万能アイテム【カーディガン】がこの春トレンド!絶対持っておくべき一枚からおしゃれプロのとっておきまで
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LEE編集部
2023.03.06
室内外の寒暖差や日焼け対策、コーデに物足りなさを感じたときの巻き物代わりにと、さまざまな役割を担ってくれるカーディガン。今春はこれまで以上に着映えデザインが充実し、〝主役も脇役もこなす旬服〞として再注目されています。
そこで豊富なバリエーションの中からLEE世代に最適なタイプをピックアップ。着こなし実例&おしゃれプロの推しコメントとともにお届けします!
目次
旬の着映えと着回し力が同時に叶う
この春、最初の一枚は
「ざっくりミドル丈」に決まり!
そのリラクシーなデザインは、こなれ見えはもちろん上半身のカバーや重ね着のもたつき回避にも有効! 〝今っぽいだけ〞では飛びつけない大人に寄り添います。
着てヨシ!
余裕と奥行きを感じさせるカジュアルコーデが即完成
まさに〝ざっくりミドル丈〞の見本のような、ゆとりあるサイジング&ドロップショルダーの畦編みカーデ。いつものボーダートップスにさっとはおるだけで、気負わずに旬度アップ! ニットのラフな質感がレーススカートの甘さをほどよくセーブし、カジュアルな中にも大人の可愛げが香る着こなしに着地します。
Point!
体のラインを拾わずほどよい着映えが叶うゆったりシルエット&ざっくりとした編み地
Point!
気になる腰まわりがすっきり隠れる安心のミドル丈
チラ見せしてヨシ!
コートからちらりとのぞかせてレイヤードに軽快さをプラス
トレンチコートとシャツの間にはさんだのは、見た目にも着心地にも清涼感のあるクリーンな白。重ねているはずなのに軽やかに映り、全身の印象にメリハリが生まれます。
巻いてヨシ!
同系色ニットの上からくるり。ワントーンに小粋さが増して
上半身のシルエットに変化をつけるイメージで、同色のプルオーバーニットの上からカーデを肩にふわっとひと巻き。ニュアンスカラーの着こなしも単調にならず、顔映え効果もぐんとアップします。色みをつなげれば、ツインでなくても応用できるテクニックです。
VARIATION
1.ムラ染めでさりげなくコントラストをつけた、ダスティオレンジの畦編み。背面に縦に入った編み地の切り替えが、すっきりとした後ろ姿を演出。¥12980/シップス インフォメーションセンター(シップス エニィ)
2.肉厚でもっちりとしたモカ色のリブニットに、大粒のパール風ボタンが映えて。前後差のあるコクーンシルエットが腰まわりを優しくカバーしてくれます。¥15400/ジャスグリッティー プレスルーム(ジャスグリッティー)
3.ふんわりとした風合いのカシミヤ混ウールと、淡いピンクの組み合わせ。風を通しにくい厚みのリブ編みも好ポイント。¥33000/ゲストリスト(ハウント/ハウント代官山)
4.アラン編みなど数種類のパターンで編み立てた一枚は、縦にスッと落ちるボディとボリューム袖の対比が秀逸。初夏まで使えるドライな着心地のリネン素材を使用。¥36300/カレンソロジー 二子玉川(カレンソロジー)
5.ゆとりがありつつも、肩まわりがコンパクト見えするダスティブルー。[商品コード:406602]¥16500/LEEマルシェ(12closet)
ダスティブルーのカーディガンはLEEマルシェで買えます!いろんな着こなしアレンジができるうえに、華やぎもプラス。そんな〝ちょい派手カーデ〞を味方につければ、時間に余裕がない日も上手に決まります。30代・40代ママにオススメの、絶対使える3タイプを厳選!
絶対使えるのはこれ!
ビビッドカラーのカーディガン
エブール フォー ロンハーマン
蛍光イエローを少しダスティに寄せた発色が大人向き。太畝リブの凹凸がきわだち、身幅にゆとりがありつつもすっきり見える。
@ママ友ランチ
肩まわりに小さくきかせて柔和な白のワントーンを快活に
この春多く見かけるのは、パキッとした原色よりもほんの少しくすみを感じるきれい色。淡色コーデにもすんなりなじみ、小面積でも好感度の高いさし色効果が期待できます。ママ友からも好印象が得られそう!
@保護者会
マニッシュなシャツ+パンツに親しみやすさが宿る
イエローにベージュ、そして白。優しいグラデ配色でまろやかに。
@公園遊び
鮮やかなウエストマークで公園カジュアルをキレよく
コーデにおしゃれなメリハリがつくだけでなく、キャップやリュック、スニーカーなどスポーティなアイテムとチェック柄スカートの中和役も兼任!
絶対使えるのはこれ!
ボーダーのカーディガン
ヒューマンウーマン
袖口や首後ろにポイントカラーを添えた、白×ネイビーのボーダー柄。バスクシャツが定番のボーダーも、カーデならコーデの幅がさらに広がります!
@子どもとお買い物
アクティブさが増す“肩巻き”には重心アップ効果もあり
まずはストール感覚で無造作に肩に巻いて。相思相愛でおなじみのボーダー×デニムも、アイテムや着こなし方が変わればぐんと新鮮に仕上がります。
@習い事の送迎
よそ行きワンピにはおってデイリー仕様に
上品ワンピを〝ほどほどのきれいめ感〞に見せたい日こそ、ボーダーのカジュアルさを拝借。クラシカルなスカーフを巻いて、相乗効果でフレンチっぽさを高めても素敵です。
@遊園地
スポーティな小物を合わせてカジュアルを更新!
カジュアルにまとめてもどこか可愛らしく。
絶対使えるのはこれ!
ニットツイードのカーディガン
ザ シンゾーン
ツイードジャケットのクラシカル感とカーデの気軽さのいいとこ取り。カジュアル派も着やすく、配色を選ばないモノトーンも◎。
@家族でディナー
フリル衿や赤小物。フレンチな甘さでドレスアップ
存在感ある小物を受け止めてくれるのも、ニットツイードのよさ。クリーンなホワイトデニムを合わせ、大人の甘さを軽やかに楽しんで。
@参観日
爽やかなシャツを仕込んで一歩先のシックコーデへ
ブルーシャツをはさみ、小粋な抜け感を。着崩しても上品さはそのまま!
@ひとり時間に美術館へ
あえてのチラ見せが、こなれ感の演出に一役
重ね着してスパイスのようにきかせれば、洒落感たっぷりなテイストMIXに。
万能かつ旬ながら、選び方を間違えるとどこか貧相に映ってしまうアイテムなのも事実。そこでLEE編集部が信頼をおくおしゃれプロたちに、大人に似合うとっておきの一枚を伺いました!
スタイリスト徳原文子さん賞
REMI RELIEF(レミ レリーフ)の
ノンストレス綿麻プレーティング天竺カーデ
「〝ノンストレス〜〞という名前どおりの着心地のよさに即決! どことなく女っぽさを感じる、ゆったりとしたサイジングにも惹かれました」(徳原文子さん)
薄く柔らかな綿麻カットソーを使用したオーバーサイズは、着用時の落ち感がきれい。生成りの身頃と、前立てや袖口、裾のグレーのさりげない配色も、小粋さに一役買って。
ライター栗田瑞穂さん賞
unfil(アンフィル)の
カシミヤ&ペーパーリブニットカーディガン
「春らしさがありつつ、甘くならないライラック色が大人のさし色に最適。お尻が隠れる着丈もありがたいです。まずはチノパンと合わせたい!」(栗田瑞穂さん)
しなやかさとシャリ感を備えたカシミヤ×ペーパーの混紡素材。アームホールと袖幅が広く、バスクシャツのような厚手トップスともスマートに重ね着可能。
ライター鈴木絵美さん賞
DEMYLEE×Lucy Laucht(デミリー×ルーシー ラット)の
ハルカ カーディガン
「畦編みのざっくりとした風合いとゆとりのある身幅のおかげで上半身の肉感がまったく気にならない!流行に左右されず長く愛せそう」(鈴木絵美さん)
長すぎず、短すぎない着丈。ボタンを閉じて着ると裾まわりに生地がふんわりとたまり、横&後ろ姿に洒落た存在感が。
スタイリスト徳永千夏さん賞
ebure(エブール フォー ロンハーマン)の
ロンハーマン別注ライトシルクコットンニットカーディガン
「蛍光色なのに上品見えするというありそうでなかった派手色カーデ。肩にかけたり、ジャケットからのぞかせたり、妄想が広がります」(徳永千夏さん)
素材はしっとりなめらかな肌触りときれいな表面感が特長のコットンシルク。余裕を持たせた身幅×短丈で、今季らしいミニマルさを演出。
スタイリスト石上美津江さん賞
Traditional Weatherwear(トラディショナル ウェザーウェア)の
チルデンVネックカーディガン
「着るだけでコーデが決まるトラッド好きにもってこいな一枚。春はストライプシャツやロゴTなど、柄物のトップスに重ねたいです」(石上美津江さん)
優しげ配色と心地よいコットン混素材で、春仕様に更新したロングセラーモデル。
スタイリスト福田麻琴さん賞
UMEDA(ウメダ)の
12G CARDIGAN
「形、素材、着心地の細部にまでこだわりが感じられ、久しぶりにうなった一枚。あまりによすぎてクルーネックも追加購入しました!」(福田麻琴さん)
昨秋「10年ニット」をコンセプトにデビューした、新潟のニット専業ファクトリーによるブランド。上質なウールを用いた2型、2色、3ゲージのみというストイックな商品展開も話題。
スタイリスト高橋美帆さん賞
Oblada(オブラダ)の
タイニーカーディガン
「カーデと同色のカットソーを中に仕込んだり、奥行きのあるレイヤードができそう!と一目惚れ。綿100%で気軽に洗えるのもうれしい」(高橋美帆さん)
スタジャン風の衿デザインやスナップボタンでスポーティなアクセントをほんのりときかせ、長めのカフス&裾でメリハリをつけた短丈。シンプルにデニムに合わせるだけでもこなれ見え。
ライター榎本洋子さん賞
SLOANE(スローン)の
コットン畦Vネックカーディガン
「鮮やかでスタイリッシュな発色とリラクシーなシルエットのバランスがお見事。マキシワンピにはおって〝ゆるっと感〞を楽しみたいです」(榎本洋子さん)
パキッとしつつも強すぎない、大人に合うピーコックブルーに、真っ白なボタンが映えて。コットン100%のニット素材は涼やかな肌触りで、より元気な色が着たくなる夏も活躍してくれそう。
撮影/森脇裕介(人物) 坂田幸一(物) ヘア&メイク/廣瀬浩介 スタイリスト/大谷玲奈 モデル/辻元 舞 取材・原文/鈴木絵美
こちらは2023年LEE3月号(2/7発売)『この春、「カーディガン」が完全復活!」』に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2023年2/7発売LEE3月号現在)です。
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1983年の創刊以来、「心地よいおしゃれと暮らし」を提案してきたLEE。
仕事や子育て、家事に慌ただしい日々でも、LEEを手に取れば“好き”と“共感”が詰まっていて、一日の終わりにホッとできる。
そんな存在でありたいと思っています。
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