【家づくり体験談】夫やパートナーの言動にモヤッ!「丸投げ」「意見が対立」建築士・YouTuber げげさんがアドバイス!
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2023.03.03
家づくりを進める中で、夫や彼、パートナーの言動に「モヤッとした」という声が続出!
読者のリアルな体験談から、建築士・YouTuberのげげさんに、回避のためのアドバイスをうかがいました。
教えてくれたのは… 建築士・YouTuber げげさん
株式会社gege代表。積水ハウスにて住宅・店舗設計を経験後、独⽴。家づくりの仕組みを誰にでもわかるようにルール化したYouTubeチャンネルが話題に。著書に『後悔しない家づくりのすべて』(サンクチュアリ出版)
YouTube:@gegeinc
パートナーの言動にモヤモヤ01
意見がなくすべて丸投げ…
● 基本的に「任せる」「いいんじゃない」と丸投げ。やる気はないの?と不満。
(LEEメンバー たまこさん)
● 夫はコストの高いものを選ぶのが苦手。俺はわからないから勝手にやってくれという態度だったので、一緒に家づくりをしたかったけれど叶わなかった。転勤をせずに定住するためにもこの数年でマイホームを買わないと!と思っていたので、マンションや建売りなどで、実物を見せて夫を説得しました。
(LEEメンバー NYCさん)
● 家づくりをほぼ任せてもらえたのはよかったけれど、「好きにしていいから俺は手伝わない、責任を持ってやれ」という態度の夫。時間がかかれば「まだ終わらないの?」、努力してコストを抑えたのに「高い!」など、一切手伝わないのに文句ばかり。完成後も無反応で、頑張ったかいがまったくなく、不満だらけでした。
(LEEメンバー ひなたさん)
げげさんが解説!回避するには・・・
役割分担をすることでまったくかかわらない事態を回避
事前にパートナーと役割分担をしておくのがおすすめ。決めるべき項目と担当者をスプレッドシートなどにまとめてみましょう。
ただし、片方に丸投げですべて任せるのではなく、お互いに意見を出しつつ最終決定を行うのが担当者という認識で。責任の所在がはっきりするので、まったくかかわらないという事態は回避できるはず。
担当は場所ごとに決めるとスムーズですが、LDKのようなひと続きの場所は1人で担当すると統一感が出やすくなります。
パートナーの言動にモヤモヤ02
こだわりが強すぎる!
● 床の色をどうするか夫婦で意見が対立。結局はメーカーから、場所によって床の色を変え、雰囲気をチェンジするという提案を受け、落ち着いてよかった。
(LEEメンバー さっちゃんさん)
● お金に関してきちんとしている人なので、希望を諦めるように言われることが多かった点にモヤモヤ。しっかりしている人でよかったとは思うんですけどね……。
(LEEメンバー さわさん)
● 夫がどうしても置くといって聞かなかったお高いソファ。大きなソファはせまいわが家ではかなり目立つため、その他の家具もこのソファのテイストに左右されてしまう。いまだに目に入るたび少々複雑な思いが……。
(LEEメンバー ムーンさん)
げげさんが解説!回避するには・・・
客観的なデータや数値で説得第3者を味方につけても
よく男性は理屈で考え、女性は感覚的だと言われますが、家づくりにも当てはまることが多い。
例えばソファなら「リビングの面積に対して◯%を占めているので大きすぎる」などと、客観的な視点と数値を見せると説得しやすいことも。設計士さんなどに相談して、そういったデータを出してもらうのも手。
2人での話し合いがうまくいかない場合は、第3者に意見をもらうのも賢明な判断だと思います。
げげさんの家づくりポイント!家族(夫婦)で役割分担
例えば、夫が性能、リビング担当妻がデザイン、水回り担当など。
(注:「独占権」ではなく「主導権」のイメージ)
家づくりは、パートナーシップが表面化する。打ち合わせがスムーズに楽しく進む場合は、役割分担がうまくできている傾向。協力しやすい仕組みをあらかじめ作っておこう。
イラストレーション/須山奈津希 取材・原文/野々山 幸
こちらは2023年LEE3月号(2/7発売)『LEE編集部スタッフの家づくり奮闘記』に掲載の記事です。
出典:図表はすべて『後悔しない家づくりのすべて』(サンクチュアリ出版)より
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