛口で洗練されたムード
「サンローランといえば"かっこいい黒"を思い浮かべるほど、甘さを抑えたシャープな女性像がぴったりくるブランド。このバッグはクラシックでありながら、決してレトロにはならない、今を感じさせるさじ加減が絶妙だと思います」(村山佳世子さん)
チェーンをモチーフにした金具はマグネット式で簡単に開閉可能。中は2室に分かれ、さらに薄いポケットも3つついていて機能性も十分です。
Jil Sanderの「ゴジ スクエア バンブー スモール」
[ジル サンダー]
品格と遊び心が共存したアートのようなフォルム
「モードでありながらきちんと感もあって、このブランドが支持される理由が詰まったデザイン。どんなスタイルにも合い、さらにこれを持つことで一気におしゃれ度が上がって、今のムードになれる。そんな特別なパワーがあるバッグですね」(村山佳世子さん)
クコの実(ゴジ)をモチーフにしたトップの小さな金具がシリーズ名の由来。かっちりとしたメタルフレームが、がまぐち式に開閉するクラシカルなデザイン。
きれいめ派? カジュアル派?
2タイプから選ぶ「名品黒バッグ」
あらたまった席やオケージョンはもちろん、デイリーにも使いやすい2タイプをピックアップ。ついつい頼りにしてしまうのは、こんなデザイン。
毎日のカジュアルにも似合う
「スクエアショルダー」
J&M DAVIDSON
[J&M デヴィッドソン]
大人にちょうどいい上質なカジュアル感
かっちりとしたスクエアフォルムに幅広のストラップ、というバランスがなんとも可愛いカーフレザーのショルダー。バッグそのものが軽量設計なので、ノーストレスで持つことができるのもうれしいポイント。斜めがけで合わせるだけで、チェックのセットアップもこなれた表情に着地します。
A.P.C.
[アー・ペー・セー]
ゴールドメタルの留め具がポイントになった、クラシックな雰囲気漂うデザイン。中は3つに分かれていて、整理しやすく使いやすい。
ZANCHETTI
[ザンケッティ]
スマホやミニ財布など、必要最小限の荷物がスマートに入る縦長のクロスボディタイプ。ゴールドの金具で上部がしっかり留まるので、きちんとした印象に。
YAHKI
[ヤーキ]
レザーの美しさがきわだつよう、金具を使用せず縫製だけで仕立てたミニマルなデザイン。短めのショルダーストラップで、手持ちでも収まりよく使えます。
IACUCCI
[イアクッチ]
ベルトを通すデザインの金具がポイントになった、クラシックなデザイン。底鋲付きでちょっと置くときにも安心。背面にはマチなしのポケットあり。
BIÉDE
[ビエダ]
表側にはあえてブランドロゴではなく、緯度と経度を表す座標がプリントされたモダンなデザイン。長さ調節可能な幅広のストラップが、スポーティなムードを添えて。
VASIC
[ヴァジック]
ディテールを削ぎ落としたクールなルックスの中で、レザーのフロントパーツがさりげないアクセントに。シーンを問わず使いやすいサイズ感。
手にするしぐさまで品よく見せる
「ハンドバッグ」
ZANCHETTI
[ザンケッティ]
黒に映えるゴールドパーツが華やかなアクセント
カーフレザー×ゴールドメタルのコンビネーションとスマートな横長フォルムが、白シャツとデニムに特別感を添える。ハンドルは内側に収納可能で、付属のロングチェーンをつければショルダーとしても使えます。
Aeta
[アエタ]
ころんとした形がキュートな半円形のボストンタイプ。見た目以上の収納力があり、サイドまで大きく開くファスナーが使いやすい。ディアレザーのしっとりとしたつやも上品。
FURLA
[フルラ]
端正なフォルムでありながら、ハンドルが2つのトートバッグタイプなので、物をスマートに出し入れできます。上部はファスナー付きで安心。
MIMI BERRY
[ミミベリー]
しなやかな手触りで環境にも優しいベジタブルタンニングレザーを使用。使い込むほどに味わいが増す真ちゅうの金具がクラシカルな雰囲気。
LORISTELLA
[ロリステッラ]
きちんとした印象がありつつ傷が目立ちにくい、シボ感のある柔らかいレザーが特徴。横長のフォルムがモダンさをアピール。
VASIC
[ヴァジック]
シックな佇まいながら、マチの幅がしっかりあるので必要な荷物を無理なく収納。背面にもスリットポケットがあるのも便利
MAISON CANAU
[メゾン カナウ]
持ち手の繊細なバランスにこだわった、ボックス型ボストン。上質なスムースレザーの光沢が美しく、フォーマルからカジュアルまでシーンを問わずマッチします。
撮影/生田昌士(hannah) 魚地武大(TENT)(静物) ヘア&メイク/森 ユキオ(ROI) スタイリスト/村山佳世子 モデル/蛯原友里 取材・原文/発田美穂
※( )内の数字はバッグの(縦×横×マチ)を表し、単位は㎝です(編集部調べ)
こちらは2023年LEE3月号(2/7発売)「今、私に必要なのは「名品黒バッグ」」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2023年2/7発売LEE3月号現在)です。
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